現れろ、No.15!
運命の糸を操る地獄からの使者。漆黒の闇の中より舞台の幕を開けろ!
ギミック・パぺット-ジャイアントキラー!
No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラーとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。
アストラルの記憶のピースとされるモンスター・エクシーズ、ナンバーズの1枚。【スキドレ墓守】ではなく、パペットモンスターデッキを使用するIV(フォー)が所有するファンサービスの境地。
エクシーズ・効果モンスター
※公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」第16回による
ランク8/闇属性/機械族/ATK 1500/DEF 2500
レベル8モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
フィールド上に存在するこのカード以外のモンスターエクシーズを全て破壊する。
破壊したモンスターの攻撃力の合計分のダメージをそのモンスターのコントローラーに与える。
オーバーレイ・ユニットを1つ使うことで、フィールド上に存在する自身以外のモンスター・エクシーズを全て破壊し、プレイヤーに破壊したモンスター・エクシーズの(フィールド上に存在する時点での)攻撃力分のダメージを与える効果を持つ。
IV(フォー)vs鉄男vs等々力(委員長)のデュエルで初登場。
「ギミック・ボックス」と「ギミック・パペット-スケアクロウ」をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚される。
その効果で鉄男の「ブリキの大公」、委員長の「ワクチンゲール」を破壊し、2人にそれぞれダメージを与えた。その後、「ギミック・パペット-ベビーフェイス」の効果で破壊したモンスターを復活させて再び効果を発動、もう一度ダメージを与えてまとめて2人を倒してしまった。
それでも満足しないIVは、2人に攻撃、さらに2人の墓標を立てた(死亡したというわけではない)。
III(スリー)&IV(フォー)vs遊馬&カイト戦でも登場。
「ギミック・パペット-ボム・エッグ」と「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」をオーバーレイ・ユニットにエクシーズ召喚。
効果で遊馬の「No.39 希望皇ホープ」を破壊、遊馬にダメージを与えたが、「ダメージ・メイジ」の召喚トリガーとなりライフを回復されてしまったため、ダメージの意味はなかった。その後、ナンバーズの戦闘破壊耐性を生かして、「アタック・ギミック」(鞭)を使用して「フォトン・クラッシャー」に攻撃したが、遊馬の「攻撃の無敵化」に妨害された。
最終的に、「CNo.39 希望皇ホープレイ」にばらばらに切り刻まれ戦闘破壊された。
IV(フォー)vs凌牙(シャーク)戦でも登場。
「ギミック・パペット-マグネ・ドール」と「ギミック・パペット-ギア・チェンジャー」をオーバーレイユニットにエクシーズ召喚された。
効果で「潜航母艦エアロ・シャーク」を破壊、さらにダイレクトアタックを仕掛けたが、「バブル・ブリンガー」で防がれた。その後、「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」に戦闘破壊され、さらにシャーク・ドレイクの効果で連続攻撃の標的になりそうになったため、チェーンして発動された「ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー」のコストとして墓地から除外された。
その後の動向はよくわからないが、WDC終了後は遊馬(アストラル)が所持している。
No.96とのデュエルの影響でアストラルが遊馬の前から姿を消す際、アストラルから遊馬へナンバーズが託された。その後、遊馬たちを助けるためトロン一家の三兄弟が現れた際、遊馬からIVへこのカードが渡された。
そして、シャークとタッグでのVSクラゲ先輩で再登場。
「ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー」と「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」をオーバーレイ・ユニットにエクシーズ召喚。効果でクラゲ先輩の「No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン」を破壊してダメージを与えたのだが、ステルス・クラーゲンの効果によって「ステルス・クラーゲン・エフィラ」2体が展開されてしまった。さらにこのカードの効果でエフィラ2体を破壊したが、再びステルス・クラーゲンとエフィラ1体が復活。破壊されるたびに復活するクラゲの前に決定打を与えられなかった。
その後、「ジェリー・レイン」でこのカードの属性を水属性に変更され、ステルス・クラーゲンの効果で破壊された。
最終的に、「傀儡儀式-パペット・リチューアル」の効果で特殊召喚され、「ギミック・パペット-ナイトメア」特殊召喚のためにリリースされた。
バリアン七皇のリーダー、ナッシュとなってしまった凌牙を取り戻すため、ナッシュとデュエルを行った際にも登場。
先攻1ターン目に「ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ」と「ギミック・パペット-ギア・チェンジャー」をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚。装備魔法「ギミック・シールド」を装備することで攻守を入れ替え、さらにナッシュにダメージを与えたが、次のターンに「No.101 S・H・Ark Knight」の効果で、No.101のオーバーレイ・ユニットにされてしまった。
しかし、IVは「オーバーレイ・ダーク・リンカーネーション」でオーバーレイ・ユニット状態のこのカードを取り返し、「RUM-アージェント・カオス・フォース」によって「CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラー」へとランクアップした。
攻撃名は「ファイナルダンス」、効果名は「デストラクション・キャノン」(「デストラクションカノン」とも)。
記事最上部にあるのはVSクラゲ先輩戦でエクシーズ召喚された際の口上。初登場時(VS鉄男&等々力)の口上は「現れろ、No.15! 地獄からの使者、運命の糸を操る人形…。ギミック・パペット-ジャイアントキラー!」。
見た目は巨大な男性の姿をした人形で、後ろの箱に寄りかかるように座っている。後ろの箱から伸びるアームに取り付けられた糸で腕を吊り下げられており、それを用いて操る。公式サイト「モンスター・エクシーズ図鑑」では確認できないが、アニメでは後ろの部分にこの人形を動かす別の人形が存在することが確認できる。ちなみに、下にキャスターがついているので移動の際も便利。
自身の数字の刻印は、人形の額の装飾の部分にある。効果発動時のオーバーレイ・ユニットもここに吸収される。
効果でモンスター・エクシーズを破壊する際は、両手から出た糸で相手モンスターを操り、自身の胸部を開いて現れた穴にモンスターを入れて破砕する。その後胸部から砲台が現れ、それで相手にダメージを与える。
モンスターがバラバラに粉砕される姿は見様によってはトラウマもの。そのレベルはトロンが規制をかけるほど。
アニメ版のこのカードはOCGとイラストが異なり、荒野のような背景が描きこまれている。アニメ本編でもいくつか見られる場面はあるが、公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」第16回でこのカードが特集されているので、そこで確認するのが一番見やすい。
使用しているのはIV(フォー)だが、No.4ではない。しかし、15を1と5に分けるとそれぞれI、Vとなり、組み合わせてIVとなる。
「Vジャンプ 2012年4月号」(2012年2月21日発売)の付録カードとしてOCGに登場。正面からのちょっぴりセクシーなアングル。
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/闇属性/機械族/ATK 1500/DEF 2500
レベル8モンスター×2(1):自分メインフェイズ1に、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
破壊したモンスターがXモンスターだった場合、さらにそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。
破壊対象が、特殊召喚されたモンスターであればなんでも良くなったが、代わりに破壊できるのは1体のみに限定された。また、ダメージ効果は「元々の攻撃力」を参照するようになった。ほかのナンバーズ同様、ナンバーズでしか破壊できない効果も削除された。
特殊召喚は大抵のデッキで使用されるので、破壊対象に困ることは少ない。シンクロ召喚をはじめ、特殊召喚に依存するデッキは多い。
エクシーズモンスターを破壊すればダメージも与えられるが、完全に相手に依存することになる。今後、猫も杓子もエクシーズ、という時代が来れば、効果も使いやすくなるだろう。
実際、テラナイトや先史遺産など、エクシーズ召喚を多用するカテゴリーは続々と登場したため、そういったカテゴリーを主体とする相手であれば、このカードの活躍も見込める。
ただ、エクシーズ主体のデッキが相手の場合でも、レベル5以上のモンスターの特殊召喚を封じる「ヴェルズ・オピオン」を無理なく投入できるヴェルズラギアが相手の場合、ランク8のこのカードを間接的に封じられてしまうほか、EMEmのような怒涛の大量展開からのワンショットキルを得意とするデッキの場合、このカードを出す暇もなく押し切られることもある。「交響魔人マエストローク」や「幻獣機ドラゴサック」のような破壊耐性持ちも苦手。
攻守は控えめな数値。攻撃力は下級モンスターにも劣る数値なので、戦闘での活躍はあまり期待できない。そのくせ「奈落の落とし穴」にはかかってしまう。守備力はそこそこ高いので、総攻撃するとき以外は壁として守備表示にしておくといいだろう。また、月並みではあるが、ナンバーズを戦闘・効果破壊から守る「ナンバーズ・ウォール」と併せて使用するという手もある。
素材の要求はレベル8モンスター×2。レベル8であれば強力なモンスターが多く、エクシーズ召喚しないほうが良い状況も多い。また、同じランク8には、攻撃力が高く、破壊範囲も広い「聖刻神龍-エネアード」と、守備力が非常に高く、バウンス効果を持つ「森羅の守神 アルセイ」が存在する。エネアードはリリースを必要とするため、特殊召喚されたモンスターを破壊したい場合は、エネアードよりこちらが優先される。
アルセイのほうはデッキへのバウンスという非常に強力な除去効果を持つが、一度に除去できる枚数が少ないため、1ターン内で多くのモンスターを除去したい場合には、こちらが必要になるだろう。
効果は悪くないが、攻撃力の低さと素材の要求が厳しいのがネック。もしこのカードを活用する機会ができた場合は、効果を無効化された時や、強引に攻撃表示に変更された時に備えて、RUMや「和睦の使者」などでアフターケアを行えるようにしておきたい。
「重爆撃禽 ボム・フェネクス」とはそこそこ相性がよく、「チェーン・マテリアル」・「フュージョン・ゲート」のコンボなどで特殊召喚したボム・フェネクス2体の効果を使用した後に、2体をこのカードの素材にしてエクシーズ召喚してダメ押しを図ったり、このカードの効果を「エフェクト・ヴェーラー」などで止められた場合に、このカードと炎族モンスターでボム・フェネクスを融合召喚したりと臨機応変な動きをすることができた。
しかし、ボム・フェネクスがノーデン1キルデッキの火力として利用されるようになり、2015年1月に制限カードとなったため、このような運用は難しくなっている。
効果は1ターンに2回まで使用できるが、素材は2体なので、「No.19 フリーザードン」などを使用しない限り、この記述に大きな意味はない。
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最終更新:2024/04/20(土) 11:00
最終更新:2024/04/20(土) 11:00
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