No.19 フリーザードンとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。
エクシーズ・効果モンスター
※公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」第17回による
ランク5/水属性/恐竜族/ATK 2000/DEF 2500
レベル5モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
このカード以外のフィールド上に存在するモンスターエクシーズ1体を
エクシーズ召喚した素材カードが墓地に存在する場合、
その素材カードをそのモンスターのエクシーズ素材として元に戻す。
アストラルの記憶のピースとされるエクシーズモンスター、ナンバーズの1つ。
レベル5モンスター2体を素材とし、ナンバーズ共通の「ナンバーズはナンバーズでなければ倒せない」効果、オーバーレイ・ユニットを1つ使うことでほかのエクシーズモンスターのエクシーズ素材を復活させる効果を持つ。
登場したのは遊馬&シャークVS陸王&海王戦、海王が使用した。
「待機の氷洞」でレベルが5となった「リーゼント・ブリザードン」と「メンチ・アイスバーグドン」をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚される。
既に素材を使い切った、陸王の「No.61 ヴォルカザウルス」の素材を復活させ、再び効果を使えるようにした。
その後、シャークがヴォルカザウルスを対象にして発動した「ヘイト・クレバス」の対象を「強制変移」でこのカードに移し、このカードが身代わりとなる形で「ヘイト・クレバス」に破壊された。
19をひっくり返すと61となり、陸王の使用した「No.61 ヴォルカザウルス」のナンバーになる。効果のほうも、ヴォルカザウルスの強力な破壊・ダメージ効果をこのカードで補助するという役割分担ができている。ある意味で、フリーザードンとヴォルカザウルスの2枚も「絆」や「友情」を象徴するカードなのかもしれない。まあ、悪役だが。
本編中の字幕などでは「No.19 フリーザードン」だったが、アニメ公式サイトのモンスター・エクシーズ図鑑では「No.19 フリザードン」と表記されている。当初はどちらが正しいかはっきりしなかったが、フリーザードンの方でOCG化されており、後に公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」でカード画像が確認できた際もフリーザードンであったので、モンスター・エクシーズ図鑑のほうが誤表記であると思われる。
自身の数字の刻印は右胸にある。また、所有者に現れる刻印は、海王の場合左腕のひじの辺りにあった。
カード名は「フリーズ」(freeze,凍結する)または「フリーザー」(freezer,冷凍庫)と「リザード」(lizard,トカゲ)と、恐竜の名前などに用いられる「…の歯」という意味の「ドン」(don)をあわせたものだと思われる。恐竜さんだドン!
決して「フリーザー」と「リザードン」の融合とかではない。
「デュエリストパック-遊馬編-」(2011年10月15日発売)でOCGに登場。
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/水属性/恐竜族/ATK 2000/DEF 2500
レベル5モンスター×2
(1): 1ターンに1度、自分のXモンスターがX素材を取り除いて効果を発動する場合、取り除くX素材1つをこのカードから取り除く事ができる。
ナンバーズ共通の効果が削られたほか、素材を復活させる効果が素材を肩代わりする効果に変更されている。
「インヴェルズ・ローチ」などの優秀なエクシーズモンスターの効果の使用回数が増えるのはうれしい。
だが、素材の指定がレベル5モンスター2体と少々厳しい。また、効果も単体では意味を成さず、ほかのエクシーズモンスターを同時に並べなければ意味がない、というのも難点。このカードのためにレベル5のモンスターを揃えるギミックを取り入れるくらいなら、使用したい効果を持つエクシーズモンスターの2体目、3体目を呼び出すための手段を用意した方がいいのが現状である。
ほかのランク5のエクシーズに比べ、攻撃力が低く攻撃での活躍があまりできないのも若干気になる。一応、守備力はそこそこ高く、「スターダスト・ドラゴン」をはじめとする2500までのモンスターなら止められる。
ランク5には「始祖の守護者ティラス」、「No.61 ヴォルカザウルス」といった優秀なエクシーズモンスターが存在するので、それらを差し置いてこのカードが投入される可能性は低いだろう。
今後、強力な効果を持ち制限カードに指定され、2体目、3体目を用意するのが困難なエクシーズモンスターが出て、その効果を何度も使用したい、という状況ができればこのカードの採用率も上昇する……かもしれなかったが、後に「エクシーズ・ユニット」、「オーバーレイ・リジェネレート」といった素材代用が可能なカードが多く登場し、素材代用で活躍する可能性も急速に減少していっている。
一応、ランク5・水属性で素材に縛りのない唯一のエクシーズモンスターであるため、「FA-クリスタル・ゼロ・ランサー」を使用する場合に、その踏み台に使うことができる。しかし、裏を返せばそれ以外の使い道がほぼないと言ってもよいため、エクストラデッキを圧迫してしまうという欠点がある。
「エクシーズ素材を取り除いて効果を発動する場合」だが、既にエクシーズ素材が0であり本来発動できない状態のエクシーズモンスターでも、このカードのエクシーズ素材を代用して効果を発動できる。
だがあくまでも「効果を発動する場合」なので、「ガチガチガンテツ」のような永続効果によって取り除く効果の肩代わりにはできない。
また、取り除くこと自体が効果の「始祖の守護者ティラス」、「No.30 破滅のアシッド・ゴーレム」の肩代わりにもできない。
「エヴォルカイザー・ラギア」のように1度にエクシーズ素材を2つ取り除く場合の処理については、
エクシーズ素材1つを2つ分の代用で取り除くことはできず、また2つを取り除き2つ分の代用とする事もできない。
なお、「エヴォルカイザー・ラギア」の効果発動を代用しようとする場合、自身と「エヴォルカイザー・ラギア」のエクシーズ素材を1つずつ取り除く事になる。
このカードが紹介されたVジャンプでは「絶対零度の「No.」!!」と紹介されていた。
アニメ版そのままの効果であれば、素材1つで2つ分以上となれるだけ、もう少し活躍の場があったのかもしれない。
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最終更新:2024/04/25(木) 08:00
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