RPGツクール4 単語

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アールピージーツクールフォー

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RPGツクール4とは、2000年プレイステーションで発表された最後のPS版ツクールシリーズである。

また、このシリーズから販売元がエンターブレイン表記へと移る。開発アジェンダ。
本筋のシリーズでは初めて空想科学から開発が変わったシリーズである。 

概要

属性の追加、シリーズ初のサイドビュー戦闘実装FF式)、召喚ムービー演出の追加……。
などなど、意欲的な要素が取り込まれた新しいRPGツクールであった。
が、これだけ新要素が増え、より内容にひと味違う深みを加えることが出来る痒いところに手が届くツクール

……のはずだが、ツクラーからの評価は恐ろしく低く、クソゲー扱いされている。

理由を簡単にいえば「バグが多い」「ダンジョン自由につくれねぇ」「詰めが甘い」の三点である。

ただし、それだけでクソと切り捨てるには惜しい部分も多く存在する、惜しいツクールでもある。

これは酷いツクール4

本当にツクール4はただのクソゲーなのか?

このようにとても評価の低いツクール4であるが、内容自体は3の続編だけあっていろいろパワーアップされている。
バグと容量の問題さえなければ3よりも出来ることの幅は大変広い。 

第一に属性の出現は大きく、3のジャンケンみたいな3すくみタイプよりも幅が広くなった。
個数制限こそあれど、十分に数が備わっており、名前を一応変えられるため自由度も高い。
くわえて、3は設定された属性にはデフォルトで得意・不得意が設定されている。
が、4は敵・味方全てに属性を付けられるうえ、複数の属性設定も出来るようになった。
ただし同属性がかち合うと前述のように回復してしまうため、基本的に弱点での利用がオススメであろうか。 

キャラチップは前作に負けず劣らず種類がかなり豊富である。
中にはケットシー・二本足のモグラ(工事現場のオッサンみたいな格好をしている)などもあり、タイプも様々。
しかもこれらをサイドビュー戦闘に参加させることも出来るので、面パーティー構成に設定することも可
つまり、赤ちゃんモンスターへ攻撃している場面など、シュールも作ることが出来るのだ。
キャラの顔グラも後の洋ゲーチックなものとべればまぁまぁの出来であり、悪くはない。

さらに、今までのツクールで待望視されていたアイテム解説文入が始めて実装
また主人公に限って、メッセージ名前を表示させることも可になった。ただし主人公だけなのが難点でもある。

アイテムの効果自体もかなり広がり、特にアクセサリーは付けられる機が大きく拡されている。
また、本作は初のサイドビュー戦闘ながらシステム完成度はそれなりに高く、かなりテンポも良い。
FFのようにアクティブウェイト変更は不可能だが、サクサクバトルが進んでいく。
3はロードがない代わりにもっさりした印なだけに、ここだけはツクールシリーズ随一だというも。

魔法エフェクトに、デフォルト素材として初の3DCGムービーを導入した。
デフォルトなので映像の編集は不可だが、色変化で種類の演出をすることは十分出来る。
従来の戦闘アニメは10までフレームを増加することが可で、編集出来る演出も増えた。

他にも召喚獣システム(上記の3DCG限定の魔法)、複合魔法など、スキルの種類もシリーズの中でもかなり豊か。
さらに必殺技は前作のようにHP消費固定ではなく、APという第三のゲージとの選択性が導入された。 

ただし、上述の駄ポイントが足を引っっていることで、長編を作るのはまず理といっていい。
が、これらの制限を理解したうえで、それを逆手にとった作品を作ればとんでもない名作を作ることも可である。
特にさっきも述べたように戦闘シーン完成度はかなり高い。

後に発表されたRPGツクール2003RPGツクール(PS2)などのデフォルトサイドビュー戦闘ツクールはある。
だが、それらは未だに4の戦闘システムえていないと言っても、過言ではないだろう。

ツクール4の見所!

つまりそれを箇条書きすると大体こんな感じである。

つまりツクール4はバグデバッグ不足など一部の不具合や痒いところに手の届かないポイントが惜しいという、まぁ実際ツクール的に問題がある部分こそあれど、やれば出来る子なのである!

というよりポテンシャル自体は決して低くないので、場合によっては前作にして完成形と言われるツクール3よりも出来ることは多かったりする。
しかし基本的には容量不足でやってられないことだけがとにかく悔やまれる。

関連動画

だが、そんなツールをこよなくする者もいた!

ツクール4布教のため、うp主復活む。

また、ツクール4の惜しさをりつつも良さをってくれているルーツ氏の実況動画

サイドビュー戦闘の面さはここで感じろ!

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