RPK軽機関銃 単語

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RPK軽機関銃とは、ソビエト連邦軍が採用した軽機関銃である。
ロシア語ではРПКエルペカー;ручной пулемёт Калашникова(ルチノーイ・プリミョート・カラーシニカヴァ)の略であり、直訳すると「カラシニコフの手持ち機関銃」となる。

概要

ソビエト連邦軍は1950年代を通じてRPKの先輩である「RPD機関銃」を使用していた。しかし、RPDベルトリンク(弾帯)給弾であるため、他の兵士が使うAK-47などの7.62mm弾を即座に使いまわすことが出来ず、互換性に欠けている。戦場で弾が切れた時の事を考えると恐ろしい話である。

そこで善策としてAK-47の弾倉(マガジン)を共有することが出来る「RPK軽機関銃」がRPDの後継として開発・採用されることになった。ベースAK-47であるAKMを使用し、弾丸の初速をアップさせて飛距離を伸ばすため身を延長し、身の先端にはせたり、塹壕に設置するためのバイポッド(二脚)が付いている。機関銃特有の連続射撃に耐えられるよう本体のレシーバーの厚みを1ミリから1.5ミリに変更し、補強用のリブを追加するなどして耐久性を向上させている。ストック床)は射時に左手を添えられるように大のものに変更されている。

弾倉は通常のAKに使われる30連マガジンを共有できるほか、RPK用の45連マガジン(AKのマガジンを延長し多くの弾を格納できるようにしたもの)や75連ドラム弾倉などがある。但しドラムマガジンは複雑な構造ゆえ、度々トラブルが発生するため、兵士の間で評判が悪く、小口径の5.45x39mm弾を使用するRPK74にはドラムマガジンが存在しない。一般的な機関銃較するとベルトリンクでないこともあり装弾数は少ないが、マガジンはポーチやポケットなどに入れて持ち運べる為かさばりにくく、味方兵士の間で弾倉の使い回しが出来るというメリットがある。

映画ではコマンドーブラックホーク・ダウンゲームではメタルギアソリッド ピースウォーカーCall of Duty:Black OpsARMA2(RPK74)などで登場しており、AK-47(AKM)同様中東などでゲリラが使っている印が強いである。特にCall of Duty:Black Opsに登場するRPKは反動が大きく精度が悪く、他の機関銃べると弾数は少ない部類に入るなど使い勝手が悪く、「産廃」扱いされており、それが逆にプレイヤーの間で反を呼んでおり、知名度が急上昇した。

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RPD機関銃・・・RPKの先輩ベルトリンク(弾帯)給弾なので100発とか200発とかとにかくたくさん撃てる。
(ただしランボーみたいに撃ちまくると身が加熱して使い物にならなくなるのはお約束
弾数を取るか互換性を取るかはあなた次第。


RPK74・・・RPKは7.62ミリ弾を使用するAKMをベースにしているが、こちらは5.45ミリ弾を使用するAK-74ベースにしている。
最大の特徴は使用弾薬を7.62mmから5.45mmに変更したもの。外見はRPKとあまり変わらない。 

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