SCP-5412とは、シェアワールド創作作品群『SCP Foundation』のオブジェクトである。
SCP-5412 | |
基本情報 | |
---|---|
OC | Safe |
収容場所 | サイト-51 |
著者 | DrAkimoto |
作成日 | 2020年7月22日 |
タグ | 外部エントロピー 容器 液体 食物 |
リンク | 原語版 日本語版 |
SCPテンプレート |
SCP-5412は、一見すると銀色に塗装されたただのビール樽である。しかし、ビール生産の反復サイクルを持続させる異常性を持ち、無限にビールを生成することができる。それだけ聞くと何も危険は無いように思えるが、生成する量は毎分65,708リットル。さらに放出されるビールには413,000kPaもの圧力がかかっている。水は加圧すれば物体を切断することができ、ウォータージェットとして利用されているのは有名な話。もし、加圧された水を人がまともにくらってしまったら、言うまでもなく危険である。
SCP-5412は、モントクレア州立大学の学生3名によって作成・活性化された。映像記録に活性化される詳細な課程が残っており、学生たちが面白半分で古代北欧の儀式を再現してしまったことが原因であることが分かる。本来はビールや蜂蜜酒の供給量が少ない時期に、樽を再補充する目的で行われていた儀式なのだが、学生たちの儀式の再現が中途半端だったため、前述のような異常性を持ってしまったのだ。最終的に、大学の敷地の60%が浸水する大惨事となってしまった。学生たちの最後は非常にグロいので、苦手な人は要注意。
なお、特別収容プロトコルによれば、財団は大量放出されるビールを水力発電に利用している模様。
5000番代とは思えないシンプルな内容ながら、文字通り最悪としか言いようのないSCPである。
募集中
掲示板
1 ななしのよっしん
2020/08/17(月) 11:50:11 ID: sna0ZNq5im
2 ななしのよっしん
2020/08/30(日) 17:33:57 ID: +8OegHyPYp
軽率さを感じる収容方法や無駄なグロさ、記事のシンプルさなど
原点回帰路線が感じられるSCP
本家ディスカッションではそれらの点含めて賛否両論
3 ななしのよっしん
2021/07/20(火) 13:14:07 ID: P4AFSbdla3
水力発電の出力はP=9.8QHη[kW]。流量Qは65708/60000[m^3/s]、水頭Hは413000/9.8[m]、効率ηを80%とすると
P=9.8*(65708/60000)*(413000/9.8)*0.8=361832.1[kW]=約362[MW]。
発電時の圧力はもっと低くする筈だから、発電量はもっと少なくなる筈。
ビールの比重を1.05と仮定すると、ベルヌーイの定理から
v=sqrt(2*p/ρ)=sqrt(2*2413000*1000[Pa]/1.05[kg/m^3])=28047.58[m/s]
流路の面積Aは
A=Q/v=65708/60000[m^3/s]/28047.58[m/s]=3.9046*10^-5[m^2]
流路を真円とすると、半径rは
r=sqrt(A/π)=sqrt(3.9046*10^-5[m^2]/π)=0.00352542[m]=約3.5[mm]
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
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最終更新:2024/04/23(火) 17:00
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