SWORD ART ONLINE Alicization Lycorisとは (ソードアートオンラインアリシゼーションリコリスとは) [単語記事]

世界が君を、決して忘れない

	ソードアート・オンラインアリシゼーション・リコリス SWORD ART ONLINE Alicizat ion Lycoris
	ジャンル	RPG
	対応機種	PlayStation 4,Xbox One,Steam Nintendo Switch
	発売元	バンダイナムコエンターテインメント
	開発元	アクリア
	発売日	PS4,XB1：2020年 7月9日 Steam：2020年 7月10日 Switch：2022年 9月29日
	価格	限定版：10,980+税通常版：7,600円+税(ダウンロード版同価格)
	プレイ人数	1人(オンライン：1～4人)
	CERO	C（15歳以上対象）
	原作者：川原礫主題歌： ReoNa『Scar/let』(OPテーマ)

SWORD ART ONLINE Alicization Lycorisとは、バンダイナムコエンターテインメントより発売されているゲーム作品である。対応機種は『PlayStation 4,Xbox One,Steam,Nintendo Switch』で、PS4,XB1版の発売日は2020年 7月9日、Steam版の配信日は同年7月10日、Switch版の発売日は2022年 9月29日である。

略称：Alicization Lycoris、アリシゼーション・リコリス、SAOAL、アリリコ

続編となるソードアート・オンライン Last Recollectionが2023年 10月5日に発売(PS4、PS5、XBOX ONE、、XBOX X|S、Nit endo Switch、Steam)

キービジュアル

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物語

※公式サイトより引用。

どこか懐かしい、見知らぬ世界の物語

キリトが目覚めたのは全く知らない『仮想世界』。

ただ、心の奥でどこか懐かしいと感じていた。

現実と間違えるほどの情報量を持つ仮想世界。

まるで人のように振る舞うAI キャラクター。

感覚が現実と変わらなく感じられる世界。

この世界で、キリトはユージオという少年と出会う。

心の奥にある幼い頃の約束。

その約束を果たすため。

そして、もう二度と失わないように、前へ、前へ進む――

概要

本作は、「インフィニティ・モーメント」、「ホロウ・フラグメント」、「ロスト・ソング」、「ホロウ・リアリゼーション」、「AW VS SAO」、「フェイタル・バレット」に続く、ライトノベル原作「SAO」のゲーム化作品である。

本作のプロデューサーはSAOゲーム総合プロデューサーである二見鷹介氏。番外編である『AW VS SAO』を除けば、『ホロウ・リアリゼーション』以来のプロデューサー復帰となる。

本作の舞台は原作9巻、アニメ第3期から始まる『アリシゼーション編』。原作と同様、ルーリッド村からキリトとユージオの物語が始まる。プレイヤーはキリト、若しくはパーティメンバーを操作し、アンダーワールドを旅する。操作するキャラクターはリアルタイムで変更できる。ゲームでは人界編が終了した後、アンダーワールド大戦編には移行せず、『アリシゼーション・リコリス編（オリジナルストーリー）』へと移行する。第一弾PVでは、キリト、ユージオ、アリス、着衣したアドミニストレータの姿が確認できる。タイトルのリコリスは『彼岸花』を意味し、『花』と関連付けたストーリーが展開されるという。戦闘はシームレスで行われ、ジャンルはRPGとなっている。マルチプレイではプレイヤー最大4人で一緒に冒険ができる。シリーズでおなじみの『添い寝イベント』は存続される。

マルチプレイ機能を活かした無料大型アップデートに加え、有料DLCも配信。

グラフィックは進化し、ユージオ生存ルートが用意され、ゲームオリジナルヒロインである『メディナ』が登場する。

本作のコミックス版がデンプレコミック（現：電撃コミックレグルス）にて連載された。全3巻。漫画は『ホロウ・リアリゼーション』のコミックス版を描いた緋呂河とも氏。ユージオ視点でのストーリー展開となっている。

本作の詳細

広大なフィールドと、それに見合う美麗なグラフィック。朝、昼、夜と時間が経過することによって景色が変わる。様々なロケーションを楽しみながら散策が出来そうだ。時間の経過によってエネミーの出現する種類が変化する。

本作では釣りや料理など、多彩なフィールドワークが用意されている。また、フィールド上のクエストは、『依頼クエスト』、『石像クエスト』、『討伐クエスト』の3種類があり、それぞれに応じたクリア報酬がある。冒険の息抜きに『寄り道』してみよう。

冒険は4人パーティで行う。戦闘はリアルタイム形式で、神聖術、剣撃、スキル、連携を駆使して行い、人型とモンスターの2種類の戦闘が楽しめる。戦闘の際、自分自身のオリジナルの戦法で挑む。パーティメンバーとの連携が重要となる。指示を出し、ヘイトを分散させたり、スキル・連携を行いながら敵を倒そう。特に神聖術が戦闘を大きく左右する。本作では『テクニカルレコーディングシステム』と呼ばれる『戦場の指揮を執る戦闘システム』が導入されている。これはプレイヤーの行動パターンを仲間のAI キャラクターに覚えさせていくことで戦闘を一層スムーズにしていくもの。詳細に設定することもでき、状況に応じて対処してくれる（要である『アーツコード』は下記に記載）。詳細な戦闘システムとして、特定の行動をすることによりアーツゲージをMAXにすることで繰り出せる『フィニッシュアーツ』と『スーパーアーツ』がある。前者は固有の技が多数あり、一撃のダメージが大きい技を繰り出す。後者はプレイヤーの連携をくみ上げることができ、アーツゲージが無くなるまで使用できる。パーティメンバーと組み合わせることで、オリジナルコンボや大ダメージを与えていこう。また、戦闘中に時間を停止させたり、プレイヤー1人でパーティメンバー全員を操作しながら戦うといった芸当もできるため、戦闘システムの自由度は高い。初心者には少ないボタンで、上級者には様々なボタンを駆使することでトコトンやり込めるものとなっている。

『アーツコード』と呼ばれる戦闘上の操作や指示を記憶して、行動パターンを決めるシステムがある。AIが自動で作成したり、プレイヤー自身で詳細に作成することができる。作成したアーツコードはオンライン上でアップロードすることができ、逆に他のプレイヤーが作成したアーツコードをダウンロードすることも可能。世界中のプレイヤーと共有することができる。（不要なアーツコードは削除可能。）

ソードスキルには成長させていくことで派生するものがいくつか存在する。『スキルコネクト』と呼ばれるもので、スキル発動後に硬直時間無く連続して繰り出せる。例；『①ホリゾンタル⇒②ホリゾンタル・アーク⇒③ホリゾンタル・スクエア』。他のスキルにコネクトすることもできる。また、スキルコネクト EXはレベルに関係なく発動できるが、SPを消費し、その分発動できる回数は少ない。硬直無く最大3回連続発動し、特定のタイミングで他のスキルを繰り出すことができる。

成長システムでは、スキルマップにおいてアップポイントを消費してスキルを一つ一つ習得していくスタイルをとっている。スキルには、ソードスキル、バトルスキル、パッシブスキル、EX スキルがあり、プレイヤー好みのキャラクターに成長させることができる。効率の良い成長の仕方を見つけて戦闘を有利に進めよう。

フリーコンテンツでは、毎日新たなクエストが更新される『デイリークエスト』、武器スキンや衣装などのアイテムがランダムに入った『CUBE』、無料アップデートによって追加される『レイドクエスト』がある。『レイドクエスト』では『古の使徒』が実装されており、第1～8弾までプレイできる。（ただし、Nintendo Switch版では第4弾まで。）オフラインでは1人で、オンラインでは他のプレイヤー達と協力してクエストに挑むことができる。

有料DLCのシナリオでは前編と後編の２つのものがある。そのボリュームはワード数では約20万字程度、シナリオ全体では本編とサブを合わせたその半分程度であるという。その他にも追加要素が豊富に含まれているとのこと。

本作では、前作の『フェイタル・バレット』の要素であるキャラクタークリエイトシステムを引き継いでいる。性別、容姿を好きなように設定して、自分だけのアバターで冒険に出掛けることもできる(マルチプレイ時)。さらに、『ヴィジュアライズアタイア』と呼ばれる装備した衣装や武器の外見だけを変えるカスタマイズ機能がある。プレイヤー自身のお気に入りの外見に設定して、戦闘や散策をストレスのないものにしていこう。

ボイス量は『ホロウ・リアリゼーション』と比較して大幅に増えているのも本作の特徴。二見氏曰くSAOHRは28000ワード、本作は54000ワードであるとのこと。

オリジナルキャラクター

※公式サイトからの引用があります。

メディナ・オルティナノス（CV:岡咲美保）: 二等爵家≪オルティナノス家≫九代目当主の少女。基本的に穏やかな性格だが、戦闘になると人が変わり、好戦的になる。≪オルティナノス家≫の汚名を雪ぐため、強くなって武功を立てるという使命を持っている。三等爵家のライオスや四等爵家のウンベールなどからは『欠陥品』と言われているが、そのレッテルとは裏腹に非常に腕の立つ剣士である。キリト、ユージオと共に旅をする。