『The Princess of Tennis』とは、ハリアーPによる、『アイドルマスター シンデレラガールズ』と『テニスの王子様』を題材にしたファンコミックである。
同作品はpixivでも『テニプリンセス』のタイトルで投稿されている。
元来は「第七次ウソm@s祭り」の一企画として、ハリアーPが投稿した3作の動画の一つであり、第1話のみで打ち切りの予定だったが、ハリアーP自身の継続希望もあり、2013年11月30日から「ニコニコ静画」にて漫画形式で連載を開始。
連載開始から4ヶ月ほどは、ほぼ2~4日に1話という驚異的ペースで新たな話を投稿し、その後ややペースは落ちたものの、それでも5~7日に1話という「高速ハリアー」の異名に恥じないスピード更新ぶりをみせていた。しかし、2014年7月7日投稿の第60話にて、ついに連載のストックが無くなったとハリアーPが表明。以後のペースダウンは避けられないと思われた。
ところが、6日後の7月13日には第61話が投稿される誰がこのような事態を予想できただろうか。しかもその間ハリアーPは夏風邪をひいていたらしい。「高速ハリアー」の伝説はまだ終わりを知らないくれぐれもお体に気をつけてください。
さらには第72話掲載後に救急車で運ばれたということで、第73話の掲載はさすがに約1ヶ月空いたものの、その一週間後には第74話を投稿している。本当にお体を大事にしてください。
作中の登場人物の大半は(テニス部の顧問役を除き)女子高校生という設定であり、本家の年齢とは異なる場合が多い。ハリアーPの説明によれば、これはシンデレラガールズのアイドルたちがテニス物の連載に出演しているということらしい。年齢詐称の人物がいると言ってはいけない
主人公の島村卯月が所属する高校。略称は「青学」。
かつては高校女子テニス部の強豪校だったが、卯月らの入部時の所属部員は部長一人のみと、廃部寸前にまで凋落していた。
現在の所属部員は、部長の北条加蓮を筆頭に、島村卯月、三村かな子、池袋晶葉、楊菲菲、安部菜々、日野茜の7名。部長の加蓮以外は1・2年生ともに新入部員という急造メンバーで大会に挑む。
顧問は片桐早苗先生(数学教師)。
所属部員・顧問 |
青学と同地区の高校。
昨年までの女子テニス部は、所属部員5名(幽霊部員3名)という名目的に存在するだけで本格的な活動のない全くの無名校だった。だが今期の都大会地区予選において初出場し、都大会の常連校に圧勝し注目を浴びる。
所属部員は、部長の高森藍子を筆頭に、鷺沢文香(副部長)、中野有香、輿水幸子、大石泉、土屋亜子、村松さくらの7名。選手は部長と副部長以外、全て2年生である。
顧問は兵藤レナ先生(英語教師)。
所属部員・顧問 |
部員数約200名を数える、東京最強のマンモス校。
去年の実績は、都大会優勝・関東大会3位・全国ベスト8と、全国でもトップクラスの強豪校。
中学時代、関東で名を上げたプレーヤーを勧誘して集めるほか、他校の優秀な部員の引き抜きにも積極的である。
所属部員は正レギュラー(7人)・準レギュラー(約30人)・一般部員の3ランクに分けられている。関東大会前の試合で敗北した場合、正レギュラーでも容赦なく降格させられるなど、徹底した実力主義を方針とする。
「トライアド・プリムス」の一角である渋谷凛を部長に、諸星きらり、西園寺琴歌、速水奏(副部長)、上条春菜、多田李衣菜、木村夏樹、松永涼など、いずれも有力なプレーヤーを正レギュラーに揃える。前述のとおり、部員を多数抱えるため、正レギュラーは3年生から抜擢されるのが基本だが、凛・きらり・奏の3人は1年の入部当初から頭角をあらわしていた。
顧問は和久井留美先生(音楽教師)。
所属部員・顧問 |
所属部員・顧問 |
東京都の強豪校の一つ。昨年から外国人選手を大量に引き入れることでチームの大強化を図る。昨年の戦績は、都大会決勝では紅葉に敗れ、準優勝だったが、全国大会では見事ベスト8まで勝ち進んでいる。
チームは中高合同で構成されている。レギュラーには、部長の日下部若葉以下、エース格の宮本フレデリカ、ケイト(副部長)、キャシー・グラハム、ナターリア、ライラ、メアリー・コクランがいる。
顧問はヘレン先生(世界史教師)。
所属部員・顧問 |
関東の強豪校の一つ。昨年は関東大会で秦緑に敗れ、全国大会出場を逃したが、今期は埼玉県大会を破竹の勢いで制している。
中高合同のチームで編成されている。「最強の姉妹ダブルス」として有名な城ヶ崎美嘉&城ヶ崎莉嘉を新たに選手に迎え入れたほか、レギュラーには、岸部彩華(部長)、古澤頼子(副部長)、喜多見柚、大槻唯、小松伊吹といった、自由で個性的なスタイルを貫くプレーヤーたちを擁する。
顧問は三船美優先生(古文教師)。
所属部員・顧問 |
千葉の白王高校とともに関東の双璧をなす強豪校にして、全国屈指のパワーチームとして有名。去年の実績は、関東大会決勝で白王と大激戦の末に惜しくも敗れ第2位、全国大会準決勝では紫天王寺高校に敗れ第3位。今期は昨年白王に敗れた雪辱を心に期している。
シングルス「全国三強(トップ3)」の一角を占める向井拓海(部長)を筆頭に、荒木比奈(副部長)、藤本里奈、吉岡沙紀、間中美里、松山久美子、森久保乃々、水木聖來といった、一人を除き周囲を圧するような迫力あるプレーヤーたちをレギュラーに擁する。
顧問は高橋礼子先生(養護教諭)。
所属部員・顧問 |
全国3連覇を達成した、全国最強を誇る女王校。今期はこれまでどの学校も成し遂げられなかった、全国4連覇の偉業に挑む。
レギュラーは各自の実力順に応じたナンバー入りのユニフォームを着用する。
高校女子テニス界の頂点に立つ本田未央が所属するほか、「トライアド・プリムス」の一角である神谷奈緒(部長)、十時愛梨(副部長)、財前時子、堀裕子、佐久間まゆ、クラリスをレギュラーに擁する。一人を除きレギュラー全員が「無我」の覚醒者であるという、文字通りのテニヌチームである。マネージャーに矢口美羽がいる。
顧問は柊志乃先生(数学教師)。
所属部員・顧問 |
北海道地区の代表校にして、「北の支配者」の異名で知られる全国レベルの強豪校。
テニス部活動の設備が整わない高校が多い北海道地区の中、以前から十分な設備を持つ恵まれた環境を備え、安定した成績を残す常連校であった。近年ではさらに実力をつけ、昨年の全国大会では、準々決勝で東京の秦緑に勝利し、準決勝まで勝ち進んでいる。白王に敗れた後、3位決定戦で黒帝に負け全国第4位となった。
レギュラーには、2年生エースとして注目を集める「銀狼(セレブロ・ヴォルク)」アナスタシアをはじめ、工藤忍、双葉杏、相川千夏(部長)、黒川千秋(副部長)、梅木音葉、水本ゆかりという、猛攻と頭脳のプレーヤー双方を擁する。レギュラー陣は部長である相川千夏の強い指導力と統率の下、勝利のために団結して戦うチームの姿勢から「銀の騎士団」の異名を持つ。
部長以下、自身のプレイスタイルを突出させた選手が多いため、試合ではオーダーを重視して的確な戦略を立てることで勝利を重ねている。
顧問は佐藤心先生(美術教師)。マネージャーに棟方愛海がいる。
所属部員・顧問 |
今期、公式試合に初出場して九州大会で優勝した新鋭校。チームに恵まれず大会に出場できなかった九州の有力選手を大量に集めて増強したことから、「九州連合」の異名で呼ばれている。九州地区制覇の余勢を駆って全国大会に乗り込む。
実力主義を採用し、大会試合前ごとにランキング戦を行い、その結果にもとづきレギュラーを編成し直す。基本的には部員が自身の意志で自由に練習メニューを選択するようになっているが、レギュラーには顧問が直接指導する特別の練習メニューが課される。またレギュラー以外でも、やる気のある部員の中には、自主的にレギュラーの特別練習に参加する者もいる。
今期最強の1年生とされるエースの岡崎泰葉や、神崎蘭子、大和亜季(部長)、桐野アヤ(副部長)、有浦柑奈、脇山珠美、松尾千鶴、小日向美穂をレギュラーに擁する。
顧問は木場真奈美先生(体育教師)。
所属部員・顧問 |
関西最強と言われる大阪の大強豪校。昨年の全国大会では、準々決勝で紅葉、準決勝で黒帝といった全国トップレベルの強豪校を連破し、堂々準優勝の栄誉に輝いている。今期は女王校白王高校の打倒と全国制覇に挑む。
勝利よりも試合自体を目的としている。試合のオーダーは、レギュラー選手が自身の戦いたい相手と戦うよう勝手に決め、勝つための組み合わせは一切考慮しない。また、練習時も他校に好きなように偵察させている。それにもかかわらず、恐ろしいほどの強さを誇ることから、「大会荒らし」の怪物チームとも評される。
レギュラーには、シングルス「全国三強(トップ3)」の一角を占める難波笑美(部長)を筆頭に、仙崎恵磨、西島櫂、さらに全国最強のダブルスペアといわれる丹羽仁美(副部長)&浜口あやめの「戦国ペア」、前川みく&一ノ瀬志希の「ねこねこペア」という、一癖ありながらも大強豪校にふさわしい実力者を抱え、チーム全体の実力は白王より強力という評価もある。
顧問は川島瑞樹先生(国語教師)。マネージャーに椎名法子がいる。
所属部員・顧問 |
かつて千葉の白王とともに全国東西の二強と呼ばれた古豪。だが近年の凋落気味から復活の兆しが見え始めた矢先の昨年、顧問が突然交代、やる気を失った3年生レギュラーの多くが抜けてしまい、全国トップのレベルから転落してしまった。今期の近畿大会は、残ったレギュラー陣の奮闘でかろうじて準優勝にはなれたものの、決勝で大阪の紫天王寺に完敗し、全盛期の面影すらないとまで言われてしまう。
だが全国大会直前、前任の顧問が復帰し、3年生レギュラーも戻ってきたことで完全復活を遂げる。伝説の古豪の意地にかけ、チーム一丸となって全国制覇を目指す。
レギュラーは、今期の2年生最強と評価される「舞姫」小早川紗枝(部長)、「全国三強」に匹敵するエースの塩見周子をはじめ、鷹富士茄子(副部長)、道明寺歌鈴、藤居朋、依田芳乃、赤西瑛梨華の7名。マネージャーに白菊ほたるがいる。
顧問は高垣楓先生(元理科基礎教師)阿関先生?誰それ?知らんな~。
所属部員・顧問 |
九州の強豪校。今期の九州大会では、熊本の聖ブラウニー学園に敗れ第2位となったが、全国大会の常連校として有名。
顧問の方針のもと、純粋にテニスを楽しむことをモットーに、ノリのいいはじけた選手たちが集まっている。他校からは変な選手が集まった色物チームに見られがちだが、決してふざけている訳ではなく、彼女たちなりに真剣にテニスに打ち込んでいる。
レギュラーに姫川友紀(部長)、上田鈴帆、野々村そらなどを擁する。また副部長兼マネージャーとして冴島清美がいる。
顧問は篠原礼先生(世界史教師)。
所属部員・顧問 |
所属部員・顧問 |
日本有数の名門進学校。中等部もあり、中高の3年生はいずれも勉強に専念するため、部活動での大会出場は基本許されないという規定がある。このため公式試合は下級生レギュラーで戦わなければならないという大きなハンデがある。
昨年の全国大会では初回に白王と対戦し敗退している。今期はシングルスに特化したチーム編成と対戦相手のオーダーを的確に予測することで、中国大会を優勝し、全国大会に出場している。
特例の3年生レギュラーである新田美波(部長)以外は、五十嵐響子(副部長)、藤原肇、長富蓮実ら1・2年生によるレギュラーを擁する。
顧問は服部瞳子先生(数学・情報教師)。
所属部員・顧問 |
所属部員 |
その他の登場人物 |
掲示板
615 ななしのよっしん
2022/07/11(月) 05:43:19 ID: 0noGl31QwO
レシーブ最強、サーブ最強、スタミナ最強、最強ダブルスを擁する紫天王寺は本当に最強
616 ななしのよっしん
2022/10/10(月) 18:27:46 ID: PLUjXZc/0p
617 ななしのよっしん
2022/12/26(月) 21:57:02 ID: 9W9xivVIDa
周子今まで言われてるだけあって別次元の恐ろしさだけど
メタ的に言えば「相手に全力を出させない環境デバフ型」ってどう考えてもまともに勝たせて貰えないタイプのボス能力なんだよね…
チームとしては既に敗退決定してるからある意味では存分に出来るわけだけど
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 15:00
最終更新:2024/04/25(木) 15:00
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