6つのシリンダーを直列に並べると場所をとってしまい、重量配分も難しくなるため、3気筒ずつを2列にし、それをV形にまとめたのがV6エンジンである。
ある程度のパワーを求めつつもコンパクトに収めることができるため、市販車でも多く採用されている。
近年ではパワーと低燃費を両立させるため、従来のV8以上の自然吸気エンジンから、V6ターボエンジンへとダウンサイジングが進んでいる。
モータースポーツにおいては、1977年にルノーが先鞭をつけたF1用の1.5L、V6ターボエンジンが有名である。全盛期には1000馬力を超えるパワーを引き出したと言われている。
2014年のF1からは、大出力パワーではなく低燃費を目的として、V6ターボエンジンをエネルギー回生システム(ERS)と組み合わせたパワーユニットとして搭載が義務付けられた。
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最終更新:2024/03/29(金) 03:00
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