ArchitectFamily(略称AF)とは、フロム・ソフトウェアが2013年9月26日にPlayStation3 / Xbox360に発売したメカカスタマイズアクション&リアルタイムストラテジーゲーム、アーマード・コア ヴァーディクトデイ(公式略称『ACVD』)のゲーム内でプレイヤーが作成し、活動をしているチームの一つである。
従来のアーマード・コアシリーズから今作で新規追加をされて、ジャンルにも記載されている2大要素の一つ、リアルタイムストラテジーに深くかかわる要素、UNmanned Armored Core(UNAC)という無人ACをこよなく愛する人の集い。UNAC構築やUNACを用いた出撃をする際には、無人ACを構築・戦闘を行う事を主とした過去作品である、アーマードコア・フォーミュラフロントに倣い、プレイヤーはアーキテクトとも呼称される。
本作品でのUNAC拡張にはダウンロード購入が必要になる事からやや敷居が高くなっていることや、UNAC構築の複雑さ、戦闘の難易度等も含め、自らの出撃を主とするAC乗り・傭兵の数より少ない事は紛れも無い事実である。
自ら出撃するプレイヤーが4~5人で戦闘をしたい場合は、チームに入る方が何かと融通が効く為に自然とプレイヤー数の多いチームが出来るのだが、性質上一人で戦う事が圧倒的に多いアーキテクトはチームとは名ばかりのソロプレイヤーも多い状態であることや、ロジックの中身を公開すると、手塩にかけたUNACを誰でも同じように作れてしまう事が拍車をかけ、アーキテクト間の情報交換も積極的には行われていない状態だったと言える。
2014年7月22日、後のAF01が後のAF00の投稿動画で構えレザキャUNACを目にし、スコープ倍率を含まない射撃をしていることに疑問を持ち、検証。同日中にW距離アンプレザキャでのFCS距離外からの射撃(レンジ1100程度)及び、動作不良を起こすもののスナイパーキャノンによるFCS距離外射撃を確認。AF01はスナイパーキャノンの動作不良を改善することが出来なかったが、AF00へ情報を提供。AF01との情報交換後もAF00は独力で検証・実験を続け、5日後の2014年7月27日、それまで不可能とされていた、スナイパーキャノンを用いたUNACにおけるFCS距離外からの狙撃を成功させた。
その後、この一件を発端に、アーキテクトの知識交換・相互成長を目的としたチームを立ち上げようという話が浮上。初コンタクトから13日後の2014年8月4日、AF00により、ArchitectFamilyが結成された。
AF00はAF発足前から続けていた動画投稿を継続し、AF01も2014年8月25日から、UNACでは未開拓状態に近かったヒートパイルの動画投稿を開始。入れ替わりがありながらも少しづつメンバーが増えていく中、アーマードコア・フォーミュラフロントになぞらえた実戦形式での大会を開くことでチームの活性化やアーキテクト界隈への刺激となる事も期待し、対戦ルールを整備。2015年1月15日、フォーミュラフロント 第一次Uリーグと題した、大会を開催。外部からの参加者1名を加え、戦闘を繰り広げた。その後、AF00、AF01、AF31により大会動画が作成された。
興奮冷めやまぬ2015年2月5日、AF二回目となる大会 フォーミュラフロント 第一次Uトーナメント を開催決定。大会日を2月21日とし、外部参加も2名交えて総勢8名による戦闘を行った。この大会以後、大会動画作成はAF01に一任されることになり、こちらも全編投稿が完了している。
大会終了後、AF00がリーダーをAF01に交代することを提案。AF01はこれを承諾。同時に、スナイパーキャノンの開拓、動画作成、生放送等、マルチに活躍したAF00は隠居生活へと入った。
2015年3月8日、リーダーの交代による活気低下を案じたAF01は早期に次の大会を開くことを決定。
大会日を2015年3月21日とした フォーミュラフロント 第二次Uリーグ を開催。外部参加は公募するも希望者が居なかった。4月よりAF01の生活環境変化に伴い、ログイン率が大幅に低下。それに伴ってチーム内の活気がやや無くなっており、大会動画は投稿されていたがペースは遅々としていた。この大会へ向けた調整をしていたAF05により、軽量機のロジックが開拓され、AF内ではスナイパーキャノンの開拓と並び称される事になる。
そんな中、2015年6月9日、AF07がUNACを4機率いた勢力戦の動画投稿を開始。優れたオペレーション技術を見せつけ、ここからAF07による動画の投稿が続いていくことになる。
2015年7月28日、第二次Uリーグの動画投稿も完走していない状態だが、もう一度あの勝負を味わいたい。という事で、第三次Uリーグの大会開催を決定。試合数を増やし、外部からも1名が参加の合計8名で計140試合にもなる大規模リーグを、2015年8月7日~2015年8月10日にかけて開催した。この際、途中で1チームが棄権をしている為、実際の試合数は107試合となった。
2015年10月12日、AF05が自らのUNAC紹介動画を公開。同月26日、UNACでは不可能とされた、味方へのCIWS起動動画を公開し、反響を呼んだ。その後の動画で解説が入る事となったが、CIWSに関しては可能性を示す段階。実用化の手前といったレベルであり、UNAC界隈の環境を激変させるには至らなかった。
2015年10月17日、AF09の呟きを受けて、AF05がUNACアリーナの開催を考えるようになるも、チーム内雑談で話が出る程度に留まり、日時や大会ルールを詰める段階になる事は無かった。
2015年12月7日、三次リーグより所属をしている、AF11がACVD架空戦記を投稿、こちらは他のメンバーの動画とは異なり、AF11が執筆したオリジナルストーリーとなっており、高い編集技術により読みやすい動画となっている。
2016年3月4日、20本以上の勢力戦動画を投稿したAF07が動画の投稿を休止。ちょくちょく話題に上っていた、AF05によるUNACアリーナの話題も本格化。
2016年3月7日、AF05主催のUNACアリーナのルール紹介動画が投稿され、日時が2016年3月26日~27日に決定。後に開催された。
2016年はその後、AF05主催の第二回アリーナが開催し、外部からの参加は2名。
そしてAF08による3vs3大会(ニコ生配信)、AF08による2vs2大会(ニコ生配信)が開催された。
2vs2大会では外部参加は1名であるが、2016年は外部参加からのAF所属という形でメンバーが増えることはなかった。
だが、この間に元々UNAC動画を投稿していたアーキテクトを取り込む形で所属メンバーはさらに増えている。内容としては、元々海外箱版で活動していたAF44の勢力戦とUNACテストの動画とAF28のUNACテスト動画である。
2016年3月20日、UNACタグの動画が346本、ArchitectFamilyタグの動画が72本となっており、ニコニコ動画に投稿されているUNAC動画の20%程はArchitectFamily所属メンバーの関連動画となっている。
2017年3月18日、UNACタグの動画は433本、ArchitectFamilyタグの動画は124本。28%がArchitectFamilyの関連動画となっており、昨年よりも更に多い比率となっている。
掲示板
1 ななしのよっしん
2017/04/18(火) 12:44:15 ID: EM5mbC7x7W
こういう徹底的にやりこんだ人たちがロジック作成環境の改良やバグ探しに参加したら便利になるんだろうけどね
こういう人たちって運営に改良について意見送ったりはしないのかな
砂キャや味方のためのCIWSとか簡単であるべきところが複雑だったり
階層構造みたいに複雑にいじりたいところが固定だったり
満足できなかったから次回作で改良されてたら嬉しい。
2 ななしのよっしん
2017/05/16(火) 20:20:14 ID: bkGsp0jIkG
Twitterのミーハー騒動から来て、「どんなふざけた記事か見てやろう」と思っていたけど
本人(現リーダー)の執筆にも関わらず客観的で、非常に完成度が高く驚いた。
組織とそれに属する個人を同列に見ていた事を恥ずかしく思う
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最終更新:2024/10/13(日) 17:00
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