ARMORED PRINCESS BATTLE CONDUCTORとは、コナミアミューズメント及びコナミデジタルエンタテインメント開発のアーケードゲームである。2020年12月稼働開始予定。
2020年のJAEPOにて、コナミアミューズメントの新作アーケードゲームが出展された。大きく目を引く大型筐体にタイトルと共に書かれていた文字「武装神姫」…。そう、このゲームは長らくゲーム製作が停止していた武装神姫シリーズの新作ゲームなのである。開発自体も武装神姫チーム主導で行われている正統作品となっている。この発表にシリーズの復活を願っていたファンからは歓喜の声が上がり、後述のロケテスト全てに参加した猛者もいる。
2020年夏に川崎、名古屋、大阪でロケテストを行い、2020年年末ごろに稼働開始予定。本稼働開始後にも順次新キャラクターをリリース予定で、ロケテスト段階で登場しなかった神姫以外にもコラボ参戦なども考えられているとか。なおロケテストで印刷したカードはロケテストのみ使用可能で、セーブデータやカードは製品版では使用できない。ロケテスト版カードには表の右側に「Location Test Version」と印刷されている。当記事初版執筆時点でロケテストが全て終了したため、これから新規に印刷することは不可能。ロケテスト期間はそれほど長くなかったが、それでも全キャラクター及び全レアリティをコンプリートした参加者がいる。
2019年に稼働を開始しているコナミアミューズメントのカードプリンター、カードコネクトとの連動が前提となっており、本作側で購入したデジタル神姫をカードコネクトで印刷して初めて使用できるようになる。カードを印刷した時点でレアリティが決定される仕様で、レアリティだけでなく固有スキルやボディサイズ、果てには性格まで個体差があり、まさに「あなただけの神姫」になる。ボディサイズとは神姫自体のサイズの事ではなくバストサイズのことで、ここで決定された値は実際にゲーム内でもしっかり反映される(開発チームのこだわりらしい)。
この仕様上、本作を導入するゲームセンターはカードコネクトも設置する必要がある。一応カードの印刷自体は店舗での縛りはなく、どの店舗でも可能にはなっている。ほとんどの作品でおまけ要素程度の扱いであるカードコネクトの中で、本格的にゲーム本編に関わるリンク要素が付いている。
本稼働に先駆けて過去に製作された武装神姫のアニメを期間限定でYoutubeに無料公開している。
2020年度は新型コロナウイルスの影響か新作のリリースは例年に比べて少数でオペレーターの需要があまり分散しなかったことと、ボンバーガールの成功も追い風となったのかあちらほどいきなりレアゲーな状態にはならない程度に筐体を流通させられている模様。なお、2022年12月21日に多くの筐体がチェイスチェイスジョーカーズにコンバートされ、2023年現在はなかなかのレアゲーとなっている。
2023年1月25日からはシーズン2として、新モード「AIタッグバトル」の実装のほか、大幅なゲームバランス調整やお迎え上限数変更が実施された。ゲームバランス調整は、以降も都度行われている。
まずは筐体にe-amusement pass(Amusement ICカードや交通系カードなども可能)を読み込ませログインを行う。レンタル神姫が用意されているためゲストプレイも一応可能だが、今後マスターとして神姫をお迎えするのであれば是非e-amusement passを使用してほしい。
プレイ料金を支払った後、使用する神姫カードを筐体左側のリーダーにセットする。合計コストに制限がかかっており、上限を超える組み合わせはできない。レアリティは以下の通りで、コスト上限は7。そのため、UR1枚もしくはSR2枚を使用する場合は必ずNカードを組み込まなければならない。
レアリティ | コスト | 装備コスト上限 |
N | 1 | 60 |
R | 2 | 120 |
SR | 3 | 300 |
UR | 4 | 650 |
読み込みが完了すると「神姫ハウス」に移動する。ここでは神姫たちと触れ合ったりスクリーンショットを撮ることができる。撮影したスクリーンショットもカードコネクトで印刷できる。バトルのマッチングが始まるまでであればカードの再読み込みも可能。お迎えやカスタマイズもここで行う。
他マスターのプロフィールカードを持っている場合、ここで読み込むことでネジやSKPなどのお土産をもらうことができる(1日3枚まで)。
お迎えには別途1体につき1クレジット必要。神姫ハウスの時間内であれば何度でも可能なので、お財布と相談しながらお迎えしよう。
神姫にはレアリティの他に個体値や成長型も設定されている。レアリティと個体値はお迎えした段階で確認可能で、印刷時にもアイコンが表示される。稀に装備コスト上限が高めの神姫が出てくることもある。
ゲームデータに保存できる神姫(デジタル及び印刷後に筐体に読み込んだもの)100体の上限があり、100体になると新しくお迎えができなくなる。その場合は、未印刷の場合は印刷するか「お別れ」する、印刷後に読み込んだものはリストから外すなどで99体以下にすると再びお迎えができる。
武装・武器は、後述のバトル報酬の他、神姫ハウスからも有料ガチャで獲得が可能。
AIチップは、AIタッグバトル及び他モードでのオート操作の方針を決めるアイテムで、こちらは上述のSKPを消費することで獲得できる。中には、ジェムバトル用やレイドバトル用のチップもある。
武装・武装のカスタマイズでは、各レアリティに設定されたコスト上限を超えない範囲で持っているパーツを付け替えることができる。細かい事を考えるのが苦手な場合はお勧め装備にすることもできるが、数値の関係上武器が近接になりやすく、またその神姫本来の武装があるとそちらが優先される。装備の組み合わせでバトル中に発動できるスキルも変わる。
ネジを使用して、武装本体のレベルを上げることも可能。基本の最大レベルは60で、限界突破によって最大80まで上げることも可能。
神姫のカスタマイズとしては、通常はバトルで上がる親愛度を、ヂェリカンを神姫にあげることでも上げることが可能。また、親愛度100以上であれば限界突破で上限を120にすることもできる。逆にリセットもできるが、神姫を想うマスターであれば、これを行うかは熟考しよう。
また、オート操作でのAIの挙動もカスタマイズ可能。神姫ごとに初期値は異なっており、これを調整したり、先述のAIチップを取り込んで傾向を調整させたりすることができる。
ハウスでの持ち時間が無くなるとバトルマッチングに移行する(時間前に自分でマッチングに移行することもできる)。バトルロイヤル形式の「ジェムバトル」、2対2のオートバトルによるチーム戦「AIタッグバトル」を基本に、期間によっては協力型の「レイドバトル」も選択可能(2023年現在、実質半恒常に近い状態になっている)。
ジェムバトル及びレイドバトルではマッチングが完了するとプレイヤーカラーが割り当てられ、参加プレイヤーのチームメンバーが表示される。3体の神姫は読み込ませた順番に出撃するが、他チームメンバーを考慮してここで順番を入れ替えることも可能。最終的な出撃順は他プレイヤーに公開されない。
レイドバトルでマッチングが4人に満たない場合は、CPU神姫が出撃する(2人以下の場合はプレイヤーの神姫から1~2人選出され、奇数人の場合は固定NPCが出撃)。
AIタッグバトルでは、マッチング後にランダムに選ばれたタッグ相手を選択し、作戦を選択することになる。
待機中の神姫は筐体左側のモニターにおり、出撃中の神姫とマスターを応援してくれている。撤退した神姫もこちらに戻り、悲しんだりマスターに謝ったりする。順番が回ってきたときは待機中のメンバーに送り出されてフィールドに登場する。
4人対戦モードで、本作の基本モードともいえる。不定期開催のランキング戦も本モードがベースとなる。
戦他の神姫に攻撃を加えて持っているジェムを奪い、制限時間の240秒経過後最もジェムを持っているプレイヤーの勝利となる(撃墜数、被撃墜数などは影響しない)。一定時間毎にフィールドにジェムポッドが出現。攻撃することでジェムを入手でき、フィールド全体でのジェムの総量が増えていく。
ジェムポッドから入手したジェムは直接攻撃したプレイヤーに入るが、他のプレイヤーが落としたジェムは回収ボタンを押して回収する必要がある。近接武器の場合は自分の周辺、射撃武器の場合は前方の扇形に入っているジェムが回収される。攻撃して落としたジェムを回収しようとしたら、他のプレイヤーに横取りされることも。
強力な装備を使える高レアリティの神姫の方が当然有利ではあるが、レアリティが高いほど攻撃された時に落としてしまうジェムの量が増えるという諸刃の剣となっている。装備が強力でも他の3人に結託されるとなすすべもなく落ちてしまうため、的を絞らせない立ち回りも要求される。
撃墜されると一定時間経過後次の順番に待機している神姫に交代して再出撃となる。3体目が倒された場合は一巡して1体目に戻る。
神姫のカスタマイズAIやマッチング時に設定した作戦を元に、オートで戦闘を行う。撃破したレアリティに応じて相手のゲージが一定数減っていき、先に0にさせた方が勝利となる。当然、高レアリティの神姫を撃破されるとゲージが一気に持っていかれるため、レアリティや武装など、他モードとは違う考え方が求められる。
戦闘自体はオートだが、時々神姫に表示される吹き出しボタンを通じて会話を行うことが可能。会話内容によって神姫にバフがかかる仕組みとなっている。
3WAVE制となっており、最初の2WAVEはそれぞれ60秒間で「エラー」を倒し、3WAVE目では240秒以内にボスを討伐する、という流れ。赤いエラーには遠距離、青いエラーには近距離武器が有効な他、2人以上で同じ敵を攻撃した際もボーナスが入る。ヂェリカンは本モードで入手可能。
特効武器が設定されているが、シーズン2以降は非公開となっている(シーズン1当時は公開されていた)。
ジェム回収ボタンを使用すると、撃墜された神姫のクールタイムの短縮が可能。本モードでは撃墜後のクールタイムが長めになっており、特にSRやURなどは10秒以上かかる場合もあるため、しっかり救援も行いたい。
1人用のオフラインレイドバトルも用意されており、そちらでは開催回によってはストーリーが用意されていることもある。
掲示板
3 ななしのよっしん
2020/12/29(火) 12:45:41 ID: KVXs47o9Sk
ちなみに払い出したカードの紐付け制度はない模様。
つまり他人とトレードしたカードでも使える。
同じ神姫を100枚集める人とか出そう。
4 ななしのよっしん
2021/01/26(火) 19:24:30 ID: PLJLc/HLdG
アスミスちょくちょくツイでバトコンやらアニメに触れてくれるのいい人やなぁ
というか他の出演声優があまりに触れなさすぎて怖いわ。ひょっとして過去作のボイス使いまわしで新録してないとか?
5 ななしのよっしん ◆/SMn4z7Cts
2022/08/14(日) 18:06:36 ID: bdgtRLAxkG
夏のアップデートで水着実装、種類によっては日焼けもできるこだわりぶりはグレート。
しかし…なんで同時実装のステージがコタツ付き和室なんですか!季節外れにも程がありますよKONAMI!
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最終更新:2024/04/19(金) 16:00
最終更新:2024/04/19(金) 16:00
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