baronP(バロンP)とは、アイドルマスターMADを制作するプロデューサーの一人である。
選曲センス、映像の構成力に定評がある。とくに菊地真を起用した作品が多く、そのなかにはMADというより「映像芸術」の側面が強い作品がある。
遺憾ながら投稿作品自体が少なく、また「大ヒット」といえる視聴数の作品も今のところ無いが、芸術志向の視聴者からの熱烈な支持がある。「見る専」と呼ばれる、視聴専門のアイマスファンによる祭り「見る専祭り」で、しばしば話題に上る。
現在マイリストに収録されている、最古の動画(2作品目)は2007年8月29日『DIVA(song by ORIGA) 真(+千早、あずさ)』。これ以前の投稿作品も現存しているらしいが、「baronP」タグがついていないため、あえてマイリストには格納していない。
映像シンクロ・音楽の選曲・エフェクトの使い方など、他の人気作に引けをとらない完成度ではあったが、8月29日が菊地真の誕生日であり、『真誕生祭』として多数のプロデューサーによる投稿が重なった日であった。(ちなみにこれ以降、アイドルマスターの登場キャラクター誕生日を、そのキャラクターを起用した動画で祝うという習慣が根付いた。)多数の投稿の中に、惜しくもこの作品は埋もれてゆくこととなる。
そんな中、特にその存在を視聴者に印象付けたのが、同年10月13日投稿『The Song of Life ~光の詩~』、11月24日『アマイカゲ by EGO-WRAPPIN'』である。
前者はTBSの人気番組、『世界遺産』のメインテーマ(のオンボーカル)であり、baronP自身この動画を「世界遺産布教動画」と位置づけている。動画中のメッセージもP自身によるものだが、こういったテーマの動画にありがちな、押し付けがましいメッセージにならなかったバランス感覚はさすが。
後者はEGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)の人気曲であり、ライブでもよく演奏される一曲である。
ステージ上の真を、独房鉄扉のスリットのような部分から覗いたような形で表示、合間合間に赤いフィルターをかけた実写映像が挟まる。「スリット」の仕切りも開いたり閉じたりする、不思議な演出をしている。さまざまな解釈をさせる演出と色彩に、心奪われ繰り返し見る視聴者もおおい。また台湾出身のekaoPが、自身のブログで中国語で激賞した(後日落ち着いた後、日本語で同じ内容のエントリを立てた)ことでも有名。
11月30日の『小学校唱歌 君が代』では珍しいことに千早をメインで起用。この後しばらく投稿が無かったが、2008年4月20日の『Child in Paradise (by Maksim)』で復活を果たした。映像のタイプとしては、前述の『アマイカゲ』に通ずるものがあるが、それ以上に緊張感のあるアイマスMADである。
現在確認できる最古の投稿(暫定的にアイマスMAD処女作とした)
特に完成度の高い作品。
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最終更新:2024/03/29(金) 16:00
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