Battle Brothers

Battle Brothersとは、Overhype Studiosの開発したいわゆるSRPGであり、ある依頼を機に崩壊した傭兵団の指揮をプレイヤーが引き継ぎ運営することを主体に置いたゲームである。(非日本語対応)

これがBattle Brothersの概要だ兄弟たちよ

ゲームの流れ

ゲームはHoggartとという男が率いる略奪集団を追跡し壊滅させる依頼を受けた傭兵団が奇襲され大多数の団員が死に生き残ったわずかな仲間を率い反撃する場面から始まる。

突然操作説明もなく戦闘シーンへ移行するが初回の戦闘ではどれほどダメージを負おうとも自軍のキャラクターが死んでしまうことはない上にゾーンコントロール採用の基本的な六角マスSRPGであるためにSRPGの基本が分かっていれば特に問題はないだろう。(とはいえこの戦闘でダメージを受けると回復には後述の仕様によりアイテムと時間が必要となるためタイトル画面にあるチュートリアルをプレイしてからプレイするか動画で動きを学ぶかニューゲームを繰り返すなどした方が良いだろう)

戦闘終了後依頼主の元へHoggartを逃してしまったことと傭兵団が壊滅したことを伝えに戻る、依頼は果たせなかったものの追い払えたので金はやると言われさらにはもう一度Hoggartを倒すチャンスをもらい達成すれば金までくれるという(寛大な依頼主である)ここでこの依頼を受けるか否かはプレイヤーに委ねられる。

ここからはHoggartにリベンジしつつ傭兵団を復活させても良いし他の街に行き仕事を探しつつ態勢を立て直しても良い、場合によっては森に隠れ荷馬車を襲う略奪者になるという選択もあるし遺跡を漁るトレジャーハンターになる選択もあり全てを諦め物乞いとなる選択もある。

自分の人生は自分で決めるんだ兄弟たちよ！！

ゲームシステム

• 傭兵団の運営

Battle Brothersは比較的リアリスティックなSRPGであると言える

何しろ団員の武器防具はもちろんのこと食料や賃金まで管理しなければならないのだ、しかも武器や防具は戦闘で傷つくため傭兵団は移動中に資材を消費し修理を行う必要があるし

賃金は新米なら安いが熟練の傭兵ともなってくるととてつもない額を払わなければ傭兵団に引き止めることはできなくなる当然死ねば新たな団員との契約に金が必要となるし(なんと雇う時にステータス確認をすることはできないリアリスティック！！)

食料もあればいいというだけではない安い小麦粉を毎日食べさせたり消費期限を計算しそこなうとたちまち団員の士気は低下しやる気をなくす程度ならまだいいが場合によっては傭兵団を去ることもあることだろう

• 戦闘

Battle Brothersは戦闘に置いてもリアリスティックだ！！

基本操作こそ一般的なSRPGのそれだがシステムは違う先述した士気は戦闘中にも変化する不利な状況が続けば腰抜けから先に戦線を我先に離脱したちまち戦線は崩壊することだろう(敵のそれを見るのは痛快だが)

武器や防具もリアリスティックに調整されている槍ならば命中補正やゾーンコントロール攻撃に秀でていたおり、剣は槍ほどではないが当てやすくカウンター攻撃に秀でている、斧は防御破壊や強力なクリティカルヒットなど武器のカテゴリごとに特徴があり非常に興味深い

防具の方も頭装備と体装備にしか分かれてこそいないものの軽装と重装が存在しそれに加えFatigure(スタミナ)システムやVision(視界)システムにより奥深いものとなっているシステムに関しては後ほど詳しく説明するが基本的に重装ほど耐久値が高いがFatigureやVisionの最大値が下がってしまうため戦う相手や団員個々人の才能や役割に応じて組み合わせを考える必要があり非常に奥深い

そして先述したFatigureシステムとVisionシステムだがここにAP(アクションポイント)システムを加えて説明する

まずAPシステムだがこれは簡単、少なくとも自軍においては9ポイント一律でこれを消費して移動や攻撃をそれぞれに応じたコストを消費して行うことができる。ただし各々の特性や地形、怪我などによりコストの方は増減するため注意が必要である

次にVisionシステムこれも比較的簡単、少なくとも自軍においては基本値が決まっておりそれに対し各々の特性や地形、怪我などの増減を加味し決定されこの数値は敵や地形の情報取得はもちろんのこと遠距離武器における攻撃可能範囲にも影響するため忘れがちだが意外と重要(目を失って弓兵引退などは日常茶飯事である)

最後にFatigureシステムこれはリアリスティックながら少し難しい、簡単に言えばスタミナなのだが場合によっては疲労度と捉えることも必要となるのだ基本的にはAPと同じく行動のコストに応じて消費されるが各々最大値が違っておりターンごとの回復量の基本値こそ同じであるものの正直管理が難しく基本的に回復量以上に消費するためFatigureの数値はターンを重ねるごとに低下していき先頭が長引けば移動か攻撃しかできない、なんなら何もできないといったようなことが頻発するこれもまた奥深いシステムとなっているのである

どうやら私はここまでのようだ兄弟たちよ

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