biimシステムとは (ビイムシステムとは) [単語記事]

biimシステム

biimシステムとは、解説付きゲームプレイ動画向けのユーザーインターフェースである。

概要

レトロゲーム RTA走者のbiim兄貴が投稿している動画上で利用している画面構成。
ゲーム画面を阻害しない形で図、数値データ、音声などを用いた分かりやすい解説が可能な合理的なUIである。
ゲームを停止して解説することが出来ないRTA 動画には特に適している。
また、ネタの挿入もしやすく、投稿者毎の個性も出しやすくなっていたりといいことづくめとなっている。
(ただし後述の注意点も存在する)
ニコニコのRTA 動画界隈では主流になりつつあり、RTA以外にも解説つきプレイ動画にも用いられている。
また「RTA(リアル登山アタック)」や単なる「ゆっくり解説」動画など、ゲームプレイ動画とは全くジャンルが異なる動画にも用いられることがある。
配置の元ネタは往年のエロゲー「狂った果実」とのこと。（インタビューより）

※このページ下部のリンクに作成用コモンズ素材あり

定義

発祥がはっきりしない自然発生的な単語なので、その定義は曖昧だが、主に以下の特徴がある。

画面左上に大きくゲーム画面を表示
画面下部にキャラ(主にゆっくり)の顔と台詞を表示。それをSofTalkなどで発声。
画面右に詳細なデータやネタなどを表示

注意点

このレイアウトが周知されるきっかけとなり、語源となったbiim兄貴がホモであるため、
コメントが淫夢ネタまみれになりやすいのもその特徴の一つである。
biim兄貴リスペクトでこのUIを使う動画投稿者はbiimチルドレンと呼称されたりもするが、
すでにbiimチルドレンチルドレンも生まれているようで、biim兄貴を知らずにこのUIを用いる投稿者もいるようである。

また以前から同様のレイアウトのゲームプレイ動画はあった（biim兄貴リスペクトの記事参照）。
ゲームと動画のアスペクト比が違うのを有効活用しようと思ったら、このレイアウトになるのはあたりまえだよなぁ？

故に、biim兄貴の動画と同じ感覚でホモの視聴者が淫夢ネタを使用すると、
ノンケ投稿者が困惑するので淫夢ネタを安易に使ってはいけない（戒め）

淫夢ネタの使用可不可は以下の点で判断するといいかもしれない（確実な判断基準とは言ってない）

上記の棲み分けに関して、ノンケ投稿者・視聴者兄貴側に立った対策案を書いておくから見とけよ見とけよ～(いいこと思いついた兄貴は追記オナシャス！)

淫夢(ネタを用いた厨コメ)が苦手な投稿者兄貴達、
淫夢ネタを使用していない動画にホモコメが沸くのが嫌な兄貴達へ

まずはじめに、「biimシステム」と「biim兄貴リスペクト」のタグによる棲み分けは、
以下の点から機能していない&させるのは難しい状況にあります。

元々棲み分けタグでない(無編集 RTAとの区別や、単なるネタタグとして普及した)こと。
既存動画で淫夢ネタの有無に関わらずシステムとリスペクトのタグが、
混在(両方付いているものも)して普及していること。
biim兄貴リスペクト動画のpart1リンクタグとして普及しているのが、
「biim“システム”part1リンク」のタグであること。
両方共に淫夢ネタを使用した編集多め解説 RTAの元祖とも言える投稿者である、
「biim」兄貴の名前が入っていること。
後者はあくまでも「淫夢ネタ」リスペクトではなく「biim兄貴」リスペクトであり、
リスペクト元の本人も定義 NGと言っていること。

この2つのタグで今から棲み分けを進めようとしても、
淫夢OKな投稿者視聴者兄貴達の多くからはノイジーマイノリティだと思われるでしょう。
実際、淫夢 NGなbiimシステム使用者兄貴がニコ動での市民権を得ているなら、
既にbiim式wlwの様に明確に区別されていてもいい筈です。

その上でどうするか、となると、やはり前述したbiim式wlwのように、
タグで棲み分けを明文化するべきだと筆者は考えました。
間違ったタグを付けるのはもはや単なる検索妨害ですから、
「ホモは嘘つき」等のネタでテンプレ化するのは流石に運営が許さないでしょうし、
「biimシステムでは淫夢コメをしても普通のRTAではしない」
という視聴者層が可否の判断を下し易くなります。

ではどういったタグを付けるべきか?

淫夢、biim兄貴(特に後者)に対するヘイト的な文言は入れない方が、
投稿者兄貴が炎上するようなリスクは抑えられます。
ただ、淫夢ネタがNGである事は明記した方がよいと思われます。
機能的には、キーワード検索で既存タグと干渉しない事がお互い望ましいと思われます。
また、文章の形にすると感情的に見えるので避けた方がいいでしょう。