BLUE REFLECTION TIE/帝とは (ブルーリフレクションタイとは) [単語記事]

長い長い、夏休みの始まりだ―――

タイトル	BLUE REFLECTION TIE/帝
発売日	2021年 10月21日 (Steam版は11月9日配信)
対応機種	PS4 Nintendo Switch PC(Steam)
ジャンル	ヒロイック RPG
監修キャラデザイン	岸田メル
発売	コーエーテクモゲームス
開発	ガスト長野開発部
レーティング	CERO:C(15歳以上対象)
価格（税込）	通常版・ダウンロード版:8,580円プレミアムボックス:11,935円スペシャルコレクションボックス:22,110円

BLUE REFLECTION TIE/帝とは、コーエーテクモゲームスのガスト長野開発部(以下ガスト)より発売、配信されたゲームソフトである。
略称は「ブルリフ帝」「ブルリフT」
公式ハッシュタグは#ブルリフT
TIE=結ぶ、繋ぐ。
帝＝3本の線を1つにまとめる様子が由来の
漢字。

＃概要

各メディアで展開するBLUE REFLECTION プロジェクトの一角にしてBLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣の続編。
幻(前作)、燦(ソシャゲ)、澪(アニメ)のメインキャラが一堂に会する集大成的な作品だが、これ一本で独立、完結しており他シリーズについては説明が入るため、シリーズ初見でも入りやすくなっている。

監修・キャラクターデザインは引き続き
岸田メル氏。
BGMの浅野隼人氏は名義を「アサノハヤト」と改め続投している。
尚、メインシナリオはガスト内製。サブシナリオの一部を株式会社ピンスリープに外注している。

＃ストーリー

あの最期の夏。
私たちは本当に大切なものを
探す旅に出た。

突き抜けるような青空、周りに広がる透明で美しい水面、じりじりと肌を焦がす太陽。 ――夏の風景の中、１人の少女は、まるで取り残されたようにこの世界へと迷い込んでいた。少女の名は星崎愛央(ほしざきあお)。ぽつんと漂う学校では、記憶をなくした3人の少女たちが暮らしていた。愛央は戸惑いながらも元の世界に戻る手がかりを探すため、彼女たちとの奇妙な共同生活を送ることに。

そんなある日、学校と辺り一面に広がる水しかなかった世界に、突然、不思議な場所へ続く道が現れた。
戸惑いながらも歩みを進めたとき――そこには見たこともないモンスターの姿。窮地に陥ったとき、少女たちは不思議な力を手に入れる。

夏を閉じ込めたような世界、記憶を失くした少女たち。謎が解けるとき、少女たちは何を手にするのだろう。

＃登場人物

星崎(ほしざき) 愛央(あお)　CV:柳原かなこ
出演	BLUE REFLECTION TIE/帝
誕生日	7月22日	星座	かに座	タイプ	文系
趣味、特技	アニメ、ラノベその他サブカル全般
好きな物	ライトノベル「屍神の法則」(20分も話し続けられる)
嫌いな物	勉強、めんどくさいこと
使用武器	大鎌	固有スキル	クリティカル率、クリティカルダメージ上昇
本作の主人公。テストで赤点を取り、補習を受けるため登校して異世界に迷い込んだ。他人より秀でた才能も無ければ特に何か努力している訳でもない、ごく普通の高校生。平凡そのものな毎日を過ごしてきたからか、ライトノベルやアニメの主人公のような「特別な存在」に対してコンプレックスを持つ。クリティカル関連のスキルを多数保有するアタッカーであり、コンボ数リセットの防止手段を持つ希少なキャラ。

靱(うつぼ) こころ　CV:高柳知葉
出演	BLUE REFLECTION TIE/帝
誕生日	9月24日	星座	てんびん座	タイプ	文系
趣味、特技	クレー射撃
好きな物	都会、おしゃれ、お米
嫌いな物	田舎、ジャンクフード
使用武器	ライフル	固有スキル	状態異常付与率、継続時間上昇
異世界に迷い込んだ愛央が初めて出会った少女。のんびりした雰囲気と優しい性格とは裏腹に芯は強く、食べ物を粗末にすると怖い。父親の狩猟を手伝っていた影響か、食料調達や保存食作りなどサバイバルに関して高いスキルを持っている。状態異常(暗闇、鈍足、麻痺、その他)をばら撒きながら敵の属性耐性を下げて打ち抜く戦術を得意とする。

宮内(みやうち) 伶那(れな)　CV:河瀬茉希
出演	BLUE REFLECTION TIE/帝
誕生日	10月8日	星座	てんびん座	タイプ	理系
趣味、特技	新体操
好きな物	理系教科、星空
嫌いな物	いい加減な男、文系教科、理屈が通用しない物全般
使用武器	フラフープ	固有スキル	付与した(された)補助効果の継続時間上昇
こころ、勇希と一緒に生活している少女。ストレートな言葉で表現する質で誤解されがちだが根は優しく、愛央達にツッコミを入れるのも暴走しがちな面々を抑えるため。慎重派で、石橋を叩いて渡るよりも構造を把握して安心したいタイプ。とある事情で辞めているが新体操経験者。本作の戦闘システムで重要なノックダウンに長けており、ボスキラーとして活躍を見せる。

金城(きんじょう) 勇希ゆうき)　CV:芹澤優
出演	BLUE REFLECTION TIE/帝
誕生日	1月14日	星座	やぎ座	タイプ	文系
趣味、特技	折り紙
好きな物	楽しい事、かわいい小物、洋菓子
嫌いな物	楽しくない事(勉強や掃除、その他いろいろ)、病院、辛いもの
使用武器	-	固有スキル	アイテムドロップ率上昇
こころ、伶那と一緒に生活している少女。前作で言う所のサポーター枠。明るく元気なムードメーカー。遊ぶ時は体力が尽きて倒れるまで全力で動き回る。愛央達初期メンのうち、唯一リフレクターとして戦えないため、料理当番を受け持つ。愛央達の能力を引き上げるスキル、工作関連スキルの他、便利な固有スキルを習得する有能なキャラ。

春日(かすが) 詩帆しほ)　CV:陶山恵実里
出演	BLUE REFLECTION SUN/燦
誕生日	3月25日	星座	おひつじ座	タイプ	文系
趣味、特技	料理
好きな物	コーヒー(飲むのも淹れるのも)、掃除
嫌いな物	高い所、球技
使用武器	片刃の刀剣	固有スキル	回復量上昇、オーダーリング速度上昇
愛央と同様、とあるきっかけでこの世界に迷い込んだ。優しく真面目な優等生で家事が得意。昔は割とやんちゃだったようで、普段の態度も一筋縄ではいかないものを感じさせる。変身後の衣装は一番大胆。火力要員としての役割もこなせるが、彼女の真価は回復(戦線維持)と他者の行動加速(DPS増大)にある。

白井(しらい) 日菜子(ひなこ)　CV:高田憂希
出演	BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣
誕生日	8月21日	星座	しし座	タイプ	文系
趣味、特技	バレエ
好きな物	バレエ、クラシック、お風呂
嫌いな物	Gの名を冠する黒いアレ、寒さ
使用武器	長剣	固有スキル	ギアスキル威力補正上昇コンボ数比例与ダメージ上昇
前作主人公にして神による人類融合の危機を防いだ英雄。膝の故障により引退した元バレエダンサーだが迷い込んだ世界では特に支障無く動ける。ストイックな性格で引退前はほぼバレエ一色の生活であった。愛央達とともに行動するうち、大切な友達の事を思い出す。自己加速とコンボ数増大に特化した高速アタッカーで、序盤の耐久力以外はすこぶる優秀。

久野(くの) きらら　CV:大野柚布子
出演	BLUE REFLECTION SUN/燦
誕生日	7月7日	星座	かに座	タイプ	理系
趣味、特技	祈祷
好きな物	創作物全般、人形集め
嫌いな物	早起き、人が沢山いる場所
使用武器	-	固有スキル	工作時、一定確率で作成個数+1
勇希と同じくサポーター枠。神秘的な雰囲気をまとう少女。本人曰く「神の声」が聞けるらしく予言めいた言葉を口にする。幼少期からの経験により同年代の少女よりも少々達観した物言いでちょっとやそっとでは動じない。ラノベやアニメが好きな愛央と語り合ったり戦ったモンスターのフィギュア化を希望したりしている。習得スキルは勇希と類似しており、こちらは固有スキルにより工作で特に有用。

平原(ひらはら) 陽桜莉ひおり) 　CV:石見舞菜香
出演	BLUE REFLECTION RAY/澪
誕生日	4月15日	星座	おひつじ座	タイプ	文系
趣味、特技	姉と過ごすこと
好きな物	お菓子、唐揚げ
嫌いな物	嫌いなものはないよ！(本能的に遠ざけているものはあるらしい)
使用武器	長剣(二刀流)	固有スキル	弱点攻撃時HP 回復与ダメージ比例エーテル回復
RAY/澪の主人公。元気でまっすぐ、天真爛漫を絵に描いたような妹キャラ。母と姉(美弦)との3人暮らしであったが、母が失踪してから美弦と2人で生きてきた。我が儘を言いにくい家庭環境であった為か、悩みを打ち明けずに自身の中に押し殺して明るく振る舞おうとする。鈍足だが、高いHPで耐えトップクラスの攻撃力で敵を屠る重戦車型アタッカー。

平原(ひらはら) 美弦(みお) 　CV:上田麗奈
出演	BLUE REFLECTION RAY/澪
誕生日	9月20日	星座	おとめ座	タイプ	理系
趣味、特技	お菓子作り、勉強
好きな物	甘い物、特にアイス
嫌いな物	虫全般
使用武器	-	固有スキル	経験値量増加
今作ではサポーター枠。物静かで儚げな雰囲気をまとった陽桜莉の姉。記憶を失っても妹の事だけは覚えていた。母の代わりに妹の世話を焼いてきたからか、つい陽桜莉や年下の愛央に過保護に接してしまう。陽桜莉のお菓子好きは彼女の影響も大きいようだ。戦闘能力を失った代わりにサポーターとしてのスキルは例に漏れずどれも有用。

駒川(こまがわ) 詩(うた) 　CV:田辺留依
出演	BLUE REFLECTION RAY/澪
誕生日	１月25日	星座	みずがめ座	タイプ	理系
趣味、特技	仁菜(RAY/澪の登場人物)いじり、ネットサーフィン
好きな物	刺激的なもの、論理的なもの、音楽
嫌いな物	生ぬるいもの、非論理的なもの
使用武器	-	固有スキル	一定確率で素材アイテムの採取個数+1
今作ではサポーター枠。RAY/澪視聴済のプレイヤーを大いに驚愕させた人物。記憶喪失によって本来の真面目で素直な性格が表出しているが、他人の感情を察する事が苦手。向日葵の花を見ると快不快の区別すらつかない感情で心がざわつく。ちなみに愛央の身長と体重は彼女と全く同値であり、ファンの間で考察のネタになっている。

＃ゲームシステム

パーティ

前作と違ってサポーターは編成できず、パーティ構成はリフレクター(戦闘要員)のみだがサポーターのパッシブスキルは有効。
人数構成は3人+控え1人。
控えメンバーができるのは
①前に出ているキャラと交代する
②自動でサポートスキル(回復やバフ)を使う
③予め作成したアイテムを使わせる
の3つである。

戦闘

一般的なコマンド入力式ではなく各行動ごとに決められたエーテルというリソースをメンバー毎に好きなタイミングで消費して行動する。
エーテルはエーテル回復速度という値(他RPGで言う「素早さ」)に応じてリアルタイムで上昇していき、消費してスキルを使えばエーテル加速度に応じてエーテルの溜まる速度がどんどん早くなる。
回復速度が一定値を超えれば各キャラのギアという値(1～5)が上昇、より高消費、強力なスキルが解禁、更にスキルを使って加速……を繰り返し、戦闘時間に比例して派手で高威力なスキルが飛び交う。
下記のシステムとあわせてざっくりまとめると
①エーテルを消費しスキルを使ってギアを上げ、
②コンボをつなぎ敵をノックダウンさせ、
③インファイトバトルやエーテルタイドでトドメを刺す
……ぶっちゃけると「ライザのアトリエ」を基礎に発展させた半リアルタイムの戦闘システムである。

コンボ
攻撃を当て続けるとこの数値と共にダメージの倍率が上昇していく。
ボス敵からの妨害を受けない限り途切れることは無い。倍率は最大で10倍にも達するためボス戦ではコンボを可能な限りつなげたいが、あちらもそれを阻止するため妨害行動を行ってくる。妨害によるコンボ数のリセット自体は愛央、陽桜莉のスキルで防止が可能。
ノックダウン
敵を攻撃し続けると与えられる一種のデバフ。
この時敵は行動の停止ないし大幅な鈍化、クリティカルヒット発生率の増大が起こるため、この間に攻撃を出来るだけ叩き込みたい。ノックダウンを狙ってくるのは敵も同様。ボスをノックダウンした場合、現れるシールドを更に攻撃して破壊すると後述のインファイトバトルに派生する。
インファイトバトル
シールドを割ったキャラが一定時間ボスと1対1で戦う。
格闘ゲームやMMORPGのようにリアルタイムでスキルを入力し攻撃、敵が攻撃してきた時はモーションに合わせて目押しで
・回避……受付時間が長めでローリスク
・カウンター……タイミングが少々シビアだが敵の攻撃を1手潰せる
のどちらかを選択して上手く捌いていく必要がある。ノーダメージで一定数攻撃を重ねるかトドメを刺してインファイトを終了させた場合はインファイトフィニッシュで更に追加ダメージ。大量のダメージを与えられる所謂チャンスタイムだがボス側から仕掛けられた時は窮地に陥ることも。ちなみにインファイト移行前のモーションは各キャラ毎の個性が現れており必見。
エーテルタイド
各キャラ固有の強力な必殺技。ギア数３、コンボ数15以上で使用可能。
学校魔改造計画(後述)で設置できる施設「木人」を利用して習得する。有料DLCが必要だが愛央と各キャラとのギャグに振り切った合体技、レゾナンスタイドも存在する。
Aether+Tied(結ばれる≓集束)、或いはAether+Tide(潮、巨波)が由来か。

タレントレベル

信頼度のようなもの。愛央が仲間たちとデートしたり依頼を達成する事で「タレントポイント」が貯まり、総獲得量に応じてレベルアップ。各キャラ固有のスキルを習得したり、デートの時に手をつなぐようになる。更に蓄積されたタレントポイントは消費して工作や戦闘で使用するスキルを習得できる。

工作

校舎の工作室でココロトープ(後述)等で拾った素材アイテムを材料に、料理や様々な道具を作ることができる。回復アイテムやバフアイテム、デバフアイテム等、種類は豊富。作成に参加したキャラが工作スキルを所持していると作成物に追加効果が付与される。

学校魔改造計画

拠点の校舎に様々な施設を建設し、戦闘で与えるダメージを増大させたりデメリット付きで強力な効果を付与できる(効果はONO FF切り替え可能)。ビーチチェアからロケットまでバリエーションは必見。

＃ココロトープ

学校で暮らす愛央達の前に突如現れた場所。元の世界に帰る手掛かりを探すため、探索することになる。各テーマ曲はいずれも名曲揃い。誰かの心の中のイメージが形になったような世界でどこか非現実的な風景が多く、非常にスクショ映えする。
またマップ全体の構成、デザインから配置されている小物、敵、採取アイテム、テーマ曲の名前に至るまでココロトープの元になった人物の思い出や思考が大いに反映されており、探検しながらキャラクターについて考察してみるのも一興だろう。

こころのココロトープ

テーマ曲:透過性シェルター
 森の中に荒れ果てた廃屋や車が点在する世界。

詩帆のココロトープ

テーマ曲:放射状ターミナル
足首まで浸かる水とどこまでも敷かれたレールが特徴的な世界。

勇希のココロトープ

テーマ曲:諦念的カスケット
彼女が人生の殆どを過ごした病院、加えてある人物と出会った風景が元になった世界。

詩のココロトープ

テーマ曲:黄金律アンチノミー
何の変哲もない田舎の風景だが……？大輪の向日葵の花、高くそびえる鉄塔が存在する。

ユズ・ライムのココロトープ

テーマ曲:集合的アンコンシャス
前作のコモンを模した場所。感情ごとに4つのゾーンに分けられている。愛央達はここである真実を知ることになる。

愛央のココロトープ

テーマ曲:不連続イグジスタンス
 愛央がこの世界に来る前に過ごしていた平凡その物な街。

＃関連項目

＃外部リンク

うまれかわれ

BLUE REFLECTION TIE/帝単語

＃概要

＃ストーリー

＃登場人物

＃ゲームシステム

パーティ