bob艦隊とは (ボブカンタイとは) [単語記事]

bob艦隊とは、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん～艦これ～』において、bob（biyonbiyon）氏がイラストレーションを担当したキャラクター（艦娘）により構成された艦隊のことである。

表題掲載の絵で左から利根・筑摩・妙高・羽黒・足柄・妙高・那珂・神通・川内・祥鳳。
2018年 12月、「日進」が追加された。

概要

以下の艦娘により構成される。（太字は改二実装済）
日進以外は初期より実装。日進は2018年 12月実装。

艦種	型	艦名	担当CV	備考
軽巡洋艦	川内型	川内・神通・那珂	佐倉綾音
重巡洋艦	妙高型	妙高・那智・足柄・羽黒	種田梨沙
重巡洋艦	利根型	利根・筑摩	井口裕香	改二で航空巡洋艦
軽空母	祥鳳型	祥鳳	種田梨沙
水上機母艦	日進型	日進	宮本侑芽

特徴として、まずは改二が実装されている艦娘が9人ときわめて多いことが挙げられる。改二艦のみで艦隊を編成できる絵師の一人（他にはしばふ・コニシ・やどかり・玖条イチソ・藤川）であり、祥鳳改二が実装されれば担当絵師の艦娘全員が改二実装となる初のケースとなる^[1]。この「優遇」には、川内型を揃えることで第3艦隊が解放され、妙高型を揃えた後に金剛型を揃えることで第4艦隊が解放されることから、提督たちになじみの深い艦娘たちであることが考えられる。

性能面でも改二艦が多いことから、軽巡夜戦火力1位、重巡夜戦火力2位＆3位を含むなど申し分ない。祥鳳は改止まりということもあり搭載機数などで飛鷹型・千歳型に後れを取るものの、2015年夏イベントに合わせて実装された艦載機熟練度システムにより獲得可能な制空値や攻撃力が大きく引き上げられたため、装備の練度を高めれば以前ほどの差はないと言えよう。^[2]

注目されるのは5年目の終盤、bob艦隊初の追加実装となった日進。甲標的を装備可能でbob艦隊唯一の先制雷撃が出来るだけでなく、水上爆撃機が搭載可能なため単艦での弾着観測射撃が可能・二式大艇装備による高い索敵能力・4スロットによる多数の駆逐艦を凌ぐ夜戦火力を保持するなど様々な運用がこなせる高いポテンシャルを持ち合わせる。

戦艦を含まず、航空戦力が少なめであることから昼戦ではやや分の悪い場面もある。しかし、相手に航空戦力がいない場合祥鳳or利根型で制空権を掌握すれば、重巡＆航巡の弾着観測射撃により昼戦を制し、夜戦でとどめを刺すことが可能である。
その例として、1期の2-5北ルートが挙げられるだろう。この海域は空母を含まず、ドラム缶2個を搭載することで昼戦＆夜戦1回ずつを経て空母を含まないボスへ到達することができた。月1回のマンスリー任務として妙高・那智・羽黒（第五戦隊）を含む艦隊で当海域ボスにS勝利を達成する任務があるが、残りの3人もbob艦隊のお世話になっていた提督は多いのではないだろうか。（2期の2-5は、重巡＆航巡のみの艦隊ではルートの関係上、ボス到達までに燃料・弾薬を消耗しきってしまい、また道中で有力な敵空母艦隊との戦闘を余儀なくされるため、bob艦隊のみでの突破は困難になってしまった）

なお、絵師であるbob氏の愛娘たちの思い入れは強いようで、艦これサービス開始1周年・2周年・３周年・４周年・５周年に合わせてそれぞれ担当艦娘全員の集合イラストを作成している他、2周年に合わせて全員レベルカンストさせている。
※５周年イラスト公開の公式電文に気になる一言が...→2019年冬イベで「日進」が当艦隊に合流した。

脚注

*祥鳳を改造すると別グラフィックになることから、「2枚目のイラスト」という意味では全員実装されていることにはなる。
*例として、飛鷹改・千歳航改二・祥鳳改の全スロットに烈風を搭載した場合、熟練度0の状態では制空値がそれぞれ160・149・134なのに対し、全機熟練度MAXにすると260・249・234となり、比率で見れば差が縮まっていることがわかる。