DEAD OR ALIVE 5 Last Roundとは (デッドオアアライブファイブラストラウンドとは) [単語記事]

DEAD OR ALIVE 5 Last Roundとはコンシュ－マーにおけるDOA5 シリーズ最終作であり、コーエーテクモゲームスより、2015年 2月19日にPS4、PS3、Xbox360、Xbox oneにてパワーアップされて発売。(PC版はsteamより3月31日発売。)

アーケード版DEAD OR ALI VE 5 ULTIMATE ARCADEは名前こそ変わらないものの、コンシューマー版と同じ調整とキャラ数になっている(Ver. 2.00[LR1.01]と表記)

略称はDOA5LR(アーケード版はDOA5UAとなるが、「アケ版LR」とも呼ばれている)

概要

(DEAD OR ALIVE 5 Last Roundの根本的な内容はDEAD or ALIVE5の記事を参照。)

本作の大きな特徴は、前作に比べてグラフィックが改良されていること、ステージやキャラクターが追加されていることである。(参戦キャラクターは過去最多の34名。)

定期的にシステムの改善や、DLCによるコスチュームの追加などが行われることから、長期に渡って楽しめるゲームとなっている。

グラフィックにおいては、人間の質感を自然に魅せる“やわらかエンジン”が組み込まれており、男性の筋肉の質感や女性の胸の揺れ方等が、前作と比較してより自然な形で再現されている。またこちらのエンジンは、PS4、Xbox one版に限るが、基本無料版でも最初から内蔵されている。

ステージにおいては、“デンジャーゾーン”と“クリムゾン”が高いクオリティで復活されており、DOA、DOA2に登場したどこか懐かしいステージである。“デンジャーゾーン”では、ダウンすれば蒼い床にある爆弾によりダメージを受けるというプレイヤーにとってハ－ドな造りとなっている。“クリムゾン”では、上層では人々の生活感があるステージとなっているが、壊れかけた柵に敵を吹き飛ばすとド派手な『崖っぷちデンジャー』が発動する。さらに落下すると裏路地にある下層に行きつく。ここでは廃墟と化しており、日が届かなく、どこか危険な雰囲気を醸し出している。酷く破壊されたタクシーの残骸や壊れかけの看板等があり、これらのオブジェクトがプレイヤーにとってトラップとなる。

キャラクターの追加においては、初代DOA大会でかすみに敗れて爆死、その後ビクトール・ドノヴァンに回収されて戦う本能しかない戦闘マシンと化した『雷道』と、おばあちゃん想いで格闘技を観戦すると興奮してしまう女の子、絶対秘密のスクールガール、『ほのか』が追加されており、DOA ファンとしては嬉しい要素と言えるだろう。(また、この二人のタッグ技も用意されており、似た者(コピー系)同士の共闘を楽しむのも、本作の要素の一つと言えるだろう。)さらに前作に引き続き、DOA5UAでも好評だった『女天狗(フェーズ4)』、『マリー・ローズ』が参戦。この二人を初期状態でプレイすることができる。

	雷道(CV:稲田徹)		ほのか(CV:野中藍)
国籍	日本	国籍	日本
性別	男性	性別	女性
流派	霧幻天神流・改	流派	ほのか流
年齢	極秘	年齢	18歳
誕生日	極秘	誕生日	3月24日
血液型	極秘	血液型	AB型
身長/体重	極秘	身長/体重	150 cm/45kg
スリーサイズ	極秘	スリーサイズ	B99/W58/H91
職業	極秘	職業	学生
好物	極秘	好物	ホイップシュークリ－ム
趣味	極秘	趣味	プロレス観戦、格闘映画観戦、お風呂
格闘スタイル	相手から喰らった技をコピーすることができる。また、技をコピーするだけでなく、『天崩轟雷掌』、『裂空迅雷殺』などオリジナルの奥義もある。『霧幻天神流』をベースとし、ハヤテやかすみの『霧幻天神流』よりも威力が高く、パワフルな戦法を用いる。	格闘スタイル	相手の技を見ただけでコピーすることができる。しかし、コピーする相手によっては攻撃力やリーチが劣化することがある。自己流である『ほのか流』は多種のコピーした技の内の最もお気に入りの技を使う。『必殺の構え』をとると今まで見たことのない奥義が使えるようになる。

DOA5LRでは、パッケージ版の発売と同時に、基本無料版も配信されている。基本無料版では、ストーリーモード以外の全てのモードをプレイすることができる。また、オンライン対戦機能も付属されており、基本無料版同士は勿論、パッケージ版との対戦もできる。プレイ可能なキャラクターとしては、あやね、かすみ、ハヤテ、リュウ・ハヤブサの4人。有料ユーザーになれば、ストーリーモードをプレイすること、プレイキャラクタ－を増やしたりすることができる。

解像度は720p/1080p/4Kに対応し、影の解像度はPS4版、エフェクトはPS3版、キャラ選択機能はPS4版相当である。衣装数は400着以上あり、髪型チェンジにも対応している。ステージ数は36でコンシュ－マー版と比較して少ない。アンチエイリアスは切り替え可能である。

なお、前述した『やわらかエンジン』は搭載されておらず、コントローラーの振動は非対応、実績は実装されていない。さらに、コンシュ－マー版では追加されていたステージ、『デンジャーゾーン』と『クリムゾン』は追加されていない。DLCを購入することでEXTRAにおけるMOVIE THEATERのグラビアは入手可能。オンライン対戦機能はパッチで配信される予定であり、プレイ可能になるのは発売日から3ヶ月以内としている。