DQNネーム(ドキュン-)とは、「DQNの親が子供に付けそうな名前・DQNの親が子供に付けた名前」を指す。
「DQN」とは、インターネット用語で「常識を逸脱した人・非常識人」のこと。 DQNネームは常識から逸脱した奇抜な名前を揶揄する意味で使われる。
なお公の報道機関などでは「キラキラネーム」と呼ばれている。(後述)
DQNネームとは電子掲示板サイト2ちゃんねるで誕生した単語であり、あまりにもおかしな子供の名前を蔑む意味で使われていたのが始まり。当初は「DQN名」の表記も存在した。
過去ログが明確に残っているだけでも、2002年には現在と同じ意味で使われている。探せば2001年頃には既に使われていたかもしれない。
1 : 名無しの心子知らず: 02/09/04 21:12 ID:RlMFlBzZ
DQN名大集合のご長寿スレ☆
前スレ→http://life2.2ch.net/test/read.cgi/baby/1028724832/l50355 : 名無しの心子知らず: 02/09/15 23:27 ID:phJRMiy6
数十年後にはここにあるDQNネームでタウンページが香ばしくなるのか・・・496 : 名無しの心子知らず: 02/09/20 23:31 ID:cVyPAJ8Z
愛楽(あいら♀) 樹音(じゅのん♂) 道新の夕刊の地方版に載ってた。
北海道って、DQNネーム率高い?712 : 名無しの心子知らず: 02/09/27 19:43 ID:tnzoCwMR
>>711 読みを参考にしてDQNネーム考えたよ。
伊児(いちご)・・だけ。
変な名前を付ける親を非難したり、名付けられた子供をカワイソがる書き込みが前後に多く書き込まれる。
2ちゃんねる上では、基本的には常識を逸脱した名前・人から馬鹿にされやすい名前がそう呼ばれやすい。
どんな名前がそう呼ばれているが以下に有名なコピペで紹介する。
117 : 【関電 87.8 %】 :2012/02/09(木) 20:55:36.65 P
(゚∀゚)「では、出席をとります。名前を呼ばれたら大きな声で『はい!』と答えてください。」
生徒「ワイワイガヤガヤ」
(´・ω・`)「・・・・、浅田美羽(みう)さん」
浅田「はい」
( ゚Д゚)「(呼びづらいな・・・)・・・安藤優由(ゆ・・・・・ゆ?)さん」
安藤「はい」
Σ(´Д` ) 「(・・・ゆゆで良いのか・・・)上野・・・・ポチ男・・・・くん」
ポチ男「はーい」
;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ 「・・・・・・・・・クク・・・・・近藤・・・───麗音菜愛梨亜(・・・読めん)・・・近藤さん!」
近藤「はい」
(;´Д`)「近藤さんのお名前はなんて読むのかな?」
近藤「れおなあめりあ」
(;´Д`)「そうですか、ありがとうございます・・・・・・・(読めねえよ)・・・・佐藤・・・光中(こうちゅう)・・・くん?」
佐藤「ぴかちゅう」
(;´Д`)「そうですか、ごめんね・・・(10万ボルト・・・)・・・佐々木メロディ愛(めろでぃあ)さん(今度こそ正しいだろ!)」
佐々木「メロディあい!」
(;´Д`)「ごめんなさい・・・メロディあいね・・・・・中野世歩玲(せふれ?)さん」
中野「はい」
(;´Д`)「(セックスフレンド・・・・・略してセフレ・・・・)・・・・西田・・・・・・・・・・王子様君・・・・」
西田「はーいはーい」
(;´Д`)「(あだ名はプリンス)・・・浜田光宙(こうう?)くん」
浜田「せんせー、俺、ピカチュウ!」
(;´Д`)「ごめんごめん、ピカチュウね(2匹目ゲットだぜ)・・・・・・・・・・松田太郎くん(やっとマトモなのが来た・・・)」
松田「?」
(;´Д`)「あれ?松田君?松田太郎君?」
松田「ジョンです」
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) 「ジョン!・・・・・(いいえ、それはトムです)・・・・・・・・・・・・・・山下愛子さ・・・・・・・・・愛子エンジェルさん・・・・」
山下「はーい」
orz「ねーよ」
要はこれらの傾向に当てはまるのがDQNネームに当てはまると考えられる。
DQNネームは近年増加傾向にある。その原因は複数の理由が考えられ「子供の名前に使える漢字の増加」「親の稚拙化」「近年の風潮」「漫画やアニメの影響」「日本最大の読者数を持つマタニティー雑誌の執拗なキャンペーン」などである。
子供の名前に使える漢字に付いては、1990年に人名用漢字(常用漢字(2136字)以外の物)として付けられる法的な漢字数が166字から大幅に118字増加して284字になった。ただ、最初は特に問題とはならなかったようであるが、芸能人が子供に通常使わなかった漢字や複雑な名前を付ける場合が増加し、この影響から、これに感化された世の親達が他の子供との差別化を図るためなのか何なのか知らないが、やたらと子供に難解だったり複雑だったり絶対に聞かないと読めない漢字や読み仮名をつける親が増加した。さらに、法務省が保護者からの意見聴取などを基にして2004年9月27日に施行された人名漢字の大幅追加により、488字増えて983字となった事も拍車をかける要因になったと言えよう(2010年の常用漢字改正で861字に減少)。
また、漢字の読ませ方も問題になっている。法律上は、どのような漢字にどのような読ませ方をしようとも親の自由なので、極端な話、「太郎」と書いて「はなこ」という読み方にすることも可能である。とはいえ、社会生活を営む上で親以外の誰にも読めないような名前を付けてよいかどうかは別問題である。
最近特に問題視されているのが漢字の読み方の「ぶった切り」(俗に「豚切り」などとも表記される)である。これは、本来の音読み・訓読みを途中で「ぶった切る」ことを意味する。昔から多かれ少なかれ存在した事象ではあるのだが、最近はどんどん訳が分からなくなっているといわれている。インターネット上には、次のような分類表すら存在しているようだ。
<人名における「ぶった切り」の不自然度分類表>
※あくまで一例です。人によって不自然の感じ方は変わります。
また、同じパターンの切り方でも、字によって不自然さに違いがあります。不自然度1:
"uu"を"u"、"ou"を"o"とするもの。「ぶった切り」に敏感な限られた一部の人が気に留める程度。
例:「優(ゆう)」→「ゆ」 、「央(おう)」→「お」
注:このパターンでも、拗音を短くする場合などは不自然度が高くなりうる(例:「龍(りゅう)」→「りゅ」)不自然度2:
"ei"を"e"とするもの。多くの人が「ぶった切り」であることに気付くが、不快感はない程度。
例:「英(えい)」→「え」、「寧(ねい)」→「ね」不自然度3:
"ai"を"a"とするもの。殆どの人が「ぶった切り」と感じる。不満を感じる人が出る。
例:「愛(あい)」→「あ」、「彩(さい)」→「さ」不自然度4:
訓読みの送り仮名を消し去ったもの。殆どの人が違和感をおぼえるが、読めなくもない。
例:「舞(ま)う」→「ま」、「咲(さ)く」→「さ」
注1:送り仮名の代わりになる漢字が後ろに続くことで、違和感が薄まることもある(例:「舞衣子(まいこ)」、「咲季(さき)」)
注2:この形の切り方が古くから使われて定着している名づけ字も多数ある(例:「明(あき)らか」→「あき」、「茂(しげ)る」→「しげ」)不自然度5弱:
その他、音読みの一部を切るもの。殆どの人が違和感をおぼえ、心の安定を図ろうとする。
例:「蘭(らん)」→「ら」、「颯(さつ)」→「さ」不自然度5強
連声(れんじょう)した語を再分解したもの。異常を感じ、たいていの人が思考を中断する。
例:「音」→「観音(かんのん)」の一部→「のん」不自然度6弱:
訓読みの一部を切るもの。解読することすら困難になる。
例:「心(こころ)」→「ここ」、「叶(かな・う)」→「か」不自然度6強:
熟字訓を強引に分解したもの。自力では解読することができない。
例:「雪」→「雪崩(なだれ)」の一部→「な」、「永」→「永久(とわ)」の一部→「と」不自然度7:
西洋語などを更にちょん切ったもの。高出力電波に翻弄され、自由意思で行動できない。
例:「月」→「るな」→「る」、「星」→「すたー」→「す」※通常の「ぶった切り」は、尻尾を切り落とすものだが、稀に胴体や頭を切り落とすことがある。
この場合は、不自然度が1上がる。
例:「向日葵(ひまわり)」→「ひまり」、「月」→「るな」→「な」
また、親の稚拙化といった話もよくされ子供の将来など考えずに適当に名前を決める場合も増加する。それとは少し異なるが親が好きな漫画やアニメの登場人物の名前を子供に付ける場合も増え、それが日本人の名前として自然なら問題にはならないがあまりに不自然だとDQNネームと呼ばれる。
近年増加傾向にある過保護な親(モンスターペアレント)の問題もあり、その指標として大学や高校の入試で確認される場合も多く、就職活動においても不利になる傾向がある。
また珍妙な名についての問題は現代に始まった事ではなく昔から存在する。
人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
(人の名前も、見慣れぬ漢字を付けようとするのは、意味のないことだ。)
何事も、珍らしき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。
(何事も、珍しい事を求めて、一般的でない事を好むのは、学の浅い人が必ずしそうな事である。)
卜部兼好 「徒然草」 第百十六段
※「徒然草」の作成は西暦1330年頃と言われている。
上記のように、古典でも取り上げられている他、安土桃山時代に南蛮(オランダ)との交流を開始した際にも同様の当て字が流行したとされる。近年では、昭和38年に名古屋高裁で出された判決で「親権者がほしいままに個人的な好みを入れて恣意的に命名するのは不当で、子供が成長して誇りに思える名前をつけるべき」との見解が出されており、珍妙な名前を付ける場合は今に始まったことではない。
また、三国志の時代でも呉の君主、孫休が「人の名前は被っていけない」「実体よりもかけ離れた名前をつけてはいけない」と理由で、子供を名付けるにあたって、君主である事をいいことに新字を創造した。その事について、裴松之は「被られるのが嫌だったら、名前なんてつけなくてもいいじゃないか」と身も蓋もないツッコミをいれている。
日本ではあまりにひどい名前だと家庭裁判所の許可を得て、役所に「名の変更届」を提出し変更することは可能である(戸籍法第107条2項「正当な事由によつて名を変更しようとする者は、家庭裁判所の許可を得て、その旨を届け出なければならない」:手数料が1000円程度必要)。なお、これが単独でできるのは、15歳以上の者であり、それ以下の場合は親権者などの承諾が必要となる。
海外、特に欧米ではアルファベットを使うと言う性質上、日本以上に深刻を通り越してクレイジーな事になっている場合もある。有名どころではスウェーデンのアルビン(Brfxxccxxmnpcccclllmmnprxvclmnckssqlbb11116)騒動あたりであろうか。ちなみに世界で一番長い名前は、「キャプテン・ファンタスティック・ファースター・ザン・スーパーマン・スパイダーマン・バットマン・ウルヴァリン・ハルク・アンド・ザ・フラッシュ・コンバインド」。ただしこれは本人の意思で改名したものであり、親が名づけたものではない(なお、改名の結果おばあちゃんが口をきいてくれなくなった模様)。
ちなみに、ドイツには次のようなガイドラインが存在するらしい(一部抜粋)。
名前は、
・名前であることが認識できるものでなければならない。
・名前のせいで子供が笑われたり、「悪」と結び付けられたりすることによって、子供の幸せを奪うことは許されない。(例:ユダまたはカインと命名)
・隣人の宗教的感情を害することは許されない。(例:キリスト(かつてはイエスも))
・地名またはブランド名であってはならない。
・苗字であってはならない。(例外あり)
そのドイツでは、アドルフがいわずもがなな理由で、DQNネームになっている。
DQNネームというネーミングに関しては、いわゆる変わった名前に対する蔑称であるため、いわゆる普通の名前に対する蔑称も存在している。例えば「コピペネーム」がそれである。
これは普通の名前、ありふれた名前に対して、すでに過去に事例が多数存在している名前をそのままコピペしただけのような実態を表した言葉であり、STAP細胞や大学生のレポート、卒論のコピペ騒動が起きたあたりからネット上で使用されている。
「コピペ」という言葉から、オリジナリティがない、パクリ、手抜きといった印象を与える力を持っている。ちなみに対義語としては「シワシワネーム」も有名だが、これは後述するキラキラネームの対義語という扱いになっているのだ。
DQNネームを付ける親や推進する側(主に報道機関)は、 「DQNネーム」ではなく「キラキラネーム」と呼称している。これはDQNのという言葉が蔑称として使われているため。そのため、テレビのニュース番組などでDQNネームという言葉が使われることはほぼ無い。
「キラキラネーム」という名前の出処は2000年から存在する赤ちゃんの命名支援サイト「キラキラname」である。
先述の「シワシワネーム」は、こうしたキラキラネーム推進派が自分たちの命名を正当化するために、古風な名前の命名を貶めるために作った蔑称でもある。
難読漢字や常識を逸脱した名前をDQNネームだと呼びつけることがあるが名前の流行は時代によって変化するという事は忘れないでほしい。古風な名前というのも昔はそうでなかったものである。自分につけられている名前もすでに自分の年齢と同じぐらい古い物である。よって何十年も生きた人間が赤ちゃんにつけられている名前が聞きなれない名前だということは普通の事である。名付け親もどのような気持ちでつけたのかは結局は第三者からはわからないのでむやみに聞きなれない名前をDQNネームだと決め付けるのは控えたほうがいい。名づけられた子供にとってもいい影響は無いのだから。
掲示板
2343 ななしのよっしん
2023/10/05(木) 18:33:19 ID: Ypolpro8oL
子供が簡単に変えられるようになったら普通だった自分の名前をクソみたいな名前に変える輩が後を絶たないだろうから別に手間は変わらん
親がクソみたいな名前を付けるか子が自分の名前をふざけた名前にするかの違いでしかない
2344 ななしのよっしん
2023/10/22(日) 11:16:11 ID: GIlHDDHaqy
>>2341
龍翔:
「りゅうしょう」であれば同音・同表記の有名中華料理屋もあるし、
画数が多くて手書きがめんどいこと以外普通の名前では?
仮に「たつと」だとしても元の漢字の読み方を逸脱してる訳じゃない
聖寿: 「せいじゅ」や「きよひさ」であれば(以下略 え?「はると」!?
大愛: 「だいあ」らしい。有名どころで大也(だいや)もいるし違和感はあまり無い
流絆愛: 「るきあ」らしい。違和感の正体は絆(きずな)を「き」と読むことか?
未依奈: 「みいな」らしい。ヨシ!個々の漢字の読み的には何の問題も無いな!
2345 ななしのよっしん
2023/12/02(土) 16:50:02 ID: HQt17t3psW
>>2343
>子供が簡単に変えられるようになったら普通だった自分の名前をクソみたいな名前に変える輩が後を絶たない
一生に原則一回限りにすればいい。あとまあ、子ども自身の意思でそうするならもうそれは自己責任でしょ。DQNネームは親が一方的かつ子ども側から一切の反抗ができない状態でやるのが問題なんだから。
ただ、いじめで無理やりやらされるとか、親の圧力とかを避けるために本当に自分の意思でやるのかとか、そういうのを確かめるために手続きの冗長性は必要かなとは思う。
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最終更新:2023/12/06(水) 13:00
最終更新:2023/12/06(水) 13:00
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