e-amusement passとは、コナミアミューズメントが提供する、アーケードゲームデータ記録用共通エントリーカードのことである。全国のゲームセンターに設置されているカード販売機やカウンターで購入可能(価格は店舗によって異なる。相場は200~500円)。
なお、2018年10月25日より、アミューズメントIC規格・アミューズメントICカード利用が開始されている。これにより、規格に対応した各種エントリーカードもe-amusement passとして扱うことが出来る。この記事では、原則e-amusement passとして扱えるもの全てをe-amusement passと呼称する。
それまでは「e-AMUSEMENT PASS」だったが、2018年9月5日より名称変更されている。
他社が提供している共通エントリーカード(NESiCAなど)との違いとしては、
などが挙げられる。
それ以外は他の共通エントリーカードと同様。Webサイト上で登録しておけば再発行可能であるし、1枚のカードに全く同じゲームのデータは1つまでという制限も同じ。
一番最初に登場した、裏表共に赤い"e-AMUSEMENT PASS"。
旧Aimeカードなどのように、印刷している部分が剥がれ・削れやすい。特に初期は、全てにおいてプレイ前にカードリーダー挿入・プレイ後にカードリーダーから引き抜く仕様だったために、非常に削れやすかった。また、生産時期によって、注意書き等が多少変更されている。あまりに使い込みすぎて両面ともに真っ白になってしまった利用者もいる(IC部分さえ無事であれば使用に問題はない)。
大分前に生産完了しており、現在新品をゲームセンターで入手することは出来ない。
2008年4月頃より登場の、表面が灰色になった"e-AMUSEMENT PASS"。
大幅なデザイン変更となったが、通信チップの変更はなく、そのまま全てで使用可能。KONAMIロゴ変更に伴い、生産時期によってはロゴ変更等の小規模なデザイン変更も行われている。
こちらも生産完了となっており、基本的に新規入手は出来ない。しかし、ごくまれに未だに入手できる店舗も存在する。
2016年4月頃より登場の、シンプルになった"e-AMUSEMENT PASS"。
今回は大幅なデザイン変更だけではなく、通信チップも変更してしまっており、機材変更の予定がないメダルゲームと古いアーケードゲームが非対応となってしまった。ざっくり言ってしまえば、挿入するタイプのリーダーには通せない。
裏側にPASELIマークが付いた初めてのカード。登場当初は何の意味も持っていなかったが、一部のセガ製アーケードゲームにてPASELIを利用する際に必要なマークである(初対応は2018年2月22日稼働『SOUL REVERSE』)。
2018年9月頃より登場の、彩り豊かになった"e-amusement pass"。初出はJAEPO 2018。
「アミューズメントICカード」の一種である。セガ・インタラクティブ(当時)、バンダイナムコエンターテインメントとの合意により実現した。2社からも同等のカードが登場し、同年10月25日から規格に対応したアーケードゲーム間で相互に利用可能となった。2019年2月以降はタイトーも合意・参加し、同等のカードが2019年2月14日より登場している。
アミューズメントICカードと呼んだ場合、e-amusement passではこの第4世代以降のみを指す。第3世代以前は全て非対応。
PASELIマークは消滅したが、第3世代の機能もそのまま備えている。電子マネー「PASELI」の支払いキーカードとして、一部セガ・インタラクティブ製アーケードゲームでの支払いに対応する。これは他のアミューズメントICカードも同様である。
第3世代との併売店舗もそこそこ存在する。中小規模の店舗はまだ在庫が残っていることが多い。
CSソフトや新バージョン稼働記念などのイベントで数量限定で販売、ソフトに同梱されているタイプで第1世代から存在する。見分ける場合は前述のマークの有無で判断。
麻雀格闘俱楽部やBEMANI機種、クイズマジックアカデミー関連での配布が多い。リアルイベントでの少数限定で配られるカードもあり、コレクターも存在する。
近年はボンバーガールやSOUND VOLTEXで配布イベントを開催していることが多い。そのためか店舗販売の限定カードはDDR A20新筐体記念のもの以外は近年ほぼ見られない。
コナミによるサービスを受ける上で欠かせないもので、このIDを取得することでコナミのオンラインゲームや通販サイト「KONAMI STYLE」の利用、そしてe-amusement passを紐付けすることで、携帯サイトやメンバーズサイトでプレイヤーデータの閲覧、カードIDの追加や引継ぎが可能となる。万一カードを紛失しても新規カードから引き継ぐことで復旧可能。
IDの登録やe-amusement passの紐付けまでは無料で行えるが、一部のプレイデータ閲覧等は有料となっている。
専門SNS兼関連サービス用ポータルサイトである。2018年9月5日より「eAMUSEMENT」から変更された。それ以前の変更履歴は下記の通り。
なお、統合以降の専門SNS機能は「e-amusementアプリ(旧称:eAMUSEMENTアプリ)」がほぼ担っており、現在サイト上で機能しているのはグループ機能や一部お遊び機能程度である。そのため、主な機能はポータルサイト・e-amusement pass管理サービス・有料サービスの提供となっている。
e-amusement ベーシックコース(月額300円・税抜)への加入を行うことで、プレイヤーデータの閲覧やゲームプレイにおけるカスタマイズ等が可能になる。一部ゲームでは不要としていることがあるが、大半のゲームが必要である。
更に、2016年5月より e-amusement プレミアムコース(同時加入で、合計月額500円・税抜)のサービスを開始しており、かなり限られたゲームにてプレミアムコース専用機能を用意している。
加入方法はクレジットカードとPASELIの2種類がある。基本的に月ごとの自動更新だがPASELI支払いの場合、月初の引き落とし日に残高が不足していると自動的に解約となる。
データの保持だけをしたいのであれば特に必要ではないが、加入に伴うメリットはそれなりに大きい。
本項目に記載していた内容は過去のリビジョンを参照。
おサイフケータイをe-amusement passとして使用することが一部機種で可能に(厳密にはFeliCaに対応ICチップのものであればSuicaやICOCAなどでも利用することができる)。勿論、スマートフォンでも可能。
KONAMI IDの紐付けをしていればPASELIの利用も可能だが、カードを引き継ぐ際には少々面倒な作業が必要なのが難点。以下おサイフケータイへの引き継ぎ方法。
なお、おサイフケータイを併用してPASELIを使用している場合、登録しているゲームデータがすべて無くなるとKONAMI IDの登録設定やチャージしたPASELIが消滅する。また、第3世代以降で対応している他社ゲームでのPASELI直接使用も不可能。
既に対応作業は(コナミ的には)完了しており、ほぼ全てのゲームで対応している。古いゲーム・バージョンアップが終了したゲームでオンラインサービスが継続中のものに限り、未対応のものがある程度。
メダルゲームで使用する際は、随時かざしたままになるので端末の操作がやりにくくなる。さらに、ニコ動的には端末での動画撮影も出来なくなるため、あまりおすすめはしない。
勿論e-amusement passを持っていなくても、ゲームのプレイは可能である。しかしほとんどのゲームではカードを持っていないと、セーブに必要な機能が全て使用できないため、プレイに多大な制限がかけられてしまう。現在のアーケードゲームは継続プレイが前提の設計となっているために、このデメリットは大きな痛手となる。
掲示板
36 ななしのよっしん
2018/10/28(日) 11:57:17 ID: GwFVv3k4Rl
25日頃から順次対応が始まってるっぽいね
37 ななしのよっしん
2019/02/09(土) 06:13:39 ID: xaxpNfPBjJ
ausement icのおかげで
コナミのゲームセガのゲーム両方ともカード1枚で認証してpaseli払いできるようになって大変便利になった
いい時代になったもんだ
38 ななしのよっしん
2021/02/19(金) 15:26:24 ID: yaw7o1zVPa
PASERIのオートチャージが新規利用停止してるのなんで?公式アナウンスもないし、既に利用中のユーザーは普通に使える。新規利用しようとしたユーザーだけ新規利用できないって文字が出るみたいなんだが、こっそり隠すようなやり口なのは何故だろうか。
提供: ロリコンセンブリ茶
提供: pupu
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提供: 藤月カゴメ
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/22(土) 10:00
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