EVE ONLINEとは、アイスランドのCCP Gamesが開発・運営しているSF-MMORPGである。
ストーリーなどの消費型コンテンツが非常に少ない換わりにプレイスタイルの自由度が極めて高い、いわゆる「箱庭系」である。
遠未来の地球から遠く離れた宇宙を舞台にしており、プレイヤーは宇宙船を操り、7000以上の星系で構成された大宇宙を飛び回ることになる。
プレイ開始時には全身グラフィックのリアル系アバターを作成するが、これは宇宙ステーション内の個人スペースで確認できるのみ。実際のプレイ中は乗り込んでいる宇宙船の姿が標準となり、アバターを利用する場合はポートレイト(顔写真)の形であることが多い。
お前ら美人キャラ作ってGAIJINに声かけられるケースもあるかもしれないからネカマとかするんじゃないぞ!海の向こうじゃキャラと中の人の性別は一致してることが多いからな!
費用は月額課金制(月額1500円、一括支払い割引あり)だが、プレイスタイルによっては無料化できる手段が公式で存在する(後述)。なお、2016年11月より制限[1]付きながら無料でも無期限のプレイが可能となった。
日本語版クライアントが2011年末に試験実装、2012年春から本実装され日本語フォーラムとGMが配置された。日本語文章入力としてMS IMEにも対応している。
日本在住プレイヤーは2012年春からネクソンでの日本円課金に移行したが、ネクソンの業務は課金窓口と日本語広報のみで、ゲーム運営は全てCCPが行っている(日本語版クライアントもネクソンではなくCCPが制作している)。その後2017年3月でネクソンによる課金窓口は終了、これに伴いSteam版のおま国状態だったリージョン規制は2017年7月20日に解除された。
2020年12月に、CCP Gamesから日本語版が配信されている。[2]
メインサーバーは国際サーバー1つのみ(国外サーバーへのアクセス規制がある中国のみ独立)。
欧米の夜に当たる時間帯には5万人前後が同時に接続しているが、ゲーム内世界があまりに広いため、大規模な商都となっている数箇所の星系以外は問題が起きる程混雑することはない。
プレイヤーは英語圏に止まらず、『230の国と地域から、30万人以上の』プレイヤーが参加している。ちなみにこの数字は体験アカウント・課金停止中アカウントを含まない。
日本人プレイヤーは数百人~千人程度といわれており、小さいながらも相応のコミュニティを有しているため、英会話が出来なくてもある程度の集団プレイは可能。全世界単一サーバーの方針から日本人用サーバーの予定はない。
成長システムはスキル制だが、スキルを成長させるポイントは戦闘などでは一切増加しない。
習得したいスキルをセット→キャラクターの基本ステータスから算出された速度でスキルポイントが増加→必要量貯まるとスキルを習得…という現実の時間経過に完全に依存したシステムになっている。
各スキルは5段階に成長し、1段階ごとに習得に必要なポイント(=時間)が5倍ずつ増えていく。新しいスキルの1段階目を習得するとき以外はアイテム等は必要ないので、キャラクターの成長だけなら数日に一度、数分のログインで十分となっている。
また、高度な船・装備になればなるほど時間のかかるスキルを要求されるので、習得に必要な時間が加速度的に長くなっている。例えば、『通常タイプの巡洋艦を一通り動かす』程度のスキルなら1ヶ月もかからずに揃うが、『ゲーム内で最大の「Titan」クラスを完璧に乗りこなす』ためには最短コースでも2年以上の期間が必要になる。
全スキルを覚えるのには数十年かかるため、オールマイティーな強キャラの作成は実質不可能。
なので、以下のPLEXを用いた複数アカウントか並行スキルトレーニングによる分業というのが広く認識されている。また、2016年2月よりスキルエキストラクター(使用したキャラクターのスキルポイントを吸い出すアイテム。使用後は後述のエキストラクターに変化する)及びスキルインジェクター(使用したキャラクターにスキルポイントを注入するアイテム。使用後は消滅する)というアイテムを利用することでキャラクター間でのスキルポイントの売買等が可能となった。ただし、スキルエキストラクターでの吸出し量は一定(50万)なのに対し、スキルインジェクターでの注入量は注入先のキャラクターの総スキルポイントが増えるほど減少(50万→40万→30万→15万)する。
ゲーム内でのアイテム流通システムは本物の経済学者が監修しており、NPCが殆ど関与せず、資源アイテムの採取から実用アイテムの作成、流通、消費までほぼプレイヤー間の取引のみで非常にリアルな経済が成り立っている。
交易・転売はもとより、買占め等による価格操作、先物取引、デイトレード、銀行、投資などの様々な商業活動が自由に繰り広げられ、恐喝や詐欺、スパイやコープシーフ(コープの資産を盗む)といった行為も、仕様の範囲内であれば合法とされている。
また、ゲーム課金手段の一つ「GTC」をゲーム内アイテムの「PLEX」に変換し、市場で売買する事ができる。これを購入して使用すると1ヶ月課金した事になる。つまり、毎月「PLEX」を購入できるゲーム内収入があれば無料プレイが可能。この「PLEX」の取引価格も、もちろんプレイヤーに委ねられている。
※「GTC」→「PLEX」公式変換サービス以外を利用したRMTは固く禁じられている。定期的にRMT関与プレイヤーの一斉追放が行われている。
1人宇宙をさすらう人間もいれば、CORP(ギルド・クランに相当)やALLIANCE(CORPの連合体)、果てはCoalition(複数ALLIANCEによるゲームシステムを超えた提携)に参加して、組織だって商売したり外宇宙にある星系の領有権を争うことも出来る。数千人のプレイヤーが加入し、百を大きく超える星系の領有権を持つ巨大勢力もある。
日本人主体のCORPは多数あり、日本系ALLIANCEも複数存在する。
PvPは相手の同意無しで行えるが、そのルールも一定ではない。
世界はSecurity Status(NPC警察の掌握レベル)の数値によってHigh Sec・Low Sec・0.0の3つの地域に分類され、それぞれPvPの規定や使用できる設置物、船のモジュールが異なる。
また、プレイヤーのCORP/ALLIANCE間の戦争勃発、NPC国家の民兵間紛争への加担など様々な特殊ケースがあり、非常に複雑。
現在は14日間のフリートライアルが体験でき、既存プレイヤーから招待されると21日に延長される。
1日数時間のプレイで駆逐艦~下級巡洋艦に乗れるくらいにまでは到達できる期間設定なので、さわりは楽しめるようになっている。また、同一メールアドレスで何度でも登録できる(フリーメールでもOK)。
2016年11月からの制限付き無料化にともないフリートライアルは廃止された。ただし、既存プレーヤーからの招待ボーナスはスキルポイントの付与という形で継続している。
詳しくは外部リンクとかウィキペディアを参照されたし(ウィキペディアの記事やNEXON側公式の情報は古いので注意!)。
EVE ONLINEは非常に稀有なゲームで、キャラクターやコープのデータをアカウント単位で一定の形式で外部から引き出することが出来る。
これを利用して、船にのったときのステータスシミュレータやスキルトレーニングの日数を割り出したり、果ては生産活動の原価計算などといったことが可能になる。
なお・・・取引記録なども全て記録されるためサブアカウントにお金を渡したりするとサブアカウントが割れるので、スパイ活動をされる方は気をつけられたし。
こういったものを開発するにあたって、EVE ONLINEではIT屋はどのコープでも引く手あまたである。
他にもグーグルスプレッドシートを活用しての情報共有など、情報処理関係のスキルは持っておくと非常に得をする。
ゲームの舞台となるEVE宇宙は地球から遥か遠方に位置している。
地球周辺の手が届く範囲の入植が完了した当時、企業が力をつけて宇宙を支配していた。やがて企業間の争いは激化し何世紀にも渡る戦乱が始まるかに思われた。しかし西暦7708年、自然発生したワームホールが発見されて企業たちの興味は既存の星系からワームホールの向こう側へと移った。ワームホールに入り、生還した者はもう一つの宇宙・もう一つの太陽系の存在を語った。人々はそこを新たな楽園「New Eden(ニューエデン)」と呼んだ。そして多くの人々が新天地を夢見てEVE GATE(イヴゲート)と名付けられたそのワームホールを抜けて楽園を目指した。
新たな世界を遠くへ、より遠くへと開拓し人類は新世界に多くを望んだ。強い希望と野心的な夢を抱いて。
しかし悪夢は突如訪れた・・・
西暦8061年にEVE GATE周辺で未曾有の大災害が発生しゲートが崩壊したのだ。
ゲートの向こう側からの補給に頼っていた未熟な入植地達はその支えを失った。
そして、その地に芽吹き始めていた文明達は死に絶えた。
一万年近いの時の流れの中でかつての文明の記憶は失われ、地球時代の記憶は神話と化していった。また無数の命がEVEを墓標として消えて行った。しかし生命を養う事のできた数少ない惑星で人々は生き残り、新たな歴史を歩み始める。
そして、時は流れEVE歴105年・西暦23341年・・・ 無数のパイロット達の物語が始まる
EVE GATE崩壊後、生き残った人類は一度は石器時代にまで文明を後退させたが、長い時を経て科学技術を復活させ、宇宙に再進出。最終的に、EVE宇宙には5つの大国(帝国)が形成された。これからそれらを紹介していく。
友好国:カルダリ連合
敵対国:ミンマター共和国
準敵対国:ガレンテ連邦
主要5帝国の中で最大の領土を有する帝国。その領域はEVE宇宙の4割に達する。封建制・神権政治国家で、皇帝を中心とした各地の封建領主達は生命工学を特権的に駆使して数百年の寿命を持ち、厳格な支配体制を布いている。皇帝は5つの皇帝家が出す候補から選ばれる独特の形式で、選ばれなかった4人は無用な争いを避ける為自殺させられる。
彼らアマー人は非常にプライドが高く、自分たちこそ世界の正統な支配者であると信じてやまない。その為他国との関係は少々気まずいことになっているようだ。
また、5帝国の中で唯一奴隷制をとる国でもある。奴隷のほぼ全てがミンマター人であり、これがミンマター共和国と激しく対立し、ガレンテ人に嫌われる大きな原因となっている。
アマー製の艦艇の特徴はレーザー兵器を主武装としているところだ。デザインは流線型を多用したスマートなアウトラインの船が多い。
ちなみに余談ではあるが現皇帝・Jamyl Sarumはロリバb若い女帝である。その為一部日本人ユーザーからは彼女の薄い本の需要g###この文章は帝国安全保障局により削除されました###
YC117(2015年)8月、憎きドリフターとの交戦の末、Jamyl陛下は崩御なさいました。これを受けた数か月にも及ぶ選考を経て、YC118(2016年)9月Catiz一世陛下が即位なさっています。
友好国:ミンマター共和国
敵対国:カルダリ連合
準敵対国:アマー帝国
某世紀末漫画のような世界か、前述のアマー帝国のような厳格な統治体制の満ち溢れるこの宇宙では珍しい、民主主義と自由主義を掲げる国である。政治体制は代議制・大統領制の併用である。
民主主義を掲げる関係でアマー帝国 の奴隷制度反対派の筆頭であり、このことがアマーの奴隷供給源とされてしまっているミンマター共和国との友好関係の元ともなっている。
カルダリ連合は元々ガレンテ連邦の主要メンバーであったが、凄惨な戦争を経て決別し現在では犬猿の仲である。
自由な空気によるものなのか、娯楽中心に産業が非常に発達しており、ガレンテ製商品は非常に人気が高い。 中でもソフトドリンクメーカーのクアフェ社とニュース報道のスコープ社は対立するカルダリ・アマー両国にまで浸透している。さらには鉱物資源のORE社、星間運輸のインターバス社などはガレンテという枠をも超えて政治的に独立した中立小勢力となっており、EVE世界の大企業はカルダリ連合構成企業を除いて全てガレンテ系と言っても過言ではない。
ガレンテ製の艦艇の特徴はドローン(無人攻撃機)を主武装としているところだ。要するに身も蓋も無い言い方をすれば物量攻撃である。また、艦艇の形状は主要5帝国の中では一番独特であり海洋生物をモデルとしたような物が多い。ちなみに筆者はガレンテ人である。ドミニックスかわいいよドミニックス
友好国:アマー帝国
敵対国:ガレンテ連邦
準敵対国:ミンマター共和国
8つの巨大企業が集まってできた企業連合国家。中央政権は存在せず、8大企業のCEO達による合議制で国家が運用されている。
8大企業は連合正規軍に匹敵する私兵を有するなど独立性が非常に強い。一般国民達もカルダリ連合全体より所属企業への帰属意識が強く、それに生涯献身することが当然のこととされている。企業への忠誠は義務です市民
また、設定に違わずプレイヤー達が商業の中心として各地からあつまるJita(ジタ)星系も連合領土だ(そのようになった成り行きは偶然であったようだが)。
カルダリ人は元々ガレンテ連邦のメンバーであり、ガレンテ人と同じ星系に首都惑星を持つ兄弟勢力だったのだが、集団を重視するカルダリ人と個人主義のガレンテ人という民族性の違いからたびたび摩擦が起きていた。カルダリの企業がガレンテ連邦に無断で大規模な入植を行っていたことが切っ掛けとなって対立が激化し、テロの応酬を経て西暦23155年(本編の約200年前)ガレンテ-カルダリ戦争が勃発。ガレンテ連邦のど真ん中に位置するカルダリ首都星はたちまち陥落したが、広大な無断入植星域に脱出したカルダリ人は1世紀にわたる戦争を戦い抜き、この星域を領域として独立することに成功した。現在の大企業支配体制はこの過程で確立したものである。
カルダリ製の艦艇の特徴はミサイルを主武装としているところである。その為2012年6月の大規模アップデート「INFERNO」でミサイルの描写が格段に向上した時にはさぞ歓喜の涙を流したに違いない。PCスペックによっては別の意味で涙が流れたかもしれないが
艦艇の形状の特徴は全体的に角ばった形状の船が多い。
尚、これまた余談ではあるが連合所属のNPC艦艇や星系名、艦船名に日本語っぽい名前が多い(T3戦略的巡洋艦Tengu、T2電子戦型フリゲートKitsune等)。ただし所々自重しないネーミングもある クソモンモン星系とか
一部ガレンテ船とカルダリ船にはハイブリッドタレット(電磁投射砲)に対してボーナスが存在する船もあるが、その内容は全く異なっており、ガレンテは火力増加、カルダリは射程増加がボーナスとして設定されている。ハイブリッドタレットには火力特化のブラスター、射程特化のレールガンの2種が存在するため、それぞれにあった艤装を施すと良いだろう。
友好国:ガレンテ連邦
敵対国:アマー帝国
準敵対国:カルダリ連合
部族の伝統を重んじる伝統的な国家。国号は共和国であるが、実際は部族集団の連合体である。
数々の伝統や豊かな自然、神秘的な話には事欠かない国であった。あの日までは・・・
西暦22355年(本編の約1000年前)、アマー帝国がミンマター人の暮らす星系Patorに到達。帝国は自らの神権政治に従わず技術力でも劣ったミンマター人を対等と見なさず、奴隷として用いる為に侵略を開始した。ミンマター人にとって最悪だったのはそれが史上最大の大嵐の直後だったことであった。この事件は後にDay of Darkness(暗黒の日)と呼ばれ、ミンマター人の殆どが奴隷として捕えられ残りも宇宙各地へと離散してしまった。
しかしその後西暦23216年、アマー帝国がジョビ帝国に敗北したことに乗じて武装蜂起。かつての母星系Patorを中心とする地域で独立を取り戻すことに成功して今に至る。ただし現在もミンマター人の半数以上が依然としてアマー帝国の奴隷であるほか、共和国に合流していない部族も存在し、解放運動は続いている。
ミンマター製の艦艇の特徴はプロジェクタイルタレット(火薬式砲台)を主武装としている点であり、全体的に船の速度が速い。形状はパッと見未完成のままドッグから出てきたかのような独特な形状である。こらそこ、宇宙ゴミにエンジン乗っけただけとか言わない!
日本語では少々言いにくい為かミンタマとか○ンタm###当局により削除###とか呼ばれてしまう事もある不憫な国。
他の追随を許さない非常に高度な技術力を有し、これまでに幾度となく黄金期を迎えてきた謎の多い帝国。4大国やその他小勢力とは必要最低限の関係しか持たず距離を置き、民間レベルでは完全な鎖国状態となっている。ただし、最も早くジョビ帝国を「発見」したカルダリ連合には多少好意的なようである。
科学技術を完全には失わずにゲート崩壊後の危機を耐えた唯一の勢力で、他勢力が古代に相当するレベルにあった時点で星間文明を復活させていた(第一次帝国)。しかし、遺伝子組み換えによる肉体強化を進めた結果、ジョビ人にしか発症しないジョビアン病と呼ばれる致死性の病を生み出してしまう。この病から逃れる為に規模を大幅に縮小しながら移住を繰り返したのが現在のジョビ帝国(第3次帝国)である。
しかし、最盛期とは比べものにならないほど衰退したとはいえ、依然彼らは強大であり、他の4大国とは全くレベルの異なる技術力を有する。
西暦23216年、アマー帝国はジョビ帝国を「発見」。ミンマター征服時と同様、拡大政策にのっとってジョビ帝国に侵攻した。しかし、アマー人はジョビの圧倒的な技術力と情報能力を知らなかったのである。後にVak’Atioth会戦と呼ばれることになるその戦闘は、戦艦200隻を主力とするアマー軍が、空母1隻と戦闘艇数十機という圧倒的少数のジョビ軍による情報攪乱と圧倒的な火力で一方的に全滅させられるという結果となった。この無残な敗北はアマー帝国全体を動揺させ、ミンマター人の一斉蜂起、そして独立戦争の要因となったのである。
また、POD技術もオリジナルはジョビ人が開発したものである。カルダリ連合を通じて4大国にもたらされたが、遺伝子改造されたジョビ人が使用することを前提としていたため当初は危険で使い物にならず、約100年かけて4大国人向けの実用化に成功した。それでも素質と訓練を厳しく要求する代物であり、現在でもPODに乗れることは超エリートであることを意味する。
尚、ジョビ帝国をプレイヤーの初期所属国家として選ぶことは出来ない。ジョビ人自体がゲーム中に登場しない上、ジョビ帝国の領域はスターゲートネットワークから隔離されたGM専用エリアとなっている。艦船などジョビ製のアイテムも実装されているが、極一部を除きGM専用となっていて一般プレイヤーが入手することは出来ない。
※なお、新規キャラクター作成時にはアマー、ガレンテ、カルダリ、ミンマターから出身国を一つ選ぶことになるが、プレイヤーの国家間の行き来に制限はなく、乗船する艦船も、スキルさえあれば自由に選択できるため、キャラの見た目のみで選択しても構わない。(初期スキルの差は数十分のトレーニングで挽回できる程度となっている)
いわゆる宇宙警察、上記5大国の共同出資によって成り立っている独立組織であり、大国同士に休戦協定を遵守させるだけではなく治安維持の役割も担っている。ジョビ技術の供与によって4大国正規軍をも上回る技術力を有し、基本的に治外法権と自由裁量権が認められているカプセラー(プレイヤー達)を縛る数少ない組織でもある。
その治安維持方法は非常にダイナミックであり、CONCORD警備領域において法を犯した船は、それが密輸であろうが海賊であろうが単なる過失であろうが、ありとあらゆる攻撃方法を使って問答無用に撃沈するのみである。ジャミング、電力無効化、ワープ妨害、全属性攻撃etc
なお、カプセラーが乗る船にはPOD(艦長室兼脱出艇)が装備されており、NPCはこのPODに対しては一切攻撃を仕掛けないため、撃沈されたとしても損害は艦船、貨物及びその他の乗組員(戦艦級で6000人強)だけであり、プレイヤー自身には何の影響もないため安心して撃沈されると良い。
プレイヤー達は当然宇宙船のパイロットなのだが、一般の人間とは一線を画す様々な特権を持っている。宇宙ステーション以外では常時脱出用カプセル(通称POD・卵など)に搭乗しカプセルごと艦艇に搭乗するため彼・彼女達はカプセラと呼ばれている。以下にその特権をいくつか紹介する。
1、死亡してもあらかじめ作成してあるクローンに意識を転送できる
つまり実質不死。 また意識転送を応用して遠隔地にクローンを複数所持し、ルーラのように一瞬で移動することも可能。移動用クローンは「ジャンプクローン(略称:JC)」と呼ばれている。
2、艦船の制御系統と脳を直に繋いで操艦を行う。
直感的に船を動かせる為一般パイロットより有利な上に乗組員の大幅削減が可能となる。
3、高いお給金
一般人の平均年収が100isk(ゲーム内通貨単位・クレジット)なのに対してカプセラ達はステーションに駐在するエージェント達からミッションを受けることで時給数百万iskを叩き出す。ひどい格差社会である。
本来、カプセル技術は先述のジョビ人発祥の技術であり人間の遺伝子には合わない、非常に危険な代物だった。(参照)
一方、百年近くかけてクローン技術が発達すると記憶をクローン間でジャンプさせることができるようになった。(死亡→新しい体よ!といった感じ)ところがこの技術、記憶をスキャンするタイミングが非常にシビアであった。(スキャンが早すぎor誤作動でSAOのごとくレンジでチン☆状態にされたり、遅すぎてスキャンが間に合わずそのまま死亡したり)
そんな中あるクローン業者が「カプセルが割れた瞬間にスキャンかけるようにしたら完璧じゃね?」と思いつき「カプセルが割れた瞬間にスキャン&毒殺」という手法が生み出され、トントン拍子で法整備が行われてカプセラが誕生した。(詳しい経緯はこちら参照)
こうしてプレイヤー達は今日も死すら超越した存在として宇宙を飛び回っているのである。
※おまけ ある一般人宇宙飛行士達の物語をEVEONLINEの宇宙船と FPS「Half-Life2」のエンジンを用いてEVEのプレイヤーが大手アライアンス協賛の下再現した動画シリーズがある。ゲーム内の艦艇(タイタン級含む)の砲撃戦や主人公達の漢っぷり、軽快なジョークなど一見の価値がある作品。
(計三部作・合計約160分。映画レベルの力作)
2009年12月1日(日本時間2日)に実装された最新大型拡張、Dominionのトレイラー。
左が初期グラフィックエンジン(09年春に廃止)、右が現在のグラフィックエンジン(07年冬より導入)でのトレイラー。
共に実際のゲーム内で撮影されている。
新旧イントロムービー。
旧イントロ(初代)では世界の概略を解説し、新イントロ(09年春~)では宇宙船乗りの心得を説いている。
左はキャラクター出身地として選択できる4大NPC国家(アマー帝国・カルダリ州・ガレンテ連邦・ミンマター共和国)の解説。
右はALLIANCEによる領土戦争の経過を示した動画。
もっとも手軽な資金調達法、kill Missionのガイドとプレイ動画。
それぞれLow Secでの小規模PvP、0.0での大規模PvP動画。
掲示板
438 ななしのよっしん
2024/09/16(月) 01:02:29 ID: jbN69+gSRU
「EVE Online」のCCP Gamesによる新作スペースサバイバルゲーム「EVE Frontier」ティザートレーラーが公開!プレイヤー主導のサンドボックス宇宙を創造
https://
439 ななしのよっしん
2024/10/13(日) 11:01:09 ID: fb7qFNA0rR
頼まれてもいないのに他のプレイヤーを"教育"しようと躍起になった挙句、勝手にキレて諦める
熱血教師の鑑
https://
440 ななしのよっしん
2024/11/06(水) 17:03:14 ID: Js9l0kynhN
数年ぶりにプレイして、ハロウィンとワームホール探検を楽しんだけど人があまりいない分、快適で結構楽しかった。
最終的には運悪く出くわしたベテランに高額インプラごとやられちゃったけど。
オワコンになった分の良さがあるということで、また数年後に期待かな。
提供: ポコポコマン
提供: Pyun Pyun
提供: オキソ
提供: ネブカドネザル
提供: ひろりん___________
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/28(金) 14:00
最終更新:2025/03/28(金) 14:00
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