グランド・セフト・オートV(Grand Theft Auto V,GTA5)とは、米国Rockstar Games社から発売されたクライムアクションゲームである。
ゲーム情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション アドベンチャー |
開発元 | Rockstar North |
販売元 | Rockstar Games |
機種 | PS3 PS4 PS5 XB360 XB1 XB X|S Win |
発売日 配信日 |
2013年9月17日 2013年10月10日 (JP) |
価格 | ¥ 8,140 (CS) ¥ 4,850 (STEAM) |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
『グランド・セフト・オート』シリーズのナンバリングタイトル第5作。
より大規模なマップ、多くのイベント、向上したグラフィック、多彩なアクションなど、『GTA4』から様々な進化を遂げている。
2024年1月時点で累計売り上げ1億9500万本を超えており、「24時間で最も多く売り上げたビデオゲーム」「売り上げ10億ドルを最も早く達成したエンターテイメント作品」「最もトレイラーが観られたゲーム」など、ゲームの枠を超えた人気で様々なギネス記録を更新した。
国内でも暴力や性的描写満載でCERO:Z指定を受けたソフトでありながら、約80万本と言うメガヒットを記録した。
発売から1年後には、PlayStation4、XboxONEなどの次世代機向けに内容がアップグレードされたバージョンも発売され、シリーズで初めてこれらのハードに対応した作品となった。
シリーズ発の複数主人公のミッションを平行して進められる群像劇的ストーリーとなっており、それぞれのキャラ同士が様々な場面、イベントで絆を深めて行く。
対応プラットフォームはPlayStation3、PlayStation4、PlayStation5、Xbox360、XboxOne、Xbox Series X|S 、Windows。
国内では、2013年10月10日に前世代機(PS3,Xbox360)版が、2014年11月18日に次世代機(PS4,XboxOne)版が発売された。
2022年3月15日には4Kグラフィックやレイトレーシングに対応したアップデート(PlayStation5,Xbox Series X|S)版が発売された。
PC版は2015年4月14日に発売となった。
日本での発売は、『RED DEAD REDEMPTION』『L.A.Noire』に引き続き、テイクツーインタラクティブジャパンが担当する。
最低環境 | 推奨環境 | |
---|---|---|
OS | ||
プロセッサー | ||
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
ストレージ | 72GB 利用可能 | 72GB 利用可能 |
グラフィック | ||
DirectX | ||
サウンドカード | DirectX 10 100%互換 | DirectX 10 100%互換 |
その他 |
舞台は、『GTASA』にも登場した、アメリカ合衆国西海岸をモデルとしたサンアンドレアス州である。
『GTA4』のリバティーシティと同様、グラフィックの描き変えに留まらず、構成そのものが大きく変更された、いわばリニューアル版となる。 一応サンアンドレアスという名前がついているが、この呼び方は殆ど登場せず、州最大の都市である“ロスサントス”が主な舞台となる。『GTASA』に登場したサンフィエロ、ラスベンチュラスは、今作では全く登場しない。
サンアンドレアス州は、太平洋に浮かぶ1つの卵形の巨大な島で、全体の陸地面積は127平方キロメートル。これは、『GTASA』全体(=海洋面積含む)の4倍、『GTA4』の陸地面積の5倍に相当する。 実際の日本の島で言うと、周防大島や壱岐島とほぼ同じ大きさである。もうちょっと知名度の高い島と比べるとすると、伊豆大島より数割ほど大きく、小豆島よりすこし小さい島である。
巨大な都市から広大な森林、山、湖などの自然までさまざまな風景が広がる。南部に位置する“ロスサントス郡”と、島の北部に位置する“ブレイン郡”の2つで形成されている。
一部ミッションでのみ、アメリカ中西部・ノースダコタ州をモデルにしたと思われる寒冷な“ノース・ヤンクトン”という地域が舞台になる。移動に当たっては基本的に飛行機を使うほど、ロスサントスからは遠いようだ。
南部の海に面した巨大都市「ロスサントス」を抱える郡。
「ロスサントス」は、リバティーシティーのような摩天楼こそ見られないものの、アルゴンキン・ボーハン・デュークス・ブローカーを合わせた(=狭義の「リバティーシティ」)よりもなお大きい。
「ロスサントス」は、イーストロスサントス、サウスロスサントスなどいくつかの特徴あるエリアに分かれており、ハリウッドをモデルとした「バインウッド」地区も健在。「リッチマン」というそのものずばりの名前をした高級住宅街、「リトルソウル」と呼ばれる韓国街や、「デルペロ」と呼ばれる美しいビーチもあり、南端には「ロスサントス国際空港」、「サウスロスサントス港」がある。
この街には、3人の主人公のうち、マイケルとフランクリンが住んでいる。マイケルは、富裕層の多いロックフォードヒルズに、フランクリンは、貧困層が比較的多いサウス・ロスサントスにそれぞれ住んでいる。
街の東部からは、2本の高速道路と1本の鉄道路線が伸びている。高速道路は町の中心部に広がっている。鉄道路線は主に港湾部へと繋がり、輸送されてきた物資を運輸する役目を主に担っているようだ。
どちらも、島の東端を通って、ブレイン郡へと伸びている。高速道路は1本に合流した後、島の湾岸部を辿って一周した末に、ロスサントスの西部へと戻ってくる、環状型の道路となっている。
郡の北部=島の中央部には、タタヴィアム山脈など、美しい山々が連なっており、その中には巨大なダムや、ロスサントスゴルフクラブもある。“VINEWOOD”の看板も健在。
巨大な塩湖「アラモ海」を中心に、広大な砂漠地帯「グランドセノーラ砂漠」と、農業地帯「グレイプシード」が広がり、これらを巨大な山脈が囲む。
湖からは西に2つの大きな川が流れており、郡の北西部には巨大なビーチが、西部には米軍基地がある。森林はもちろん、砂漠、湖、軍用空港と、特徴的な風景が広がっている地域である。
高い山頂からのダウンヒルに挑戦したり、深い渓谷をボートで下ったり、いたるところからパラシュートでダイブしたりと、様々なアクティビティを体験できる。
都市と呼べる都市はなく、トレーラーハウスやぼろい平屋の家が少し集まったエリアがいくつかあるのみである。住んでいるのは主に貧困層で、典型的プアホワイトであるトレバーもここに住んでいる。
無関係の人々をひたすら襲い拉致する「(自称)国境警備隊」、山の中に要塞のような本部を構えている「利他的主義のカルト教団」など、針が振り切れた人々が多め。
ゲーム中では、「ロスサントス」から数時間かかる距離にある扱いになっている。
郡の東部からは、上述の通り、ロスサントスから伸びる高速道路と鉄道路線(貨物列車)が走っている。鉄道路線は、ブレイン郡の東部から中央部を円を描くように時計回りに一周したあと、再び島の東部を通ってロスサントスへと走っていく。
2004年、ノース・ヤンクトン。
警官隊によって、ある強盗グループが壊滅した。4人のメンバーのうち、トレバー・フィリップスという凶暴な男だけは逃げおおせたものの、ブラッドは逮捕されてしまい、運転手の男と、リーダーであったマイケル・タウンリーは、射殺されてしまった。
2013年、ロスサントス。
下町で暮らし、リポマン稼業で日銭を稼ぐという先の見えない生活を送るフランクリン・クリントンは、その日もいつものように馬鹿な若者を標的にした。しかしその若者の父親に見つかり、仕事を失敗してしまう。
その父親こそ、マイケルであった。非公式の司法取引によって死を偽装し、まんまと強盗稼業から足を洗っていたのだ。
あくる日、あるトラブルからマフィアの大物に多額の借金を負ったマイケルは、再び強盗を行うことを迫られる。フランクリンの才能を見込んだ彼は共に宝石店を襲い、見事に強盗を成功させる。
しかし、サンアンドレアス中を駆け巡ったそのニュースは、北部のブレイン郡で荒れた生活を送っていた、トレバーの耳にも入ってしまった。彼もまたサンアンドレアス州に流れ着いていたのだ。
マイケルの復帰を察知した彼はロスサントスに舞い戻り、さらには、マイケル達の腕に目をつけた様々な勢力が彼らを狙い始める。
こうして、1回限りであったはずの強盗が引き金となって、マイケル・トレバー・フランクリンの奇妙な強盗団が誕生。
3人は時に脅迫されて、時に自分達の目的のために、困難な強盗に挑戦していく。
複数の主人公を操ることが出来、3人のキャラクターがプレイヤーキャラとして使用可能。いずれも個性溢れるメンツとなっている。
メニュー画面から操作キャラを即座に切り替える事が可能で、3人はそれぞれ独自の生活を営んでおり「切り替えたキャラがトイレで排泄をしていた」「切り替えたキャラが警察に追われて☆5状態」という事もありうる。
また、3人をすばやく切り替えながらミッションに挑むこともある。ヘリを操縦するトレバー、そこからラペリングでビルに突入するマイケル、2人を遠方から狙撃で援護するフランクリン、という役割分担で、3人を交代させつつ操作するミッションがある。
ミッション外のフリープレイ中に、各キャラ同士で映画や飲み屋に行って遊ぶこともできる。
もちろん3人の行動は互いに影響を与える。
なお、GTA4とそのDLCでは、複数の主人公が違った視点でリバティーシティを見ていく形になったが、一本の作品で複数の主人公を操作できるのはこれがシリーズ初となる。初代GTAでもプレイヤーキャラの選択はあったが、どの主人公を選んでもストーリーに変化はなかった。
他にも、IAAエージェントで前作でニコに色々仕事を依頼していたU.L.ペーパーも登場。
その他、グラフィックはもちろん、多くの面が大きく改善され進化している。主人公の服装のカスタマイズや、携帯電話などのシステムは、GTA4から受け継がれる。ただし、服のバリエーションは、GTA4の数倍に昇る。
2014年に、PlayStation4・XboxONE・PC向けに発売されたリファイン版は、向上したハード性能に合わせて様々なアップグレードがはかられている。
ファーストトレイラーのナレーション。マイケルが自分の境遇を語っている。
実際の彼の家庭がどんな状況にあるかは上述の通り。
Why did I move here?
I guess it was the weather. Or the... ah, I don't know that thing.
That magic.
You see it in the movies.
I wanted to retire from what I was doing, you know. From that, that line of work.
Be a good guy for once. A family man. So, I bought a big house. Came here, put my feet up, thought I'd be a dad like all the other dads.
My kids? They'd be like the kids on TV. We'd play ball and sit in the sun but... well, you know how it is.日本語訳
なぜ俺がここに来たかって?
気候が良いせいかもしれない。
それとも… あー、ハッキリとはわからないな。
とにかく魅力的だったんだ。
映画でよくあるだろ? そういうのってさ。今までやってきたことから引退したかった。
分かるだろ、その手の仕事だよ。
一度だけ家族思いの良いヤツになりたくて。
俺はでかい家を買った。この地に来て落ち着こうと思ってね。
他の親父達と同じような、親父になれると思ったんだよ。
子供たちは、まるでテレビに出てくるような感じで、
一緒に野球をしたり、日光浴をしたり…
まあ、つまりそういうことだ。
『GTA4』と世界観を共有しており、2008年が舞台であった同作から5年後の世界となっている。
物語自体は全くといっていいほど前作と絡みが無いため、前作を遊ぶ必要はない。
ただし、『4』や『TLaD』、『TBoGT』の登場人物が複数登場する。代表的なのは、『GTA4』で主人公ニコ・ベリックの最も親しい仲間として活躍したパトリック・“パッキー”・マクレリーやブルーシー・キボッツ、『TLaD』の主人公であったジョニー・クレビッツなど。特にジョニーについては、バイカーギャングをまとめるためにリバティーシティで奮闘した彼の哀れなその後が、作中序盤に非常に印象的に描かれる。
前作を遊んでいると、彼らが絡むイベントでニヤリと出来るかもしれない。
なお、ニコは一切登場しない。彼のその後の様子を仄めかす台詞がわずかにあるのみで、かつての銀行強盗の一件でその界隈に広く名が知られたものの、現在は一切音沙汰がないらしい。今作でも登場しているパッキーは、いまや一切連絡のない彼について、死んでるかもしれないと語っている。
あるミッションで、ジミーがニコのライフインベーダーのページを見ており、解像度が向上した次世代機版ではその内容が解読できる。それによると現在は、ローマンのタクシー会社の運転手として働いており、彼の誕生日を祝う投稿をしている。つまり「復讐」を選び、犯罪から足を洗った可能性が高い。
GTA5本編と同じようにオンラインモードでは前作から様々な進化を遂げている。
今回は『GTA5』のオンラインモードとしてのサービスではなく、別個のゲーム『GTAO』として同梱されている形をとっている。世界観やマップなどは全て共有しているが、『GTA5』のストーリーとの直接的な関係はない。
事件が起こったのは8月25日。欧州のプレイステーションストアで先行予約されていたDL版のGTA5がハッカーによりハッキングされ、データが流出した。これを受けてソニーとロックスターは世界中のGTAファンに向けて謝罪した。
現在はストアでの配信は停止されているが、ハッカーがDL版GTA5のオーディオファイルから抽出した物語の終盤部分のネタバレとほぼ全てのサウンドトラックがネット上で出回ってしまった。ハッカーが使用したGTA5データは、ストアで発売ひと月前からDL可能になっている正規の先行予約DL版だった。
日本語版特典は以下の特典が入っている。
これらの曲は、ゲーム中のラジオで流れるほか、特定のミッション中やムービーで流れたりもする。
マイケルトレイラー - “Radio Ga Ga” QUEEN
フランクリントレイラー - “Hood Gone Love It” Jay Rock
トレバートレイラー - “Are You Sure Hank Done It This Way” Waylon Jenning
掲示板
1485 ななしのよっしん
2024/04/28(日) 16:46:41 ID: z8DjVaMsav
GTAの生みの親がロックスター退社しちゃったみたいだからねぇ
1486 ななしのよっしん
2024/09/15(日) 02:44:26 ID: 223hRk4fso
オンラインはもっと手を加えてほしい…
公開セッションだとお仕事やるデメリットがあまりにも大きすぎて、ソロでしか安全にできないからオフラインとあんま変わんなくなってる…
1487 ななしのよっしん
2024/09/15(日) 02:53:06 ID: Aau4oESIzd
ついでにSAとかのリマスターもまるで新入社員の素人にやらせたかのようなゴミの塊だったしな
急上昇ワード改
最終更新:2024/10/09(水) 21:00
最終更新:2024/10/09(水) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。