hypnoticaとは (ヒュプノティカとは) [単語記事]

Hypnoticaとは、drummaniaに収録されている楽曲である。

本稿ではアレンジ作品についても取り扱う。

概要

「ギターのパラノイア」を目指して製作された楽曲で、当時のジャンルはデジロック。実際にメカニカルなフレーズとブレイクビーツが絡んだ、バンドサウンド主体のギタドラでは異色ともいえる打ち込み主体の楽曲である。ギターフレーズもメカニカルだったり、ドラムもシンセドラムでなければエフェクトを変容しないと実現が困難とも言える音をセレクトしているので、余計にメカメカしい印象を持っているプレイヤーもいたのではないだろうか。

後に、Dance Dance Revolution 4th Mixではアレンジバージョンの『HYPNΦTIC CRISIS』が、GUITARFREAKS 6th MIX & drummania 5th mixには同曲にインスパイアされた楽曲『hypnotheque』が誕生している。また、ゲームには未収録ではあるが『Guitar Freaks & Drummania Instrumental Collect ion』にはリメイクバージョンである『HYPNOTICA (2003 burst style)』が収録されている。

初登場はDance Dance Revolution 4th Mix。『Hypnotica』のDDR バージョンというコンセプトで製作された。元ネタが『Hypnotica』だとわかるよう、元ネタの音を組み込んでいることにも注目されたい。

なお、現在は現行機に収録されていない。復活してくれ、マジで。

サウンドトラックではNaoki Maedaとなっているが、なぜかゲーム中ではNM名義となっていた。偏屈なロックナンバーを目指して製作され、当時、NAOKIの中でブームになっていたトランス要素をロックに組み込んだ結果がこの曲だったりする。この経験が後に発表される『HYPNOTICA (2003 burst style)』に活かされることとなる。

drummaniaではシーケンスフレーズに苦戦する人間はいたが、慣れれば楽しい譜面となっている。GUITARFREAKSでは初代ボスポジションであり、同じくメカニカルフレーズで苦戦したプレイヤーもいただろう。

基本的にリズムパターンさえ気をつければ特に不安要素は無い。EXPERTはレベル表記の割に簡単で、逆詐称と言えるが、16分が比較的多い譜面なので気をつけること。

上記曲のアレンジリミックス版。EXPERT 譜面はオリジナル版よりもレベル表記が下でテンポも少し遅いが、総ステップ数は318とオリジナル版より34個上回っており、なおかつ変拍子や地団駄があるなど、こっちの方が嫌らしい配置になっている。が、難易度的には旧レベル8で妥当なものとなっている（前述のとおり、オリジナル版の方が逆詐称と言えるため）。