Jリーグ見ようよ!
Jリーグこそが日本代表の土台なんだからさぁ!!
Jリーグとは、日本の男子サッカーのプロリーグである。
正式名称は「日本プロサッカーリーグ」・・・まさにそのまんまの名称だけど。
1993年に開始した。
リーグ主催団体は公益社団法人日本プロサッカーリーグと公益財団法人日本サッカー協会である。
2015年シーズンよりJリーグ全体の冠スポンサーに「明治安田生命」が付くことが発表され、
同時に各リーグの正式名称がJリーグ・ディビジョン1・2からJ1・J2リーグに変更された。
2024年シーズンからは「明治安田」に名称が変わり、J1・J2・J3リーグ全てにおいて20チームずつに変更された。
日本の男子サッカー第1種(プロ・ノンプロ)のリーグピラミッド | |||||||||||
1部 | 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)1部[J1:明治安田生命J1リーグ] | ←イマココ | |||||||||
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2部 | 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)2部[J2:明治安田生命J2リーグ] | ←イマココ | |||||||||
3部 | 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)3部[J3:明治安田生命J3リーグ] | ←イマココ | |||||||||
ここから上がプロリーグ/ここから下がノンプロリーグ | |||||||||||
4部 | 日本フットボールリーグ(JFL) | ||||||||||
ここから上が全国リーグ/ここから下が各地のリーグ | |||||||||||
5部 (5~6部) |
地域リーグ(9地域) | ||||||||||
北海道 サッカー リーグ |
東北 社会人 サッカー リーグ 1部 |
関東 サッカー リーグ 1部 |
北信越 フット ボール リーグ 1部 |
東海 社会人 サッカー リーグ 1部 |
関西 サッカー リーグ 1部 |
中国 サッカー リーグ |
四国 サッカー リーグ |
九州 サッカー リーグ |
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東北 社会人 サッカー リーグ 2部 [北/南] |
関東 サッカー リーグ 2部 |
北信越 フット ボール リーグ 2部 |
東海 社会人 サッカー リーグ 2部 |
関西 サッカー リーグ 2部 |
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6部以下 (7部以下) |
都道府県リーグ(都府県リーグ/北海道ブロックリーグ) | ||||||||||
札幌 道南 道央・道北 道東 |
[北] 青森県 秋田県 岩手県 |
群馬県 栃木県 茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 |
福井県 石川県 富山県 新潟県 長野県 |
静岡県 愛知県 岐阜県 三重県 |
滋賀県 京都府 奈良県 和歌山県 大阪府 兵庫県 |
鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 |
徳島県 香川県 愛媛県 高知県 |
福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 |
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[南] 山形県 宮城県 福島県 |
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最下部 | 市区町村リーグ/地区リーグ/支部リーグ |
社会人の全国リーグであり、且つそれまでの国内最高峰リーグであった日本サッカーリーグ(JSL)の改組により、ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)ともに誕生した。
但し、日本サッカー協会(JFA)自らJSL2部以下のチームにも参加を打診していたり(九州リーグに在籍していた新日鐵八幡(旧:八幡製鉄)サッカー部にも参加の打診があった)、静岡県リーグ1部に在籍していた清水FCが初年度参加に向けてアピールしていたことを察すると、リーグ初回時からの参入資格は、JSL1部所属チームに限らず、実質、第1種の社会人チーム全てにあったと言えよう。
その結果、JSL2部の住友金属工業蹴球団と静岡県リーグ1部の清水FCの2チームが、Jリーグ初年度からの参加資格を獲得した。(各々、現在の鹿島アントラーズと清水エスパルスに至る。)
Jリーグ初年度の参加チームは
の10チーム。この10チームは「Jリーグにおける『オリジナル10』」と呼ばれている。
その後、1994年に旧JFL1部から昇格したジュビロ磐田とベルマーレ平塚を初め、シーズンを重ねるごとに所属チームが増加していく。
そんな中、1998年度、横浜フリューゲルスが横浜マリノスに吸収される形で消滅、つまり解散されることが突如発表され、その後横浜フリューゲルスの解散が正式に決定してしまう(横浜マリノスはコレを契機に現在の横浜F・マリノスに改名している)。
この1件以降、消滅した「Jリーグ所属または所属経験あり」のチームは、一応ひとつも出ていない。しかし、2012年度からのJリーグクラブライセンス制度導入後は「退会⇒消滅」のコースになりそうなチームが出てきており、逆に「退会⇒JFL降格⇒もう一度Jリーグ参入に挑戦可能」のコースで済みそうなチームも出てきたりしている(大抵が前者ばかりなのが如何せんなんとも・・・)。
1999年度より、Jリーグ参入チームに応えるべく、1部・2部のティビジョン制が開始されることになり、Jリーグ所属チームは一気に増加することになる。
2014年度より3部リーグが設立され、更にJリーグ所属チームが増えることとなった。特徴的なのが、リオ五輪に向けて、2014・2015年度はJ2以上所属のクラブから22歳以下の選手が選抜されたチームが参加し、2016年度には選抜チームは解散、FC東京、ガンバ大阪、セレッソ大阪がセカンドチームを参加させている。
Jリーグ及び男子サッカー第1種リーグの最上位カテゴリである。
1999年に開始されたこのカテゴリは、1998年度までのJリーグをそのまま引き継いでいる。
よって、1998年度までのJリーグの記録をJ1の記録としてそのまま引き継いでいる。
の16チームである。
J1に関しては引き続き2ステージ制が採用された。1998年度まであったPK戦は撤廃され、延長Vゴール方式も2002年度を以って撤廃された。
2005年度からは所属チームが18チームに増加され、1ステージ制が採用された。2009年度からはJ1からACLの出場枠が3~4枠となった(天皇杯優勝チームにもACL出場枠が与えられているため。J1で出場枠を確保したチームが天皇杯優勝となった場合はJ1年間順位4位のチームがACL繰り上げ出場となる)。
また、毎シーズン終了時にJ1の下位3チームとJ2の上位2チーム+J1昇格プレーオフの勝者が自動入れ替えとなる。
2009年3月21日をもって、累計入場者数が1億人を突破した。
国内でのスポンサー獲得の伸び悩み、そして地上波での露出の少なさによる知名度の伸び悩みが理由となり、2015年度は2ステージ制に回帰した。これに対してはJリーグファンからの反対が根強かったが、優勝決定戦の地上波放送などのメリットを鑑みて変更に踏み切った。
2016年夏に、ネットメディアのDAZN(ダ・ゾーン)が10年2100億という高額の放映権料にてJリーグと契約したことが発表された。これに伴い、スポンサー確保のための苦肉の策とも言えた2ステージ制から、2017年度は旧来の1ステージ制に戻された。
また、これにともない変更が加えられる可能性があるものとして…
があるが、今のところスカパー!のJリーグ中継からの撤退は実施されたが、それ以外についてはJリーグ側において議論が行われている段階である。
ホームスタジアム 収容人数 |
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トップチーム構成 | |
クラブの下部組織 | |
入会金と年会費 |
日本フットボールリーグ(JFL)と共に、ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)の改組により発足。1999年に開始した。
J2初年度の参加チームは
の10チーム。なお、この10チームは「J2における『オリジナル10』」と呼ばれている。その内、コンサドーレ札幌はJ1参入決定戦での結果に基づき、旧Jリーグから唯一J2に参入した。
その後、「新JFLからのJ2加盟」第1号である水戸ホーリーホックを皮切りに、徐々に加盟するチームが増加。Jリーグはこれを受けて、J2の所属チーム数が22になった時点でJFLとの自動入れ替えを行うことを2008年7月に発表し、2011年シーズン終了時点で22になった事で2012年シーズンよりJFL(2013年からはJ3)との入れ替え制度を開始した(入れ替え制度初年度はJFLからV・ファーレン長崎がJ2に昇格、逆にJ2最下位の町田ゼルビアがJFLに降格)。
日本のサッカー界にプロリーグが誕生してまだ20年足らずではあるが、欧州各国のリーグピラミッドと同じ形態になるときが早くもやってきたのである。(ちなみにサッカー発祥の地であるイングランドではプロリーグが4部まであり(1部(プレミアリーグ):20チーム、2部(フットボールリーグ・チャンピオンシップ):24チーム、3部(フットボールリーグ1):24チーム、4部(フットボールリーグ2):24チームの合計92のチームがプロリーグに所属している)、5部以下はアマチュア(プロ・アマ混合)リーグとなる。)
なお、2012年シーズンよりJ2の2位までが自動昇格、3位から6位まではトーナメント形式のプレーオフにて、残り1枠の昇格を決めるシステムになっている。2014年度はリーグ戦6位のモンテディオ山形が制しJ1に昇格した。
2018年シーズンからはプレーオフにJ1の16位も参加するようになり、J2の4チームによるトーナメントを勝ち上がったチームと対戦して勝ったチームが翌年のJ1に参入するようになった。事実上の入れ替え戦の復活と言える。
2023年シーズンからはJ1の16位は参加せず、2017年までのシステムに戻された。
ホームスタジアム 収容人数 |
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トップチーム構成 | |
クラブの下部組織 | |
入会金と年会費 |
JSL2部以来となる前身に当たるリーグを持たずに発足された全国リーグである。2014年に開始。Jリーグ最下位カテゴリである。なお2014年シーズン以降の冠スポンサーには明治安田生命が付き、「明治安田生命J3リーグ」という名称でスタートしている。
の12チーム。
初年度(2014年シーズン)からの参入資格があるクラブはJ2所属チーム(成績面でJFL所属チームとの入れ替え対象となるクラブのみ)・JFL所属チーム(Jリーグ準加盟チームのみ)・地域リーグ所属チーム(Jリーグ準加盟チームのみ)のいずれかで、且つJリーグクラブライセンスを取得することが条件であった。そのため、リーグの「母体」という点では、前述した3つのリーグが母体と言える。
その内、ガイナーレ鳥取はJ2・JFL入れ替え戦での結果に基づきて唯一J2から、グルージャ盛岡はJリーグ準加盟チームとなってJ3ライセンスを取得し且つ東北社会人サッカーリーグ1部優勝・全国地域サッカーリーグ決勝大会優勝の結果が評価されたことにより唯一地域リーグから(J2所属及びJFL所属のチームだけでJ3初年度参入チーム予定数が足りなかったためでもある)、それぞれJ3に参入した。2カテゴリ以下からの飛び級参入は清水エスパルス以来となる。
初年度のJ3リーグを制したツエーゲン金沢がJ2に初昇格。準優勝のAC長野パルセイロは、J2の21位カマタマーレ讃岐とのJ2J3入れ替え戦に敗退し、悲願のJ2昇格はかなわなかった。
2016年度シーズンより、FC東京、ガンバ大阪、セレッソ大阪のU-23チーム(オーバーエイジが認められているため、事実上のセカンドチーム)がJ3に加わり、入れ替わる形でU22選抜チームが消滅した。サガン鳥栖もセカンドチーム参入を計画していたが、これについては頓挫している。その後、2020年度シーズンを最後にU-23チームの活動が終了することとなった。
2024年シーズンよりJ2と同様にJ3の2位までが自動昇格、3位から6位まではトーナメント形式のプレーオフにて、残り1枠の昇格を決めるシステムになる。
ホームスタジアム 収容人数 |
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トップチーム構成 | |
クラブの下部組織 | |
入会金と年会費 | |
その他 |
J1やJ2と区別するためか、仮称であった「Jリーグ・ディビジョン3」から変更する形で、2013年12月17日に正式名称が「J3リーグ」であると突如発表され、J3リーグ専用ロゴも発表された(ロゴのやっつけ感が・・・)。2023年からはJ1・J2と同じようなロゴに変更された。
ところで、公式ではJ3リーグとJFLは同一カテゴリ扱いとなっていたが、Jリーグ公式サイトに掲載している公開資料の一つである『Jリーグ入会(J3への参加)に向けた各種資格要件について(※要PDFファイル閲覧ソフト)』の5ページ目に「JFLからJ3へは、最大2クラブが昇格します。一方で、J3での順位が悪かったと しても、JFLに降格することはありません。」(原文ママ)と書かれてあることから、事実、3部はJ3だけであり、JFLは4部であるということが分かる。(仮に本当に同一カテゴリ扱いだったら「転籍」という言葉がしっくり来るし、そもそも同じ3部なのにJFLからJ2への昇格は出来ない。)
また、JFL以下への降格については先述通り「J3での順位が悪かったとしても、JFLに降格することはありません。」としながらも括弧書きで「クラブの財政破綻等の経営問題によってJリーグを退会・除名となる場合は別です」(原文ママ)と記されてあるので、成績以外の面によるJFL降格は有り得る。なので、必ずしも 「Jリーグを退会・除名となれば解散」というわけではない。(ちなみに、実際に過去にJリーグを退会となったことがあるチームはある。)
2023年シーズンからJ3とJFLの入れ替え制度が開始され、成績によってJ3からJFLへの降格が行われるようになり、名実ともにJFLが4部相当となった。基本的には20位が自動降格、19位が入れ替え戦となるが、JFL1位・2位のJ3ライセンスの有無により変動する。
なお、日本のサッカーリーグはドイツのサッカーリーグを手本としているためか、ドイツの「3.リーガ(ドリッテリーガ:ブンデスリーガ最下部であるドイツの3部リーグ)」のように「J3リーグ」の管轄は別の運営組織になると予想されていたが、J1とJ2と同じく、当リーグも公益社団法人日本プロサッカーリーグの管轄となる(ドイツの3.リーガはドイツサッカー協会の管轄である)。J3の現時点の将来的なビジョンとしては所属チームを増やしていっていずれは分割して行く方針であることが明らかにされている。
余談だが、2014年シーズンから事実上の4部リーグとなるJFLも、3部リーグ時代の2010年から一般社団法人日本フットボールリーグの管轄となっている。また、ドイツでは3.リーガと直下のレギオナルリーガ(プロリーグであるブンデスリーガへの参入を目指さないチームにとっては最高峰の地域リーグでありドイツの4部リーグ)との入れ替えがある。
「温泉街からJリーグへ!」というコンセプトの下で、Jリーグ参入を目指していることで話題となっていたザスパ草津がJFLを1年で突破し、徳島ヴォルティスと共にJ2昇格を成し遂げたことから、Jリーグチームが無い都道府県各地で「街起こし」のような形でJリーグ入りを目指す動きが起きていた。
これを受けて、日本サッカー協会及びJリーグが新たに創設したのが「Jリーグ準加盟制度」である。基本的な内容は、発展解消前の旧JFLにて制定した「準会員制度」と同じである。
そして、JFL以下のチームがJリーグに加盟するには、まずJリーグ準加盟チームにならなければならない。ただし、準加盟になれるチームは、JFL/地域リーグ/都道府県リーグのいずれかに所属しなければならない。市区町村リーグ所属でJを目指しているチームは条件を満たす前に、まず都道府県リーグに昇格並びに所属できるようになることである。
なお、準加盟チームになるには、主に運営法人(クラブ)に以下の条件が突きつけられていた。
その他詳しいことは、Wikipediaで調べるとよい。
そして、この準加盟制度を更に発展させるものとして、準加盟チームを1つのリーグにまとめ、J2の下部組織として組織化する動きが始まった。
これは2014年シーズンからスタートした、Jリーグ3部(J3)であり、
これにはJリーグへの参入を促進させると共に、リーグ参入への条件を緩和する目的がある。
J3リーグの発足と同時にJリーグ準加盟に代わりJリーグ百年構想クラブという制度が始まった。
基本的な条件は準加盟と変わらないが、ホームスタジアムの条件は撤廃された。ただし、あくまで百年構想クラブに認定される際に不要となっただけで、J3リーグへの昇格のためにはJ3ライセンスを取得する必要があるため、スタジアムの整備は必須となるのだが。
2023年よりJ3加盟への必要条件ではなくなり、J3ライセンスを保持していればよくなった。その影響で半数以上の6チームが離脱した。現状では百年構想クラブのメリットは全国地域サッカーチャンピオンズリーグへの優先出場権くらいである。
全てのJリーグ所属クラブは、詳細に差こそあれ、育成年代のチームを所有することがリーグ加盟の条件となっている。実質的には、殆どのクラブが中学年代、高校年代の2カテゴリーの下部組織を保有している他、小学生年代や女子チームを所有しているクラブも存在する。
ただし、それぞれのクラブで下部組織に対する力の入れ方は大きく異なる。
下部組織の充実度はクラブの資金力を(一部の例外を除き)直接的に反映するため、Jリーグ初期からの加盟クラブなどのユースは施設や指導者が充実している一方、後発クラブは総じて資金面で苦しく、育成年代へのソフト・ハード両面への投資が難しい。結果を出さないと降格の2文字がチラつくサッカーにおいては、将来への投資というものが後回しにされやすい面もある。
また、後発クラブにありがちな問題としては、その県に非常に強い高校が元々存在し、そちらに人材を奪われてしまう現象がある。高校で結果を残せば進路は幅が広いが、後発クラブ(たいていはJ2以下)で結果を残しても、母体である下位クラブにそのまま昇格か、大学進学の選択肢しか殆ど残っていないため、結果として自由度を求めて高校を選ぶケースが目立っている。
それに加え、強豪クラブの下部組織は、全国から有望な子をスカウトしていくため、尚更後発クラブには優秀な人材が入りにくいことに拍車をかけている。
これにより、後発クラブでは下部組織が形だけ存在している状態になっているところも散見されている。トップ昇格するような人材が入ってくることがなく、入ってきてくれた原石を磨くことも出来ず、ただただ資金を食いつぶすのみとなっては元も子もない。
奮闘している後発クラブとしては栃木SCや、愛媛FC、ロアッソ熊本が目立っており、トップで通用するような選手を出すことが出来ている。その他のクラブも頑張って欲しいところ。
Jリーグ2部と日本フットボールリーグ(新JFL)に発展解消する前のジャパンフットボールリーグ(旧JFL)に所属するチームを対象とした制度である。
発足当初、Jリーグは2~3年で1回の割合で徐々に参加クラブを増やして、最終的には所属チームを16にする計画だったが、旧JFLに所属する多くのチームがJリーグ参入の意思があったことから、当初の計画の変更を迫られ、後に制定したのが「Jリーグ準会員制度」であった。
Jリーグ準加盟制度との主な違いとして、
といったことが挙げられる。
また、1996年から準会員申請が延長されてしまったおかげで、シーズン前のスケジュール設定に間に合わなくなり、Jリーグカップに参加できなかったチームがあった。
リーグ戦とは別に行われるカップ戦で、ヤマザキビスケット株式会社が冠スポンサーを務めている。
2016年からの名称は「JリーグYBCルヴァンカップ」(YBC:Yamazaki Biscket Company、略称:ルヴァンカップ、ルヴァン:ヤマザキビスケットが発売するクラッカー)。社名がヤマザキナビスコだった2016年途中までは「Jリーグヤマザキナビスコカップ」(略称:ナビスコカップ)だった。
2013年に「同一冠スポンサーによる最長のカップ戦」としてギネスブックに認定されている。
JSL時代の「JSLカップ」を継承する形で創設され、Jリーグが開幕する前の1992年に開始されて以降、1995年を除く全シーズンで開催されている。
レギュレーションはグループリーグを取り入れたり、全試合ノックアウト方式であったりとたまに変わる程度であったが、2002年以降は、グループリーグ⇒決勝トーナメントで固定されている(例外として、2011年大会は当初は「グループリーグ⇒決勝トーナメント」で計画されていたものの、東日本大震災の影響で試合数が確保できなくなったため、全試合ノックアウト方式となった)。
また、参加資格も1992年から1998年まではJリーグ所属チームと旧JFL所属のJリーグ準会員チームが参加でき、1999年から2001年まではJ1及びJ2所属チームの参加であったが、2002年から2017年まではJ1所属チームのみとなっていた。2018年からはJ1所属チームとJ2所属チームから1~2チーム[1]が参加する。
また、2005年度からAFCチャンピオンリーグ(ACL)に出場するチームはシード扱いとなった。
なお、(2007年シーズンより)優勝チームには、環太平洋地域におけるチャンピオンを決める「パンパシフィックチャンピオンシップ」(2010年を以て廃止)と、日本と南米の統一チャンピオンを決定する大会「「JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦」(2018年まで「スルガ銀行チャンピオンシップ」の名称)の出場権が与えられる(ただし、2019年を最後に決定戦は開催されていない)。
Jリーグはこれまで複数の局により放送されていた。
1993年度から1996年度に関してはスポーツアイが毎試合1試合を生中継、それ以外の2試合程度を録画にて放送していた。それ以降はJ SPORTSなどにより放送がなされていた。
現在の放送形式になったのは2007年度から。スカパー!が実質的に独占契約を結び、それに朝日系の有料チャンネルなどがリンクすることにより放送が行われた。この契約によりJリーグには大金が入ることとなるのだが、それと同時に地上波におけるJリーグの露出機会は劇的に減少し、Jリーグ人気の伸び悩みを生み出すことになってしまった。
スカパー!は原則として、e2はJ1全試合生放送(一部SD画質)、J2は一部試合生放送(SD画質)、プレミアムサービスとオンデマンドはJ1J2全試合生放送、J3は一部試合生中継という体制であった。
こと地上波に関しては、NHKBSを除けば地方局を主体に、ホームゲームの試合を年間数試合する程度、という地域が多く、一部の地域では地元局でさえもサッカー中継を地上波で流さない、ということすらあった。
また、スカパー!側としてはJリーグチャンネル加入者が予想よりも伸び悩んだということもあり、一部週刊誌などによりJリーグ放映権を手放すのではないか?という憶測が流れたことがあった。(なんであれ、Jリーグを支えてくれたことには感謝すべきです)
そのような流れをなんとかすべくして投入されたのが2シーズン制だった。実際問題、優勝決定試合の地上波放送の枠が早々と売れるなど一定の成果を上げている。
2016年7月、Jリーグはイギリスのネットメディア『DAZN(ダ・ゾーン)』と10年2100億円という、スカパー!の比じゃないほど巨額の放映権料にて契約を結んだことが発表された。
DAZN側の公式発表によると、J1・J2・J3の全試合をHD画質で生中継するとのこと。実現すれば、スカパー!よりも安い料金で、J3まで全試合を高画質で見ることが出来る。しかも、スカパー!のような競技別の契約ではないため、ブンデスリーガなど他リーグも見放題である。
だが技術的にサーバー負荷などを考えると眉唾もの。現実、DAZNが契約しているNFLでは当初は全試合生中継と宣伝しながら、実際は毎節数試合を生放送するにとどまっている。ブンデスリーガは1部リーグのみ全試合生放送で、2部リーグは有力試合のみ。果たしてJリーグは…と懐疑的な人も多かった。
実際には公式発表通りJ1・J2・J3の全試合が中継されており、また当初は不安定だったサーバーも安定したため不安は杞憂に終わった。なお、契約を結んだのはリーグ戦のみであり、Jリーグカップはスカパー!が中継している。
DAZNはネットメディアであり、TVで見るためにはFire TVなどのツールが必要である。これにより、尚更地上波中継からJリーグが離れてしまう結果となる可能性があり、難しい舵取りを要求されているのには変わらないだろう。スマホやタブレットに慣れ親しんだ若い世代にとっては、Jリーグが更に近い存在となったのは事実だが…。
NTTドコモの動画配信サービスLeminoが、2024年のJ3リーグの一部のチームのリーグ戦のリアルタイム配信およびJリーグカップの試合終了後の配信がされることが発表された。
Jリーグは1993年の創設以来2月or3月に開幕、11月or12月に閉幕という「春秋制」が採用されてきた。一方、UEFA加盟国など世界の主要なプロサッカーリーグは7月or8月に開幕、5月or6月に閉幕する「秋春制」がスタンダードになっている。そういった背景から、Jリーグも世界のスタンダードに合わせて「秋春制」に移行すべきだという議論が早くからされてきた。
しかし、日本は北海道や日本海側の地域を中心とした雪国の積雪量が多く、雪国のクラブでは冬季開催に向けた雪寒対策のために相当の施設整備が必要になることから経営が圧迫される恐れがある。また、日本では学校や企業の季節区切りを春とすることが定着しており、高卒や大卒の新入団選手がシーズン開始から参加することが難しいことも問題点となっていた。そのため、議論にはあがっていたものの、反対意見が根強かったことから「秋春制」への移行は長年実現できずにいた。
2010年代のあたりから日本人選手の欧州のクラブへの移籍が活発になり、シーズンの途中でクラブのスター選手がいなくなるということが増えるようになっていた。加えて、AFCチャンピオンズリーグが2023年大会以降に「春秋制」へ移行することになる。そういった背景から、Jリーグのシーズンを移行させようという動きが急速に進むようになる。
そして、2023年12月19日に開催されたJリーグ理事会で、秋春制への移行を2026-2027年シーズンから移行することを全会一致で可決し、正式に決定。移行時期は、2026 FIFAワールドカップ北米大陸大会終了後の2026年8月第1週からとし、2026年12月第2週から2027年2月第3週ごろまで冬季ウィンターブレークを挟んで、2027年5月最終週に最終節を迎えるという日程が予定されている。
一方で積雪地域のクラブの支援、空白となる2026年上半期のスケジュールをどう埋めるかなどの課題が残されている。
Jリーグと旧JFLの前身である、かつての国内最高峰リーグである。略称はJSL。
の8チームであった。
その後参加チーム数が増えるにつれ、JSLはディビジョン制を導入し1・2部制となって、さらにその後は2部を東西に分割した。
この間、実質国内初のプロチームである読売サッカークラブ(現在の東京ヴェルディ)や企業チームながら下部組織設立に着手した日産自動車サッカー部(現在の横浜F・マリノス)などといった、後にJリーグで活動するチームが台頭してきた。
そしてJSLは、Jリーグと旧JFLに発展解消する形で1992年に終了。
掲示板
295 ななしのよっしん
2024/10/01(火) 05:10:07 ID: QAiVg6lUc5
296 ななしのよっしん
2024/10/07(月) 09:14:39 ID: XXsPX7q/5W
今年の4月に発売された
「横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか?」
の反論レポート「Jリーグは誰のものか」が横浜フリューゲルスの
メインスポンサーだったANAグループ企業のANA総合研究所から
PDFで公開されたのでアドレス表示するね。
https://
297 ななしのよっしん
2024/10/11(金) 23:29:34 ID: TZ1msexQtP
>>287
税リーグと呼ばれるの、余程効いてるのか記事削除してて草。
言われたくないならスタジアムの建設緩和や税金に頼らないシステムを構築しようよ
署名五万人集めたからスタジアム建てて頂戴!や身内に根拠のない試算したりと情けないよ
急上昇ワード改
最終更新:2024/10/12(土) 18:00
最終更新:2024/10/12(土) 18:00
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