Jacket(ジャケット)とは、ゲーム「Hotline miami」シリーズに登場する主人公である。
実は開発元は発売時点ではキャラクターの名前をつけておらず、ゲームをプレイしたファンがつけた仮称が後に公式化したという背景を持つ。
胸に「B」と刺繍された特徴的なジャケットを身にまとい、動物を模したマスクで顔を隠し、淡々と大量虐殺を行うその様はまさに狂気そのもの。
アメリカの愛国団体「50の祝福」に加入し、ニュースレターを購読する青年。年齢、名前、その他の素性は全て不明である。また、シリーズを通して一切言葉を発する事がない。
悪夢の中、何処とも知れぬ場所で三人の謎の人物と出会った次の日、自宅のアパートに不可解な留守番電話が入る事から物語は始まる。玄関先に送りつけられたニワトリのマスクと、ある住所へ行くよう指示するメッセージを受け取り、出向いた先の駅に屯していたロシアンマフィアを彼は皆殺しにするのであった。
その後も留守番電話に装った「依頼」を、彼は淡々とこなし続ける。繰り返し行うミッション、そして彼の身の回りで起こる不可思議な現象の秘密とは・・・
様々なマスクを装備し、あらゆる鈍器、銃器を使いこなすことができる。武器を片手に流れるように次々と敵を殺害する様は、いっそ爽快とも言える。
ゲーム中では頻繁に死んではリトライを繰り返すが、正史ではBiker戦で負った傷を除き、殆ど一方的に大量のロシアンマフィアを殺し続けている。
たとえ重傷を負った状態でさえ、警察署を殲滅するほどの戦闘力を持つ。純粋な人間としては、他のゲームのキャラと比べてもかなり破天荒であることが窺える。
(ネタバレ)
続編「Hotline miami2」で語られるが、かつてロシア軍との戦争でたった4人でロシア軍を壊滅に追いやった特殊部隊の一人。
親友であるBeardと共に戦いを続け、退役後は普通の余生を歩むはずだったが、退役後にサンフランシスコが戦争の影響で核攻撃を受け、Beardが巻き込まれて死亡。
かつて戦っていたロシアという敵国、ロシア人に対しての攻撃的な心理、そしてbeardを殺された事への復讐が
Hotline miamiで描かれる彼の虐殺劇の動機となった。
彼のめちゃくちゃな戦闘力は従軍経験があったからこそである(それでも強すぎることには変わりないが)
覆面をかぶった男が、ただ黙々と虐殺を続ける様は強いインパクトを与え、Youtube等ではHotline miamiを模した動画やコスプレ等、様々なファン達によるオマージュが投稿されるなど、かなりの人気がある様子。
「マスクをかぶって犯罪を繰り返す」という点で似ているからか、「PAYDAY2」の世界にも我らがJacketさんは登場した。
「ゲーム中で話さない」という特徴を、合成音声を吹き込んだカセットテープを用いてコミュニケーションを取るという手段で表現している。
2つのトレイラーからもわかるように、かなり恐ろしく、狂気じみた人物として描写されている。
また、彼と共に追加されたPerk Deck(キャラを強化するためのスキル)「Sociopath(ソシオパス:社会病質者)」は、敵を殺害することによってライフが回復し、さらに低確率で近くにいる敵をパニックに陥らせ、一定時間行動不能にするという彼のキチガイの名に相応しい戦闘特化仕様である。彼の恐ろしさを表現するのに最適なスキルと言える。
掲示板
5 ななしのよっしん
2019/03/06(水) 18:22:10 ID: tH52SJBJT5
Jacketが捕まったのってやっぱり頭が正気じゃなかった時に大量の一般人を殺しちゃった可能性があるからかな?
頭が少し戻ってからそれの贖罪の為に国の手が死刑になって償おうと思ったとか
6 ななしのよっしん
2019/12/04(水) 21:21:38 ID: x7kamNxjbD
個人的にやらなければならない事を終わらせた故にもうjacketの人生は終焉を迎えたのではないかと思う警察に捕まったのもすでに死ぬ意味すら残っていなかった抵抗すらしなかったと思うよ
7 ななしのよっしん
2022/11/17(木) 17:21:02 ID: tH52SJBJT5
PAYDAY2のスキルがSociopath(社会不適合者)で、Psychopath(精神病質者)ではないっていうのが原作愛を感じられる。ホームレスを殺したら吐いてたあたり
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/19(金) 09:00
最終更新:2024/04/19(金) 09:00
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