JRAの本気とは、言葉の通りJRAが本気を出した競馬PRCMに付けられるタグである。
今までタレントを使ったCMが多かったJRA(日本中央競馬会)のCMであったが、2011年度のJRAのG1レースのCMは、これまでと打って変わって、競馬の真の主役である「競走馬(サラブレッド)」にスポットを当てたものになっている。CMの内容自体もシンプルながら完成度が高く、なおかつカッコイイ事から「JRAの本気」のタグが付くようになった。
CMに登場する競走馬は、各G1レースの歴代優勝馬の中でも、最も印象に残った(あるいは名勝負を繰り広げた)名馬が続々登場する事もファンから好評を博した。
この他に、2012年の「近代競馬150周年記念CM(詳細は後述)」や、2005年に放送された「影踏み(ラストラン)」など、競走馬が主役のCMに本タグが付けられることが多い。
2011年度のG1レースCMは、馬体の静止画を数カット挟んだのちレース映像を流すという全体的に渋い演出が話題を呼んだ。またCMを彩るBGMには、1970年代に大人気を博した伝説のロックバンド「T-REX」の「20th Century Boy」が使われている。
2011年度CMに登場した各G1レースおよび優勝馬は以下のとおり(詳細は個別の項目も参照の事)。
ちなみに登場する優勝馬はいずれも「20th Century Boy」にちなんでか、「20世紀(それも90年代)に大活躍した競走馬」である。
桜花賞:ベガ(1993年優勝・テレビ未放映)
皐月賞:ミホノブルボン(1992年優勝)
天皇賞(春):メジロマックイーン(1991年優勝)
東京優駿(日本ダービー):トウカイテイオー(1991年優勝)
安田記念:タイキシャトル(1998年優勝)
宝塚記念:サイレンススズカ(1998年優勝)
菊花賞:ナリタブライアン(1994年優勝)
天皇賞(秋):スペシャルウィーク(1999年優勝)
ジャパンカップ:エルコンドルパサー(1998年優勝)
有馬記念:オグリキャップ(1990年優勝)
2012年度のJRAのCMは、「日本近代競馬150周年記念」という事もあり、昨年好評を博したCMのコンセプトをさらに推し進め「The WINNER」をテーマに、各G1レースの歴代優勝馬をより深く掘り下げたものになる。
上半期は2011年度と打って変わったテイストとなり、ブルースロックをBGMにクールなビデオエフェクトとロマン溢れるキャッチーなメッセージが好評を博した。また扱うレースも高松宮記念を皮切りに、桜花賞、優駿牝馬(オークス)と範囲がさらに広がり、これに伴い牝馬も登場。キャッチフレーズは「次の伝説を見よ」。
下半期はスプリンターズステークスを皮切りに、菊花賞、天皇賞(秋)、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、有馬記念のCM放送・配信が行われた。なお下半期バージョンからは最後のキャッチフレーズが毎回変わる仕様になっており、CMのテイストもスロー再生された襲歩中の馬という変更が見られる。
またエリザベス女王杯のCMは優勝馬は登場しないが、「英国王室公認」の冠が付いたスペシャル版になっている(2012年度エリザベス女王杯がエリザベス女王即位60周年記念の「ダイヤモンドジュビリー」記念競争として施行されるため。この名称は英国王室より公式に許可を得たものである)。
2012年度CMに登場した各G1レースおよび優勝馬は以下のとおり(詳細は個別の項目も参照の事)。
高松宮記念:キングヘイロー(2000年優勝)
桜花賞:メジロラモーヌ(1986年優勝)
皐月賞:アグネスタキオン(2001年優勝)
天皇賞(春):ライスシャワー(1993年優勝)
優駿牝馬(オークス):エアグルーヴ(1996年優勝)
東京優駿(日本ダービー):ウイニングチケット(1993年優勝)
安田記念:ニホンピロウイナー(1985年優勝)
宝塚記念:グラスワンダー(1999年優勝)
スプリンターズステークス:サクラバクシンオー(1994年優勝)
菊花賞:ミスターシービー(1983年優勝)
天皇賞(秋):タマモクロス(1988年優勝)
マイルチャンピオンシップ:サッカーボーイ(1988年優勝)
ジャパンカップ:ホーリックス(1989年優勝)
有馬記念:テンポイント(1977年優勝)
2012年は、「日本の近代競馬150周年記念」にあたる事から、2000年に放送された「21世紀へ」のCMのリメイク版として本CMが制作され、新旧歴代の名馬が登場している。本作を彩る曲は、小田和正の「19の頃」。
ちなみに本CMに登場する名馬は以下のとおり(詳細は個別の項目も参照の事)。
2013年度のG1レースCMは、昨年好評を博したCMのコンセプトを踏襲し、よりスタイリッシュな内容になった。CMを彩る音楽は、フェブラリーステークスではコーネリアスが担当しており、レース毎に変わる。
今年のシリーズのCMで扱われるレースは、現時点ではフェブラリーステークス、桜花賞、天皇賞(春)、東京優駿(日本ダービー)、宝塚記念、スプリンターズステークス、菊花賞、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念のラインナップとなっている。
2013年度CMに登場した各G1レース及び優勝馬は以下のとおり(詳細は個別の項目も参照の事)。
フェブラリーステークス:メイセイオペラ(1999年優勝)BGM:コーネリアス
桜花賞:テスコガビー(1975年優勝) BGM:Buffalo Daughter
天皇賞(春):ディープインパクト(2006年優勝)BGM:MO'SOME TONEBENDER
東京優駿(日本ダービー):ウオッカ(2007年優勝)BGM:浅井健一
ダービー特別編:BGM:BREAKERZ
宝塚記念:ビワハヤヒデ(1994年優勝)BGM:PE'Z
スプリンターズステークス:フラワーパーク(1996年優勝)BGM:TK
菊花賞:スーパークリーク(1988年優勝)BGM:avengers_in_sci-fi
天皇賞(秋):バブルガムフェロー(1996年優勝)BGM:髭
ジャパンカップ:シンボリルドルフ(1985年優勝)BGM:WHITE ASH
有馬記念:テイエムオペラオー(2000年優勝) BGM:Dragon Ash
2005年に放送されたCMで、一青窈の「影踏み」に乗せて、競走馬の引退の日を淡々と描いているイメージCMである。こちらも名CMで人気が高い。しかも泣ける。
2000年に放送されたJRAのブランドCMで、小田和正の「風の街」をBGMに、競馬場の一日を描いたものである。こちらもシンプルながらもカッコイイ。
2015年に放送されたCMで、歴代の名馬たちが一堂に会した夢のレース
詳しくは「夢の第11レース」の項へ
2018年から放送されているCMは、その競馬場ゆかりのある名馬による夢のマッチレース
2023年に放送された。Aimerの書き下ろし楽曲「crossovers」に乗せて、1頭の馬に関わる様々な人々の想いが描かれる全編アニメーションのCM。
クオリティの高い映像と豪華声優陣にも注目。
10完歩編
掲示板
57 ななしのよっしん
2023/04/16(日) 20:14:12 ID: 5XO3pZTh8V
今年のアニメ「今日、わたしの物語が走ります。」もここに並べていい出来だと思う
ロングバージョンで泣いた
58 ななしのよっしん
2023/12/28(木) 03:56:16 ID: 0SReyM6FfK
担当コピーライターさんの回想
クリスマスソングのような何かを/10年越しの競馬広告
https://
59 ななしのよっしん
2024/04/09(火) 02:33:10 ID: KXFkXve4YK
フラワーパークが天国に行ったので生きてるのがグラスワンダーだけになってしまった
ウオッカもディープも早かったな
長生きしてくれよな
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最終更新:2025/04/19(土) 16:00
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