JT8Dとは、プラット&ホイットニーが開発した低バイパス比ターボファンエンジンである。
J52ターボジェットエンジンを元とした、低バイパス比ターボファンエンジン。
ボーイング727やDC-9などのエンジンとして採用されたことで有名な機種である。
低バイパス比エンジンは騒音や燃費などの面で現代の旅客機では一般的な高バイパス比エンジンとくらべて不利であるが、これは意図的に低バイパス比としたのではなく、単純に「当時の技術の限界」である。
そりゃ今どきのエンジンと比べるから見劣りするだけであり、当時としてはターボジェットエンジンなんかよりはよほど静かで燃費が良くて推力も大きかった。
ちなみにアフターバーナーを追加したタイプがサーブ社の戦闘機・J37ビゲンにも搭載されている。
民間機
軍用機
その他
日本ではかつて「This is ジェット旅客機」状態だったボーイング727のエンジンとして採用されたために、各地でJT8Dの爆音を耳にすることができた。
…しかし騒音規制が厳しくなるにつれ、同じくJT8Dを搭載したDC-9と共に徐々に国内線から姿を消していった。
現在ではC-1のエンジンとして現役で使われており、自衛隊の基地周辺ではうまく行けばJT8Dの音を聞くことができる。
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最終更新:2024/04/19(金) 10:00
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