K DUB SHINEとはラッパーであり、キングギドラの一員であり、Radio Aktive Projeqtのメンバーであり、コッチャンである。テンプル大学日本校中退。
正式には「K DUB SHINE」だが、ニコニコ動画のタグでは繋げた「KDUBSHINE」が良く使われている。
1968年生まれ、東京都渋谷区出身。1995年にZEEBRA、DJ OASISと共に「キングギドラ」としてデビュー(『空からの力』)し、1997年よりソロ活動を開始。現在まで日本のヒップホップシーンにおける中心人物の一人として活動を続けている。
ラップのスタイルはいわゆる「社会派」。幼児虐待や若者の権利などを含めたメッセージ性の高いリリックと彼独特の粘りのあるフロウが大きな特徴である。映画「凶気の桜」への楽曲提供や、天皇制への言及を頻繁に行うなど、一部では「右翼的思想の持ち主」と揶揄されることもあるが、本人はテレビ番組などで「右翼じゃないよ~」と笑いながら否定している。
DEV LARGEとのビーフ合戦や、発表楽曲で行った様々なアーティストに対するDISなど、とかく攻撃的な姿勢が話題となるが、実は交友関係は広い。例えば、過去にキングギドラの楽曲でRIP SLIME・KICK THE CAN CREWをDISの対象にした(『公開処刑』)ことがあるが、この2組が所属する「FUNKY GLAMOUR UNIT(FG)」の代表的存在であるRHYMESTERとは仲が非常によいことで有名である。
キングギドラの一員であるZEEBRAとの不仲説が現在に至るまで各所で言及されており、例えばZEEBRAのデビュー20周年記念公演(日本武道館)にK DUB SHINEは出演せず、宇多丸やYOU★THE ROCKなどから散々ネタにされていた。だが実際は2007年にテレビやライブなどで共演した実績がある他、2009年のB BOY PARKで開催された「第三会議室公開録画」でも共演を果たすなど、その真相は現在に至るまで明らかになっていない。
このように、とかく硬派な印象や、誤解を恐れずに書けば「タカ派」的な行動が目立ちがちであるが、そんな印象とは180度違う普段の彼の姿を垣間見ることは、そんなに難しいことではない。
スペースシャワーTV『BLACK FILE』内の一コーナー「第三会議室」を見るだけである。
RHYMESTERのマイクロフォンNo.1である宇多丸との息の合った掛け合いとトークからは、上記の硬派な印象は全く見られない。それどころか、半ば天然とも言うべきノリで恐ろしい数の迷言を量産しており、ひとたび番組を見れば爆笑できること必至。その所以であろうか、番組内では彼のことは「コッチャン」(よく使われる彼のニックネーム)」と呼ばれ、ニコニコ動画に投稿されている動画でも「コッチャンwww」というコメントはもはやなくてはならないものとなっている。
彼の硬派な一面しか知らないのであれば、一度この番組を見ることをお勧めする。きっと、彼への評価がいろんな意味で変わること、請け合いである。
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最終更新:2024/04/24(水) 10:00
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