kentora12メソッドとは (ケントラトゥエルブメソッドとは) [単語記事]

kentora12メソッドとは、ある一定状況下における行動最適化を目的とした方法・方式の事である。

概要

「kentora12メソッド」という名称は、創始者の名前が由来となっている。

2012年 11月11日 16時16分、あるスーパーマリオ3の無限増殖動画がkentora12氏により全世界に向け発信された。

氏が発見し発表したスタイルは、20世紀末から世界中に存在するスーマリ無限増殖愛好家達の誰もが発想し得なかった、全く新しい、非常に斬新な方法であった。
その圧倒的なスピードと革新的な効率性に対する称賛は瞬時にスーマリ界を席巻し、発信と同時にkentora12氏が宣言した「多分これが一番早いと思います」という一文は、氏が切り拓いた新時代の象徴として熱狂と共に全ての無限増殖愛好家から支持される事となる。
先導たる氏に追従するプレイヤー達は、創始者への尊敬の念を込めこのスタイルを「kentora12メソッド（kentora12方式）」と命名。
偉大なる氏の業績を讃え、その偉業に僅かでも近付こうと、日夜記録更新を目指して研鑽を積んでいる。

なお、「最適化・効率化」とはある種の人間性の喪失と同義であり、そこに慈悲の心は存在しない。

目的

スーパーマリオ3 エリア1-1での最速残機99の達成。
ただし、条件は限定とする（後述）。

条件

「マリオブラザーズ3　TASさんが1分30秒で残機99にするようです」（投稿者：kentora12氏）

上記動画0:18地点での、甲羅二個を使用した無限増殖。
kentora12メソッド使用に際して、参考にした動画の明記。
「多分これが一番早いと思います」の宣言（必須）。
泣かない。
許さない。
絶対に許さない。

派生（ステージの多様化とレギュレーション違反）

上記条件で定義されてきたkentora12メソッドであったが、その愛され具合から新たな派生動画が生まれつつある。

特に顕著なのが「甲羅を二個使った無限増殖部分」であり、スーパーマリオ3 エリア1-1に拘ること無く甲羅二個を使用した無限増殖を行なってkentora12メソッドを表明している動画も多く投稿されている。
本来のkentora12メソッドとの主な相違点としては「スーパーマリオ3以外のマリオ系ソフトの使用」が挙げられており、エリア限定の枷から解き放たれた甲羅二個方式は、その利便性簡易性から多様化の一途を辿っている。

これに関しては「もう甲羅二個を使っていればkentora12メソッドと名乗っても良いのではないか？」といった意見も多く存在しており、「ひょっとしたら視聴者も含めてみんなただ単に『kentora12メソッド』と言いたいだけではなかろうか？」という、妙に有力な説もある。

また、エリアに拘るどころか「甲羅二個を使用」という条件すらかなぐり捨て無限増殖を行い「多分これが一番早いと思います」とさらりと宣言する動画も見られるようになってきている。
これらの動画は、甲羅二個を使用しているからこそギリギリでkentora12メソッドを名乗ることが許容されていた今までの派生動画とは明らかに異なる様相を呈しており、kentora12氏の事が大好きなあまりに「多分これが一番早いと思います」と言いたいだけの素直になれない総ツンデレであることは誰の目にも明らかであった。

メソッドの規定を大幅に逸脱しつつ「多分～」の文言を使用しているこれらの動画は、差別化のため総称して「レギュレーション違反（規定違反）」として括られており、主な俗称としては「フリースタイル」「参考にしました（社交辞令）」「残機99自由形」「甲羅シングルの部」などがある。
（該当動画は「レギュレーション違反」の項目参照）

当初の思惑とは異なり数多くの派生が発生するのは、愛されている創始者としてはやむを得ないかもしれない。
本家のつらいところである。

都市伝説としてのkentora12メソッド

※この項目を信じるか信じないかはあなた次第です。

その登場と同時に一世を風靡したkentora12メソッドだが、ある一部の無限増殖愛好家達の間では甲羅二個を使用した無限増殖方法に関しては原点となる先駆者が存在しているという、にわかには信じ難い一説が根深く存在している。
その証左とされているのが、以下の動画である。

「スーパーマリオブラザーズ　新感覚無限１UP」（投稿者：ISMin氏）

この説によると、上記動画0:11からスタートしている甲羅（メット）二個を利用した無限増殖こそがその原点ではないかとされている。
kentora12氏による投稿が2012年 11月11日 16時16分であるのに対し、上記動画の投稿日時が2007年06月16日 14:55であることから、「明らかにこれが最速だよね？」「はやい（確信）」「仮に最速だとしても多分kentora12さんが一番愛されてると思います」などの議論が紛糾しており、原点論争は現在も杳として決着を見ていない。

なおこの説の信憑性を揺らがせる論拠の一つとして、上記動画の投稿者であるISMin氏の存在が挙げられる。
前述した上記動画を鑑賞後、同じISMin氏投稿の以下の動画を見て欲しい。

「【TAS】多分これが一番早いと思います」（投稿者：ISMin氏）

この動画でkentora12メソッドの記録を大幅に更新しkentora12氏にとどめを刺した人物がISMin氏であることは広く知られている事実であるが、実は「kentora12メソッド」という単語を世界で最初に使用したのもISMin氏ではないか」という説があるのだ（上記動画説明コメント第一行参照）。

もしこれらが全て事実であるならば、

　1、原点とも言える甲羅（メット）二個を使用した無限増殖方式を過去に既に完成させ、
　2，その5年5ヶ月後に「kentora12メソッド」という単語を自ら創造、定義、
　3，更にその自ら命名したkentora12メソッドを使用して創始者を完膚なきまでに叩き潰す。

というもうなにがなにやら分からない、全くもって意味不明な状態になってしまうのである。

この説に関して多くの人が主張する「いくらなんでもこんなに無慈悲な人が居るわけがない」というのがこの説を都市伝説足らしめる唯一の論拠であり、文責者としての私見を述べさせてもらえるならば、いくらなんでもこんなに無慈悲な人が居るわけがないと心の底から信じたい。