L2スイッチ 単語

レイヤツースイッチ

L2スイッチ(Layer 2 switch)とは、ネットワーク機器の一種である。単にスイッチL2、スイッチングハブ(switching hub)とも呼ばれる。

概要

一般庭においては多くの場合複数のPC家電を接続してLANを構築し、ブロードバンドルータの配下に置いてインターネットに接続する際に使用される。

業務用途としてはLAN構築の他、ネットワーク冗長化やコリジョンドメイン分割などを行う際に用いられる。

特に設定が変えられないかディップスイッチ等の物理的なスイッチによる設定変更ができる程度の物は「ノンインテリジェントスイッチ(バカハブダムハブ)」と呼ばれ、価格もGigabitEthernet対応24ポートで2万円前後といった所である。

SNMPSTP, VLAN, QoS等の業務用途に耐えうる機を持ち、Webインターフェースシリアルコンソールを用いてそれらの機を設定可な物を「インテリジェントスイッチ」と呼ぶ。業務用途を眼に置いているためGigabitEthernet対応製品で価格は数万円から数十万円にもなる。

他のネットワーク機器との違い

L2スイッチではOSI参照モデルの第2層プロトコルにあたるイーサネットデータ(フレーム)を解釈し、機器(正確には機器のインターフェイス)の識別番号となるMACアドレスからフレーム転送先を決定する。それに対し、ルーターは第3層プロトコルを用いて転送先を決定する。

リピーターハブは信号を増幅して電気的に中継するため全てのポートにフレーム転送される。このためハブに接続されたいずれかの機器と同時に通信してしまった場合は通信が衝突(コリジョン)してしまう。L2スイッチでは宛先ポートにのみフレーム転送されるため、このような場合でもコリジョンが起こらない。

わざわざL2と呼ぶのはL3スイッチという物が存在するためである。

関連商品

ノンインテリジェントスイッチ
ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。 ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。 ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。 ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。
インテリジェントスイッチ
ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。 ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。 ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。 ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

OSI参照モデル

7
アプリケーション
6
プレゼンテーション層
5
セッション
4
トランスポート層
3
ネットワーク
2
データリンク
1
物理

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
東北イタコ[単語]

提供: オペレーター「山城」

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/11/15(土) 00:00

ほめられた記事

最終更新:2025/11/15(土) 00:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP