恐怖に直面し、未来を創る
Face the Fear, Build the Future
Lobotomy Corporationとは、韓国のインディーゲームスタジオ「Project Moon」が開発したシミュレーションゲームである。
ニコニコ動画では短縮版の「Lobotomy_Corp」の動画タグが使われることも多い。
2018年の4月7日に正式版がリリースされた。
※注意※
この記事ではLobotomy Corporationの新Verについて記載しています。
ニコニコ動画における本タグが付けられている動画のうち、一部の動画はLegacy版(旧Ver)です。
新Verと旧Verでは主にシステム面が大きく異なるのでご注意下さい。
ゲーム情報 | |
---|---|
ジャンル | シミュレーション |
開発元 | ProjectMoon |
販売元 | ProjectMoon |
機種 | Windows |
発売日 | 2016年12月17日 2018年4月9日 (正式) |
価格 (税別) |
¥ 2,570 ¥ 1,010 (ArtBook) |
対象年齢 | -- |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
巨大企業ロボトミーコーポレーションの管理人となって、不思議な存在「アブノーマリティ」を管理するゲーム。
わかりやすく言うと『SCPのようなものを管理する施設を管理する』ゲームである。
本家財団と違い、目的はあくまで「収容対象の発するエネルギーの利用」、いわゆる発電所のようなもので、「確保・収容・保護」を理念とし、収容対象の研究と封じ込めを行う財団とはこの点で異なる。財団側からすれば要注意団体がイメージ的には近いかもしれない。
プレイヤーは、エージェント(雑用係)に指示を出し「アブノーマリティ」から「エンケファリンボックス(通称E-BOX)」と呼ばれるエネルギーを生成し、1日のノルマまで貯めるのが目的である。ただし、扱いを間違えるとエージェントがすぐに死ぬ。
いわゆる死にゲーに部類されるゲームで、ゲームオーバーになっても観測記録と装備などを引き継いだうえでその日の最初からリスタート可能。
ただし、場合によっては前回の惨事の一部も引き継がれるので注意。
公式で対応している言語は韓国語と英語のみだったが、有志作成の日本語modが公式にゲーム内に導入された事により、現在では特別な作業を行わずとも言語設定から日本語化することが可能になっている。
このゲームの象徴である、様々な姿形をした奇妙な存在。
きちんと対処を行えばおとなしくしていてくれるものの、対応を誤れば大惨事を引き起こす。
最初は番号くらいしかわからない状態でやってくるが、作業を行う事でアブノーマリティからE-BOXと呼ばれる資源を収集し、それを使用する事でEncyclopedia(エンサイクロペティア)を開放することができる。これによりアブノーマリティの物語や危険度、対処方法といった情報の閲覧、職員用の武器防具の生産などが可能になる。このエンサイクロペティアを充実させるのも楽しみの一つ。
また、アブノーマリティごとに「ZAYIN・TETH・HE・WAW・ALEPH」と表記される5段階の危険度が設定されている。
最も危険度の低い「ZAYIN」だからといって必ずしも無害というわけもなく時には死人が出ることもある。逆に最も危険度の高い「ALEPH」だからと言ってリスクばかりというわけでもなく、作業に成功すれば莫大な量のE-BOXを生産でき、ノルマ達成にグッと近付く。
またツール型アブノーマリティと呼ばれる、道具として扱う事ができるアブノーマリティも追加された。
上手く使えばより管理を安全に行う事も出来るようになるだろう。上手く使えば。
アブノーマリティをアブノーマリティたらしめる最大の要素。
アブノーマリティにはそれぞれ固有の特殊能力を持っており、特定の条件を満たすと発動される。
発動された場合は大抵は軽度から致命的な損害を部門や職員に与えるが、時に恩恵を得る事もある。
新Verになり能力の発動(と脱走)の条件がそれまでの「気分値の悪化」から、「収容室左上のクリフォトカウンターが0になった場合」に変更された。
このクリフォトカウンターはアブノーマリティごとに初期値が設定されており、概ねは作業結果が良くない場合に減少する。
一部のアブノーマリティを除き放置しても逃げ出すという事がなくなり難易度はやや低下したが、代わりに作業結果が脱走や能力の発動に強く影響するようになり、より正確な指示が必要になっている。
ここでは、ごく一部のアブノーマリティについて簡単に説明を行う。詳細はゲームをプレイしよう。
実際にアブノーマリティに接して世話をしたり脱走したアブノーマリティを鎮圧したりする実働部隊。いわばプレイヤーの手足。彼らが全滅(パニックなどの操作不能状態、あるいは死亡)するとゲームオーバーになる。
エージェントにはそれぞれ基本ステータスの他にアブノーマリティに行える作業、特性が設定されている。
通常はLOBポイント(通貨)1で初期状態の新人エージェントを雇う事になるが、追加でポイントを支払うことでより強力な職員を雇う事もできる。さらに追加で1ポイント消費することで自分で用意した髪型、顔を適応させることもできる。また、ポイントを消費する事で職員を強化する事も可能。
危険極まりないアブノーマリティたちと直接接するため、アブノーマリティによってバリエーション豊かに洗脳されたり惨殺されたり変身させられたりする。
その扱いからか、SCP色の強い動画などでは「Dクラス」と呼ばれることもある。(DクラスとはSCP財団の捨て駒の死刑囚のこと)
ただしこちらは死刑囚などではなく、罪もない普通の会社員なので、ある意味SCPより悲惨。
職員は勇気(COURAGE)、知識(WISDOM)、自制(MODERATION)、正義(JUSTICE)の4種類のパラメーターを持っており、勇気は最大HPに、知識は最大MPに、自制は作業効率と成功率に、正義は職員の移動速度と攻撃速度に影響する。
HPが尽きれば職員は死亡し、MPが尽きればパニック状態となり操作不能、他職員への攻撃を始めてしまう。自制が低いと作業が成功しにくくなり(=脱走を許しやすくなる)、正義が低いと鎮圧や試練で不利になりやすくなる等、いずれのパラメーターも施設を安全に保つには必要不可欠になっている。
ステータスは装備の装備条件にもなっており、アブノーマリティによっては一定以上、あるいは一定以下のステータスを持った職員に作業させないと深刻なトラブルを引き起こす困った個体もいる。
ステータスの合計が一定以上になると職員は昇級する。階級はⅠからⅤまであり、階級自体はステータスに影響しないが、装備するために一定以上の階級を必要とするE.G.O(後述)もある。
エージェントがアブノーマリティに対して行える作業のこと。
本能作業 (Instinct Work)、洞察作業(Insight Work)、愛着作業(Attachment Work)、抑圧作業(Suppression Work)の4種類があり、アブノーマリティによって効果が異なる。
行う作業によってアブノーマリティの機嫌と放出するE-BOXの量が大きく変わり、後述するクリフォト暴走ゲージの増加もあるので作業対象や作業内容は慎重に選びたい。
画面左上の赤いゲージの事。
作業を行う度に増加し、最大まで溜まると後述の試練、もしくはクリフォト暴走が発生する。
クリフォト暴走が発生するとランダムに選ばれた収容室に赤い枠とタイマーが設置される。
このタイマーが0になると、強制的にクリフォトカウントが0になるか、元々クリフォトカウンターが存在しないアブノーマリティの場合はノルマ用のエネルギーが減少するペナルティが発生する。
タイマーは対象のアブノーマリティの作業を行う事で消える。
つまり、被害の少ないアブノーマリティだけ管理して、エネルギーを稼ぐ事は出来ないという事である。
エージェントの個性。微少ながらもエージェントのステータスに影響を及ぼす。最初から2つ持っているほか、アブノーマリティの作業中に「E.G.Oギフト」という形でプレゼントされることがある。
新Verから追加されたシステム。
アブノーマリティから収集したE-BOXの中からアブノーマリティ由来の成分を抽出し、生産する武具。
いわゆる武器と防具で、職員に装備させることで様々な恩恵を得ることができる。
装備にもアブノーマリティの危険度と同じ「ZAYIN」~「ALEPH」の格付けがされており、格が高ければ高いほど基本的には高性能。
また、鎮圧対象の危険度に対してE.G.Oのランクが低すぎる場合、被ダメージが大幅に増加し、与ダメージが大幅に減少する。(危険度に対しE.G.Oのランクが高すぎる場合はその逆になり、鎮圧で有利になる。)
つまり、ZAYINの初期スーツや罪善さんの防具を着たままWAWやALEPHの鎮圧に行かないように!もれなくミンチにされてしまう。
周回をやり直す時にも引き継がれるが、装備中の職員が死亡するとその装備は消滅するので注意。
職員が与えるダメージ、受けるダメージには4タイプあり、それぞれで効果が異なる。いわゆる属性。
RED(物理)ダメージは文字通り物理的な攻撃によってもたらされ、職員のHPにダメージを与える。HPが0になると死亡する。
WHITE(精神)ダメージは心理的なダメージを意味する。悪夢を見せたり、トラウマや自殺衝動を呼び起こしたりと様々。職員のMPにダメージを与え、0になるとパニック状態になり操作不能に。更に放っておくと自殺を試みたり他職員への攻撃などを行うようになる。
BLACK(複合)ダメージはHPとMPに両方にダメージを与えてくるタイプ。勇気と知識の両方が育っていないと対処できない上にこの攻撃属性を持つアブノーマリティは厄介なものが多く、とても難儀する。
PALE(割合)ダメージはHPの最大値に応じて一定のダメージを与えてくるタイプ。耐性を持つ防具が少なく、対策をするのが難しいタイプだが、幸いこの攻撃方法を持つアブノーマリティは少ない。
これらのダメージは装備によって軽減することができる。
どの属性をどの程度軽減できるかは装備によって異なり、逆に特定の属性が苦手な装備も存在する。
危険度の高いアブノーマリティへ作業を行ったり鎮圧を命ずる場合は、この属性をよく考えて職員の装備を選ぶ必要がある。
新Verから追加されたイベント。
前述のクリフォト暴走ゲージが最大まで溜まると発生する事がある。
試練が発生すると、施設内に攻撃的な存在が現れ、職員たちに襲い掛かって来る。
試練は琥珀・真紅・緑青・碧・紫の5種類が存在し、発生した回数によって更に黎明・白昼・夕暮・深夜に分かれる。
難易度は夜に近付けば近付くほど跳ね上がり、深夜の試練は色に関わらずALEPH級の鎮圧に匹敵する難易度となる。
試練が発生した場合、鎮圧をするか1日を終えるまで試練は続く。
鎮圧せずに1日を終えてもペナルティはないが、ノルマに達しておらず、鎮圧できるほどの戦力も無い場合は試練を避けながらのアブノーマリティ作業を強いられる事になる。
試練を終わらせればボーナスとして時間帯に応じたノルマ用のエネルギーが手に入る。
開発者インタビューによるとSCP Foundationと映画「キャビン」を参考にして作られたとのこと。
特にSCP Foundationの色は強く出ていて、エンサイクロペディアの説明文や一部アブノーマリティの管理方法などはSCPシリーズの空気をひしひしと感じることができる。
掲示板
685 ななしのよっしん
2024/12/08(日) 10:45:27 ID: nFYnAaymxv
レッド(赤)→ 本能 勇気 物理攻撃 体力
ホワイト(黄)→ 洞察 知識 精神攻撃 精神力
ブラック(紫)→ 愛着 自制 物理+精神 作業効率と成功率
ペイル(青緑)→ 抑圧 正義 特殊攻撃? 速度
で
ゲームの基本システムが全部4色に分かれてるのなんかいい
686 ななしのよっしん
2025/01/04(土) 13:18:58 ID: 9J1b4YUjg4
687 ななしのよっしん
2025/03/14(金) 02:52:47 ID: +1zrgvQXMo
唾棄アブノマ引いてしまって投げ出していたロボトミーを一ヶ月かけてなんとかクリアすることができた
死体の山と大鳥と兵隊と赤ずきんが脱走コンボ決めてきたり、ヒステリー起こしまくる憎しみちゃんとか色々あったけど楽しかったなぁ
提供: ゲスト6
提供: GES#0571
提供: ねねっち
提供: 龍真
提供: うっし~
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/27(木) 22:00
最終更新:2025/03/27(木) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。