LSDとは
ここでは2を説明する。
アスミック・エースエンタテインメントより発売。ジャンルはドリーム・エミュレーター。PC用ゲーム「東脳」などを製作したデザイナー佐藤理氏らによって送り出されたPS用ゲーム第一弾。
プレイヤーは明月荘(仮称)に暮らす「誰か」となり、明月荘を始めとした5~6の大マップを自由に歩きまわることができる。いわゆる目指すべき目的やエンディングは特にない。365日目(DAY_365)には特殊なムービーが挿入されるが、その後は1日目(DAY_001)に戻る。
明月荘の外は異様な光景が広がっている。針のような日光、京都を模したような風景、足音がおかしくなる床など・・・なぜこんな異様な世界なのかというと、下述のように京都出身のスタッフらが10年間の間に見た夢を基にデザインしているため。
これら風景は最初は(正常なところは)正常なものの、日数が進むにつれてどんどんテクスチャが異常なものに差し替わっていき、やがて小説か何かのカットアップ文章が壁一面に張られたテクスチャになる。
また所々に不気味なオブジェクトが置かれている。特に各地に影のように現れる、山高帽を被った紳士のような黒いしみ(通称「紳士」)は、触れると今まで見た夢(ムービー)をリセットされ、すでに観た夢のリプレイもできなくなるため、本作における「敵」と言ってもよい。
これら大マップ間を移動するには足ではなくオブジェクトなどにぶつかってワープする必要がある。このときぶつかったオブジェクトによって移動先は異なる。また、ワープ時にムービーが挿入されることもある。
まさに夢を夢のように彷徨うという独特の雰囲気にはまる人も少なくはなく、かつてはプレミアソフトであったが、2010年8月11日よりPS3ゲームアーカイブスで配信され、多くの人がこの電子ドラッグにはまれるようになった。
ゲーム中の音楽には佐藤理氏の他、μ-ziq・ケンイシイ・JIMI TENORなどが参加している。参加ミュージシャンの一人である「OUT ASS MAO」は「佐藤理」のアナグラムである。
また、ジャケットは7枚封入されており、それぞれgroovisions・DJ FOODなどがデザインを担当している。
ゲーム中のグラフィックやムービーはスタッフが10年間書き留めた夢日記がモチーフになっている。それに佐藤氏の毒のあるグラフィックが加わり、上述の様な一見理解しがたい世界が展開されている。
関連商品として書籍「LOVELY SWEET DREAM」及びサウンドトラックCD「LSD AND REMIXES」などが発売されたが、いずれも現在絶版である。
また、ゲーム発売から20年が経った2018年に、前出のサウンドトラックCDに新リミックス楽曲などを追加した、「LSD REVAMPED(20th Anniversary Deluxe Edition)」が発売されている。
掲示板
183 ななしのよっしん
2022/11/27(日) 17:07:00 ID: TogCx2qmoH
黒紳士って悪役っていうか敵って立ち位置で考えればいいんだろうか
近づいてくるときの恐怖感とかフラッシュバックを消す(=記憶を消す)っていう意味では敵の印象が強いけど
184 ななしのよっしん
2022/11/27(日) 21:07:05 ID: TogCx2qmoH
>>183
連投すまん
これだとまるで自分が記事を見てないみたいな風になるから訂正
黒紳士って悪役としてカウントできる?
185 ななしのよっしん
2024/05/11(土) 20:29:15 ID: qr6hhYZwp5
今でも一応ゲームアーカイブスで買えるのね
にしても物理版めっちゃ高いな
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/01(火) 04:00
最終更新:2025/04/01(火) 04:00
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