m-flo 単語

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エムフロウ

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m-floとは

m-flo(エムフロウ)は、MCのVERBAL、DJTakuボーカルLISAという3名で構成される、日本音楽グループプロデュースユニットである。
マネージメント事務所LDH / avex系のレーベルrhythm zoneに所属している。

なお余談になるが、
ヒップホップにおけるMCとはマイクを操る人(Microphone Controller)の意であり、会者のことではない。
要するにラッパーのことである。
ラップする人のことをDee-Jay(DJ)と呼ぶのはレゲエなので要注意。

概要

ヒップホップソウルR&Bジャズレゲエドラムンベースボサノヴァ2ステップハウスEDMなど様々なジャンル音楽を取り入れ、多音楽性を持つ。

メンバーは3名とも英語ネイティブスピーカーであり、歌詞日本語英語が密に入り混じっている。
またVERBALが在日韓国系3世だけあって、たまに全編韓国語歌詞が書かれた曲もある。

ほぼ全てのアルバムインタールードと、一部の楽曲で10年後の近未来2012年 - 2018年)や宇宙舞台となっており、これらはm-floの世界観を構成する重要な要素となっている。

クラブシーンからJ-POPまで様々なリスナーから支持され、幅広いファン層を獲得している。

彼らの活動期は、現在大きく分けて4つの時期がある。以下に詳述する。

1st tripod期

1998年幼なじみであったTakuとVERBAL、そしてRam Jam Worldゲストボーカルなどで活動していたLISAの三人にて結成。ユニット名は隕石meteorite)が流れ(flow)て、この世界media)にを与えるという願いを込めた「mediarite-flow」の略。

1999年7月avexレーベルrhythm zoneからメジャーデビューリード曲「been so long」を含んだメジャーデビューシングル『the tripod e.p.』はオリコン初登場9位を獲得した。タイトルの"tripod"とは「3本の柱(三脚)」の意味で、LISA、VERBAL、Takuの3人が団結して曲を作り上げる、という意味が込められている。

2001年1月、代表作の1つとなる『come again』をリリースした。当時UKクラブミュージックとして流行していた2ステップを基調とした「come again」は、オリコン最高4位を獲得、13週に渡ってチャートインした。この曲のヒットにより、m-floは一般のリスナーにも広く認知された。

2002年4月LISAソロ活動に専念するという理由からm-flo脱退を発表。以後しばらくの間3人の個別の活動が続くことになる。

過去には、KONAMI音楽ゲーム beatmaniaIIDX1st3rdまで、4thで全曲削除)にも提供していた。
またDDR clubver.でもIIDXと同様の楽曲がプレイできた。

m-flo loves…期

2003年6月、新ボーカルCrystal Kayをフィーチャーした、復活第1段シングル「REEEWIND!」をリリース
このシングルから、以前のLISAのような固定ボーカルを置かず、毎回異なるゲストボーカルを迎えて曲を制作する"m-flo loves Who?"("Who?" にはフィーチャリングしたアーティスト名が入る)という形で、活動が再開された。
招かれるゲスト和田アキ子坂本龍一といった大物アーティストから、名・新人アーティストの発掘プロデュースまで多岐に渡り、特に発掘されたアーティストとのコラボレーションから人気曲「miss you」、「let go」が生まれたことは、その後の活動において幸運なことだったと言える。

2005年2007年には、当時ソロ専念中だったLISAも参加したライブツアーを敢行。計5名のゲストアーティストと共に全各地を回った。
2005年山本/melody./EMYLI/YOSHIKA/LISA | 2007年Ryohei/日之内エミ/Emyli/YOSHIKA/LISA

2008年、『m-flo loves BEST -AWARD SUPERNOVA-』の発売をもってm-flo loves期の活動終了を宣言。

secret、「+」期

2009年メジャーデビュー10周年を記念したベストアルバムmf10』をリリース、書き下ろし曲ではLISAゲストボーカルに招聘するなどしていたが、
VERBALはRIP SLYMERYO-Z、ILMARIらとのユニット「TERIYAKI BOYZ」名義での活動、
TakuFantastic Plastic Machineこと田中知之Mondo Grosso大沢伸一とのユニットravex」名義での活動を活発にしていた。

また、ravexとして参加しているハウスコンピレーションHOUSE NATION」からの楽曲などがbeatmaniIIDX16EMPRESSアーケード)やDDRフルフルパーティーWii)に提供されている。
Takuは個人でもDJ活動を積極的に行っており、自身でも「Tachytelic」をレギュラーパーティーとして開催しているほか、並行してレーベル「TCYRecordings」やインターネットラジオ局「block.fm」の立ち上げを行っており、自身もblock.fmにて「TCYRadio」を配信している。

そして、2011年12月22日に行われたライヴパーティー、m-flo Presents "BONENKAI" において、2012年に新たなアルバムを発売する予定であるとの発言があり、2012年3月14日、待望の6thオリジナルアルバムSQUARE ONE』が発売された。
SQUARE ONE』以降の作品でもゲストボーカル制は変わっていないが、loves期と違い、純音楽を楽しんでほしいとの意向から、参加したボーカリスト名前開しないと公式に宣言していた。
(それでも、勘のいいファンは、EXILE ATSUSHI2NE1HI-STANDARD難波章浩、加藤ミリヤなどと推測がついていたようだが)
一転して、2014年3月発売のアルバム『FUTURE IS WOW』で“m-flo+guests”として参加ミュージシャン開したことについては、あえて名前せるというギミックが理解されにくかったことへの反省、せっかく素晴らしい人たちに来てもらったのに名前を隠すことへのためらいなどを理由に挙げている。

2nd tripod期

2016年末、VERBALが、三代目 J SOUL BROTHERS北海道で行うライヴゲスト出演するため乗っていた交通事故に遭う。骨折など数ヶ単位での治療を要した入院の最中、たまたま同じ日にTakuLISAが見舞いに訪れ、その後も意図せず3人で会う機会があった中で再合流の打診を行いLISAも承諾。
2017年12月LISA再加入が公式発表され、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われた2018年へのカウントダウンパーティーにて3人での活動再開。この頃に、メジャーデビュー前から所属していたARTIMAGEからLDHへと事務所移籍を行っている。

2018年3月に、3人で再始動後に初めての音となるシングル「the tripod e.p. 2」をリリース。翌2019年11月発売のオリジナルアルバムKYO』には、メジャーデビュー20周年を記念したノンストップミックスCDが付属した。(その他、2018年以降に作られたMVをまとめたDVD同梱版、DVDミックスCDが両方付いてくる3枚組仕様も販売)
2020年にはlovesシリーズも再開。再開第1弾シングル「Tell me Tell me」では、向井太一、韓国人ラッパーSik-k、2018年デビューしたばかりの女性シンガーeillと、メンバーそれぞれが招聘したゲストと共演している。

m-floとニコニコ動画

一般的なミュージシャンほぼ全てに言えることだが、著作権上問題の多いアップロードがほとんどである。
ただし、ニコニコ動画にはavex公式動画チャンネルが存在し、2010年にはavexドワンゴの間で楽曲利用包括許諾契約も交わされたので、公式配信にも期待が高い。

ニコニコ動画発の吉幾三ブームの際、m-floの楽曲に関してもマッシュアップが行われ、
そのうちのひとつ「ikzo again」に関してVERBALは「結構よくできてますw」と自身のブログで発言した。



一連の吉幾三マッシュアップにおいてマッシュアップされたミュージシャン本人が見たことを言した
数少ない事例となっている。

関連動画

その他MVなどはyoutube公式チャンネルexitにて視聴可

関連商品

オリジナルアルバム

リミックスアルバム

ベスト盤、企画盤



その他

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