MARENOL

メアノール錠、
その薬はお医者さんから処方されたものではなく私が勝手に買った抗鬱剤だ。

私はその副作用に惹かれた。
「死に至る程の強い悪夢」と書かれていた。

 

MARENOLとは、LeaF(BMS)によるBMS楽曲である。

概要

BMSイベントG2R2018で発表され、個人戦中央値部門で17位、スコア部門で5位と上々の成績を収めた。後述の理由により駄目な人はとことん受け付けないようでスコア平均値はこの順位にしてはかなり低い。

ジャンルはPHANTASMA。古代ギリシャ語で幻の意。テーマは「悪夢を見る薬の過剰摂取」。
オルゴールやストリングが奏でる幻想的なメロディと暴力的なブレイクビーツやワブルベース、少女の悲鳴が鮮やかな対比を成している。終盤ではBPM140で曲が演奏される中でBPM175で時計が刻まれているようにもとれる地帯があり、その不気味さが悪夢の中という世界観を見事に表現している。
登録ページに綴られている少女の日記を読むと世界観が理解しやすいだろう。

だが、最も話題になったのはOptieとFizが手掛けたBGAがR-18Gであることだろう。もぺもぺの再来
少女が電車に轢き殺されるシーンに始まり、主な死因を総なめするかのような勢いで少女の死体が積み重なっていく。あまりのグロさからbilibili動画にはそのままでは転載できず、グロ描写をカットしたバージョンが作られているほど。
例によって検索してはいけない言葉リストに名前が載った。

SOUND VOLTEX

アーティスト	LeaF
BPM	140
難易度	SOUND VOLTEX
	NOVICE	ADVANCED	EXHAUST	MAXIMUM
	05	12	14	17
エフェクト	サイバーガスタンク		おやすみなさい。
ジャケット	Optie & Fiz

「暑い夏に戦慄をもたらす人気楽曲」として2019年8月8日にSOUND VOLTEXに収録された。ジャケットは当初BMS版と同じものを提出していたが、過激すぎてNGを出されたため、別シーンの映像をもとに作り直されたという。偶然にも2日前に「太鼓の達人」に「もぺもぺ」が収録されており、LeaFの問題作が突如2機種を席巻する事態に楽曲を知るファンは戦慄した。

MAXIMUM譜面では初っ端の悲鳴に合わせて直角が降ってくるため割とそこまでビビる必要もなくマイルド。でも決してイヤホンを外した状態でプレイするなよ！絶対だぞ！つまみ重視の地力譜面であり、サビ前の鍵盤発狂やサビの片手ACやBDのトリルは剛力羅以上を目指すなら繋いでおきたいところ。ロングを抑えながらのつまみ出張（離して主張せずに取る事もできる）地帯等、初見では色々と難しい譜面だが、17にしてはそこまで難しくない。前述のR18Gな映像もなく曲に集中できるため、そういった描写が苦手な方は、こちらで聞いてみるというのもいいだろう。

CHUNITHM

カテゴリー	VARIETY
アーティスト	LeaF & Optie & Fiz
BPM	140
LEVEL	BASIC	ADVANCED	EXPERT	MASTER
	5	7+	12	13+
譜面作者			Redarrow	羅破々斬

2020年11月26日、セガの音ゲー『CHUNITHM CRYSTAL PLUS』に収録。配信日から通常解禁されておりすぐプレイ可能。アーティスト欄にBGA担当の2名も名を連ねているが、これはLeaFによれば「映像が本体みたいなとこあるので色々考えてこれにしました」とのこと。ジャケットはSDVXと同じものが使われている。

MASTER譜面は「羅破々斬」ことアミノハバキリが担当。同じLeaFのCHUNITHMオリジナル曲である「macrocosmos」を彷彿とさせる2個押し乱打が印象的。物量の厳しさが目立つが、最終盤、BPM140とBPM175がどちらもノーツとして襲ってくるリズム難地帯も侮れない。

なお、2人以上でマッチングした状態でDANGER SKILLを発動させると、称号「おやすみなさい。」が獲得できる。

関連動画

関連リンク

• G2R2018の楽曲登録ページ

関連項目

• BMS
• BMS楽曲の一覧
• 検索してはいけない言葉

おやすみなさい。