メイコ
MEIKOとは、クリプトン・フューチャー・メディアから発売された音声合成ソフトである。
ピアプロキャラクターズの一人で、ファンの間では初音ミクたちCVシリーズの先輩または姉的な存在に準えらて「姉さん」とも呼ばれる(もしくは「めーちゃん」)。
CGMによる設定で「日本酒」をイメージアイテムとすることが多く、二次創作のデザインが「初音ミク Project DIVA」シリーズに採用されたことも(例:咲音メイコ)。
ライブラリはシンガーソングライターである拝郷メイコ氏の声をサンプリングしたもの。
MEIKOの最初のソフトは「VOCALOID MEIKO」(V1 MEIKO)。
VOCALOIDベースの製品でも初の日本語シンガーであり、素直で安定した声質のため、様々なジャンルの曲に合うとされている(クリプトン社のMEIKO製品詳細ページより)。
現在のバージョンはVer1.1だが、Ver1.0も内蔵されているため切り替えて使用することが可能。バージョンによって癖が異なり、1.0の愛用者も多い。
クリプトン社のMEIKO製品詳細ページから試用版をダウンロードすることができる。なお、クリプトン社サイトからダウンロード可能な試用版はMEIKOのみである(初音ミク体験版はDTM MAGAZINEに付録として収録されているため)。
MEIKOは世界を巻き込んだ初音ミクブームが起こる前に3000本以上も売れたとされる。
発売された2004年当時は1000本が成功ラインであり、当時の基準では大成功の部類に入る。そしてミクの大成功を受け、KAITOや鏡音リン・レン、巡音ルカなどの後のピアプロキャラクターズと共に注目が集まった、という流れである。
MEIKOを使用して実際に発売された最初の楽曲としては、松武秀樹の「あの素晴らしい愛をもう一度」にて、発売前のものがKAITOと共に使用されていたことが確認されている(エンジンはVer1.0かプロトタイプ)。
これだけでなく、同様に松武秀樹は「Let's Take A Coffee」にて、LOLAと共に使用していた事が確認されている。
そのほか、プロの作品としては平沢進が2006年以降の自らの楽曲でMEIKOを使用していると雑誌のインタビューで発表した。
また、商業作品ではないが、天門の個人サークル「電奏楽団」が2005年末に頒布していたアルバム「悠久の老木 Lost Empire Saga」には「Thanks:VOCALOID」とのクレジットがあり、MIRIAMとMEIKOが使用されている。
ラジオ「伊集院光 深夜の馬鹿力」では、番組内ジングルでMEIKOを採用していた。
他のVOCALOID兄弟達と一緒に歌う際、特に女性ボーカルであるミク、同じVOCALOID第一シリーズである、
KAITOと一緒に歌う動画がよくみられる。
「VOCALOID関連のタグ一覧」も参照。
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セクシーなMEIKO、兄弟達と一緒のMEIKOが目立っている。
DTM MAGAZINE 2008年 07月号には、初心者向けVOCALOID1用の講座が掲載されている。
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最終更新:2023/01/31(火) 15:00
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