Mi-26(NATOコードネーム:haloヘイロー)とは、旧ソ連が開発した超大型ヘリコプターである。
1977年初飛行。
巨人の国ロシアが開発した八枚羽双発の超大型ヘリコプターである。
前作のMi-6をやや上回る程度の自重であるが、ペイロードは機内/吊り下げ重量で20t以上あり、最大離陸重量は56tに及ぶ。
キャビン容積は3.1×3.2×12mというもので、バス一台丸ごと自走して呑み込める大きさと言えばそのサイズが分かるであろう。
その容積・ペイロードは、C-130輸送機に匹敵するという化物っぷり。
そしてこれだけの大型機であるにもかかわらず、エンジンは双発。その出力11,240shpという、こちらもトンデモ仕様である。
なお、これだけの大型機を開発した背景には、広大な国土に、未開発な僻地が多数存在していることが原因である。
2月2日に10,00kgのペイロードを6,400mにまで持ち上げ、2月3日には25,000kgを積んで4,100mまで上昇、2月4日には15,000kgを5,600mまで、20,000kgを4,600mまで引き上げた。
2002年8月にチェチェンにて撃墜され、地雷原に落下。これにより乗員・兵士計127名が死亡している。この場合最大80名の兵員のところを150名積載し飛行していたことが明らかになっている
2008年5月に発生した四川大地震では、復興作業で2機のMi-26が使用された。いずれも機材の輸送が主な任務である。
2011年3月には東日本大震災救援のため1機がハバロフスクより飛来している。
現在までの納入機数は約80機。
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最終更新:2024/04/24(水) 05:00
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