Microsoft Surfaceとは、マイクロソフト社の販売するタブレットPCである。
※ 2人組のミュージシャンについては『SURFACE』の記事をご覧ください。
従来、パソコンに関してはOSであるWindowsや周辺ソフトウェア、ハードウェアにしても周辺機器だけを販売し、パソコンそのものを販売してこなかったマイクロソフトが、新OSのWindows 8とWindows RTのリリースに合わせて登場させたのがSurfaceである。これらのOSはタブレットPCでの利用を本格的に考慮したものとなるため、マルチタッチ対応の画面など新しいOSが推奨する機能を持ち、ソフトウェアのインターフェイスに合ったデザインのハードウェアも自社で提供することとなった。
最大の特徴は、立てかけられるスタンドと、キーボードとタッチパッドを搭載し、取り外し自由なカバーが付属することである。それにより、ノートパソコンとしての用途も兼用できる。
カバーを搭載したのはiPad2が最初であるが、キーボードとして使える機能は持たせていない。
すべてのボタンやキーを画面上でそろえる思想のiOSやAndroidとは異なり、ワープロや表計算など事務処理用途で多用されるWindowsのニーズに配慮した結果だといえる。
タブレットで大きなシェアを占めるOSのiOSやAndroidが「AppleのiPad」や「GoogleのNexus」のような端末を持ってるように、マイクロソフトもそこまで踏み出したことは大きな驚きをもって迎えられた。同時にKindleなどのようにストアなどのOSが利用されたことから得られる収益を当てにして、端末自体は赤字かトントンのような戦略的な価格になるという噂も流れ、Acerの会長が懸念を表明するなどパートナーとしてWindowsPCを売ってきたPCメーカーとマイクロソフトの蜜月の関係に変化が訪れるのではないかと業界が揺れることとなった。
日本においては他の先進国と比べても発売時期が遅れている。RTは北米発売より5か月後、Proは4か月後で、他の先進国と比較しても1か月以上の遅れが存在する。
マイクロソフト側は先に北米での販売状況を見て世界への投入をすべきかの判断をしているとされているが、国内では東芝を除いてガラパゴス化したメーカーが多く、それらメーカーからの圧力があったとする噂も絶えない。
結果的にSurfaceはそこそこ妥当な価格となり、Windows 8を搭載したSurface Proに関しては各メーカーのかき入れ時となるOSのリリース直後から間を開けて発売され、Windows RT搭載のSurface RTに関してはOSのリリース開始からアメリカなどで発売されたものの、逆にサードパーティのPCメーカーはWindows RT機を市場に投入するか様子見を決め込む所も出てくることとなった。
多くのAndroid端末やiOS端末同様にARMアーキテクチャのCPU(Tegra3)を採用し、ARMアーキテクチャ用のOS『Windows RT』を搭載したモデル。バッテリーの持ちや薄さや重量に優れているが、従来のWindowsPC用のアプリケーションは動かない。その代わりWindows8/WindowsRT両用のアプリが販売・配布されるWindows Storeに登録されたアプリが利用できる。日本では2013年3月15日発売。
価格は32GBモデルが4万9800円、64GBモデルが5万7800円であったが、日本マイクロソフトは6月13日に開いた会見で「iPadの値上げに対抗して」期間限定で一万円の値下げを行うと発表した。値下げ期間は7月14日までの予定である。
従来のパソコン同様にx86-64のアーキテクチャのCPU(Core i5)を搭載し、OSに『Windows 8 Pro』を採用したモデル。こちらはスレートタイプのタブレットの形をしたWindows 8パソコンなので、従来のソフトウェアもそこそこ動き、新しいWindows Storeのアプリも利用できる。ただしRTよりも筐体は厚く重くなりバッテリー駆動時間も短い。日本では2013年6月7日発売。
価格は128Gバイト版が9万9800円、256Gバイト版が11万9800円であり、Office Home and Business 2013を標準搭載しているのが特長である。残り容量が少ないと不評だった64GBモデルが省かれる一方、256GBモデルは日本先行となった。
Surfaceのキーボードには「タイプカバー」と「フルサイズキーボード」の種類がある。タイプカバータイプは、Surfaceシリーズでおなじみの画面保護にもなるキーボードで、色は黒や水色、赤などさまざまな種類がある。Surface Pro 4からのタイプカバーキーボードは、キーとキーの間に隙間ができ、タイピングがしやすくなった。また、上位モデルには自動車の座席や高級船舶の内装にも使用されるアルカンターラ生地を利用して作られたものもある。
フルサイズキーボードは、Bluetoothでつなぐことができ、ペアリングは15m圏内まで可能。また、バッテリーは公称1年間換えなくても大丈夫らしい。
タブレットタイプのSurfaceおよびSurface Bookを購入した場合は最初から付属しているペン。筆圧検知は最新のもので4096段階となっている。キーの上にあるボタンは、一回押すとOneNoteを起動、二回押すとスクリーンショットを保存できるようになっている。また、絵や文字を書いているときには消しゴムとしても利用することができる。
Surfaceには端子が少なく、不便することも多い。しかし、このドックにはUSB3.0端子が4つ、Mini DisplayPort端子が2つ、音声出力の3.5mmジャック、ギガビットLAN端子がそれぞれ各一つずつ、そして電源供給用の端子がついている。公式曰く、これさえあればSurfaceがデスクトップPCになる…らしい。ちなみにお値段は2017年9月で27,432円。かなり値が張る。
Surfaceと純正アクセサリはMicrosoft Store他、家電量販店の店頭とオンラインショップにて販売中。
掲示板
16 ななしのよっしん
2020/12/13(日) 07:53:42 ID: WPc7vhGooj
pro4使ってたけどすぐ熱くなって画面がちらつきだすし、充電の減りが速すぎて外で使えないレベルだし、キーボードの端がボロボロめくれてきて塗料が服の袖についたりしたのでオススメしないです
17 ななしのよっしん
2021/08/16(月) 16:27:06 ID: di2HHgiOHm
>>16
俺も使い始めて3~4年目なんだが、電源のスイッチを入れると本体がウーッ!って音を出して、ものの数分もしない内に小刻みに揺れ始めた。
触ると熱くなってるし、ところ構わず揺れるもんだから腹が立つし、作業に集中できないわ。
ようつべで見て回ると同じ症状の人がいるんだな。
購入当時はこんな事になるなんて知らし、マイクロソフト製品を買ったのが間違いか。
次から東芝や富士通といったメーカーにするか
18 ななしのよっしん
2024/01/28(日) 22:13:05 ID: E++MgHAwR6
>>17
自分としてはもう今じゃ貴重な「物理的に軽量なマシン」として注目している
物理的に軽くて、スマホと同じような扱い(PDで充電できる)ができて、ダメ押しで液晶画面(有機ELよりも紫外線に強い=外でも安心して使える)のマシンって言うともうSurfaceGoしか選択肢がないし
何が言いたいかと言うとさっさと一般向けGo4を出しやがれくださいお願いします
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最終更新:2024/04/19(金) 10:00
最終更新:2024/04/19(金) 10:00
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