Minecraft Pocket Editionとは (マインクラフトポケットエディションとは) [単語記事]

Minecraft Pocket Editionとは、Mojangからリリースされた、サンドボックス型のものづくりゲーム『Minecraft』のスマートフォン向けアプリである。

ニコニコでの表記は一定しておらず、タグ登録数では「マインクラフト PE」が最も多いが、「マインクラフトポケットエディション」「Minecraft Pocket Editon」など一定していない。

概要

Android、iOS、kindle、Windows Phoneに対応。
2016/06/18現在の最新バージョンは、0.15.0。
価格は、iOS版で840円、Windows Phone,Android版で700円である。

2011年 8月16日、XPELIA PLAY向けに配信。
その後、同年10月にはAndroid端末向けに、11月にはiOS端末向けに、2014年 12月にはWindows Phone端末向けにリリースされた。開発は0.3.3までは5人、現在は4人で行われている。

PC版などと比べると、機能は一部制限されているが、基本的なシステム・プレイ感覚はそれらと変わらない。
グラフィックについては、これらの製品と同様の精度を持っており、fpsも高い数値を維持している。
また、操作の一切をタッチで行うが、操作が制限された代わりに、プレイの快適性を高める工夫がなされている。

敵が存在せず、ブロックを無尽蔵に設置できるクリエイティブモードと、MOBが存在し素材を調達する必要があるサバイバルモードの2つが主なゲームモード。

また、マルチプレイにも対応している。(ただし、Windows Phone版を除く)
プレイするには、同じローカル Wi-fi ネットワークに端末を接続している必要がある。最大5人。
同じバージョンならば、Android端末とiOS端末の間ででも可能という変わった仕様。

操作

移動
左下に操作されたバーチャルキーを操作して行う。キーの中央にはジャンプボタンがあるが、一段だけの段差ならば、そこへ向かって移動することでオートジャンプを行って乗り越える。（オートジャンプの有無は設定で変更可能）ボタンは四方向しかないが、斜め移動にも対応している。
スニーク移動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スニークボタンを連続してタップすることでスニーク移動を行うことができる。スニーク移動中に同様の操作を行うことで、スニーク移動が解除される。
視界移動
バーチャルキー以外の部分の画面をタッチし、スライドすることで、あたりを見回すことができる。
ブロック設置
対象の場所をタップすると、アイテムを持っていた場合、そこにブロックを設置する。
ブロック破壊・使用
対象のブロックをタッチしホールドすることでブロックを破壊する。ホールドしている間はそこに白い円が表示され、徐々にそれが白い色で満たされていく。これはブロック破壊までの時間を示しており、これが円の中を満たすと、ブロックが破壊される。
これまでは、ブロック表面のヒビなどで判断していたものが、図形でより具体的に視覚化されている。
基本的に、ブロックの操作感は、カーソルによるそれと変わらない。作業台やかまどの使用・撤去も、従来通りである。
アイテム操作
アイテム欄は従来通り画面下に表示されており、枠数は8個である。この欄の中のアイコンをタップすることで、装備しているアイテムを変更する。欄の端にある「…」マークを押すことでメニューが開き、アイテム欄に並べるアイテムを選んだり、装備品を変更したりできる。すべてタッチで操作する。
作業台やかまどを開くと、専用のメニュー画面が開く。複数あるアイテムは、アイコンを一定時間ホールドすることでまとめて移動できる。
アイテムを捨てる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アイテム欄のアイテムを一定時間タッチしホールドすることでアイテムを捨てることができる。

PC版との比較

PC版を基本に記述。

無限のワールドただし、高さは128までとなっている。（プレイヤー自身は128の制限を超えて移動できる）
PC版にある大半のブロックが実装済み。
PC版と同じだけバイオームが存在する(エンドは未実装)
また、洞窟・廃坑・スポーン部屋、要塞、村などの構造物も生成される（イグルー等一部生成されないものもある）
出現しないMOBは、エンダードラゴン、ウィザー、シュルカー、シロクマ等ボス MOBや、エンドのMOB等ごく少数である。（ハスクなどの亜種やスケルトンホースなどのMOBも出現する。）
コマンド操作はできない。ただし、コマンドを実装するアプリが別にあるのでそれを導入することでコマンド操作が可能。
オリジナル要素にネザーリアクター(仮ネザー)（アップデートで消滅）、ストーンカッター（アップデートでクラフトができなくなり、クリエイティブモードで取得可能）、石英(PC版へ逆輸入)、クリーパーに着火(逆輸入)、青いバラ(アップデートで消滅)、大釜にポーションを入れる、それを利用して染色や効果付きの矢を作る、PC版でピストンが押せないユーティリティを押すことができるなどがある。