Mitakaは、国立天文台の"4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U)"で開発された、天文学の様々な観測データやモデルを見る3Dシミュレーションソフト。
東京都三鷹市にある国立天文台の上映施設「4次元デジタル宇宙シアター」用に産学官共同で開発されたソフトであったが、2005年2月に無償で一般向けにも公開された。2007年、国としての開発期間の終了に伴い開発者個人によるボランティアでの製作に移行し、同時期にオープンソース化もされているが、現在も上映施設での運用に向けた開発が続けられている。
本ソフトの最大の特徴として、われわれの生活している地球の足元から太陽系、銀河系、銀河団をはるかに超え、現在われわれが観測可能な137億光年に及ぶ銀河の大規模構造にいたる宇宙の姿(=宇宙ヤバイ)を、リアルかつシームレスに再現していることが挙げられる。
上映施設で実際に使用されているソフトと同一のものであるため、家庭や教育機関などでも同じ内容を体験することができ、操作さえ覚えれば宇宙空間を自由に飛び回ることができるシミュレーションソフトとしても楽しめる。
Mitaka(三鷹)の名前は、本ソフトウェアが国立天文台"三鷹キャンパス"で作られたことにちなんでおり、同時に「日本で作成されたソフトウェアである」と言う開発者の思いが込められている。
Mitakaは開発当時こそハイエンド機でなければ快適に動作させることが出来なかったが、2009年現在では市場に流通している大半のPC上で快適に動作させることが出来る。
推奨動作環境 (Mitaka公式サイトより) | |
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OS | Windows Vista / XP / 2000 |
CPU | Pentium4 1.8GHz(相当)以上 |
メインメモリ | 512MB以上 |
グラフィックカード | GeForce 3 (相当)以上 |
ディスプレイ解像度 | 1024x768ピクセル以上 |
HDD、SSDなどに必要な空き容量 | 50MB 以上 |
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最終更新:2024/03/29(金) 08:00
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