Mt.レディとは (マウントレディとは) [単語記事]

Mt.レディ(マウントレディ)とは、漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場するヒーローである。

概要

『本日デビューと相成りました！Mt.レディと申します！以後お見シリおきを！』

本名：岳山優（たけやまゆう）　年齢：23歳　誕生日：8月11日　
 身長：162 cm→2,062cm　出身：北海道　好きなもの：桃　個性: 巨大化

劇中1話でデビューした新人ヒーロー。夢はビッグになること。
美しく、おおらかなロングの金髪が特徴の美女。ケツがとてもエロい。キタコレ。

必殺技「キャニオンカノン」でヴィランを倒して華々しくデビューを飾ったものの、建物の破壊などの被害請求により赤字を出してしまう。

煽りに番外と言えばこの人！と書かれるほどの番外編常連であり(現在皆勤賞)、１巻裏表紙のCMにも出演するなど、本編での登場回数そのものは少ないながら妙に扱いがいい。

先輩ヒーロー相手でも物怖じせずにズケズケと言いたいこと言う肝っ玉の据わったお方。シンリンカムイの手柄を横取りしといて、後に本人の前で『あれ心苦しいですよねー』と心にもない表情で言い放っている。自分の欲望にとても正直で、時々する素晴らしくゲスい顔がとても素敵。

シンリンカムイとは事務所が近いため一緒にいることが多い。おかげで変な噂も流れているらしいが、シンリンカムイは彼女の巨大化に迷惑してる様子。
後にシンリンカムイ、エッジショットと共に「チーム・ラーカーズ」をチームアップしている。

ミッドナイトとは性格面での折り合いが悪く、テレビ出演した際には、自身のコスチュームの件で彼女と趣味｢CAT FIGHT｣を繰り広げ、お茶の間を凍りつかせている。
また、あの女好きドスケベの峰田が職場体験した際に、「女ってのは元々悪魔みてぇな本性を隠し持ってんのさ!!」と評してトラウマになっている。いったい何があったのか･･･。

強力な個性の持ち主なうえに容姿の美しさ、サービス精神旺盛な性格もあって市民からの人気も高い。みんなのアイドル的な存在のヒーローとして活躍しているものの、街の色んなものをちょっぴり壊してしまうので生活が潤わない。
一方、追い込まれるととんでもないド根性を見せたり、後輩のために体を張って立ち向かい、商売道具の顔を盾にしてでも敵から子供を守るなど泥臭くもヒーローらしい信念はしっかりと持ち合わせている。

個性

個性は某光の巨人の如き「巨大化」。
162 cmから2062cmになり、その巨体から放たれる「キャニオンカノン」はシンプル故に強力。
ガンダムやマジンガーZよりもでかい。

彼女の通常時の体重を60kgと仮定すると、巨大化時の体重は約123,750kg。普通車（1.5t）にして80台分。
彼女の小走り、秒速50m程で突撃した場合の「キャニオンカノン」の衝撃力は31,600tにも及ぶ。

大型旅客機200機以上の重量が衝撃として彼女の片足3mほどに集積して放たれるとなれば、オールマイトをも凌ぎかねない、恐ろしいパワー型個性であることが分かっていただけるのではないだろうか。

弱点は大きさの調整ができないこと。
2062cm時の彼女にとって街はレゴブロックのようなもので、1話の活躍も建物の破壊による被害請求により赤字となった。結果狭い場所では被害を押さえるために動きが制限されてしまうので、二車線以上ないとまともな活動ができないというデメリットになっている。

またちょっとした興奮ですぐ巨大化してしまうらしく、その度に事務所がぶっ壊れるので現在4回も立て直しを余儀なくされている。

とはいえ、あのギガントマキアと真っ向勝負ができる数少ないヒーローであり、むりやり口をこじ開けさせるという離れ業をやってのけている。

余談だが、初期設定の段階では50mサイズであり、横にしっかりウルト○マンと書かれていた。

必殺技

キャニオンカノン
巨大化して放つ飛び蹴り。シンプルだが威力は絶大。
タイタンクリフ
瞬時に巨大化して“壁”として相手の進路を塞ぐ。

コスチューム

コスチュームはアイマスクとパッツンパッツンなスーツが特徴的。
特にスーツはカラー絵が公開されるまでは下に何も履いてないように見えたので物議をかもした。
こんな服装した巨大な美女が尻を強調したポーズとったら、ニッチなファンが付いて写真を激写するのも当然である。キタコレ

ちなみに巨大化してもスーツが破けたりしないことから、相当伸縮性に富んだ素材でできていると思われる（ドラゴンボールのサイヤ人の戦闘服みたいなものだろうか？）。

THE・裏話

実はもともとヒロインポジションについていたキャラがこの巨大化の個性を持っていた。
プロトタイプの名前は「岳山優(たけやまゆう)」。デクのクラスメイトであり、「Mt.レディ」というヒーローネームこそ同じだが、黒髪ショートボブの控えめな性格。ネームでは踏んづけそうになったデク(のプロトタイプ)に対して必死で謝っていた。現在の彼女とはエラい違いである。