万界に散りし我が魂の祈りよ!今こそこの手に集いその姿を現せ!
現れろ!ナンバーズの真の皇よ!!
No.93 希望皇ホープ・カイザー!!!
さあこれが最後の試練だ!倒してみるがいい遊馬!!これがナンバーズのキング・オブ・キング!!
No.93 希望皇ホープ・カイザーとは、漫画「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。
アストラルの記憶のピース、ナンバーズの1枚。「No.39 希望皇ホープ」を除く全てのナンバーズを手にしたアストラルが使用する、ナンバーズのキング・オブ・キング。
攻撃力2500、守備力2000のランク12モンスターで、以下のような効果を持っている。
アストラルと遊馬の最後のデュエルで登場。
「ナンバーズ・エヴァイユ」によって、エクストラデッキの「No.10 白輝士イルミネーター」、「No.14 強欲のサラメーヤ」、「No.21 氷結のレディ・ジャスティス」、「No.48 シャドー・リッチ」を素材としてエクシーズ召喚された。
効果で「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」、「No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル」、「No.6 先史遺産アトランタル」、「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」を特殊召喚した。その後、No.40が戦闘破壊されたことによって、このカードの効果を発動、「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」を破壊した。
次のアストラルのターンまでにこのカードとNo.66以外のモンスターは破壊されてしまったが、アストラルは再びこのカードの効果を発動。遊馬の「ブリキ・バルーン」によってモンスターゾーンを1つ潰されてしまったが、「No.46 神影龍ドラッグルーオン」と「No.61 ヴォルカザウルス」を特殊召喚した。
その後、「永遠の絆」によって強化された「No.39 希望皇ホープ」の連続攻撃でこのカード以外のナンバーズを一掃される。このカード自身も攻撃力3501のNo.39の攻撃を受けるが、アストラルは「明日への献身」でこのカードの攻撃力を10500まで強化した。だが遊馬も「九十九スラッシュ」でNo.39の攻撃力を13401まで上げ、返り討ちに。この攻撃でアストラルは敗北したが、このカードの残された効果でNo.39を奪うことで、目的を達成した。
コントロール奪取効果について、Vジャンプ掲載時のアストラルは「ホープ・カイザーが破壊されたとき、破壊されたモンスターのコントロールを得る」という説明をしていたが、コミックス収録時に「破壊されたモンスター」の部分が「破壊したモンスター」と修正されている。
アストラルはこのカードを出す以前にも4体のナンバーズを使用しており、更にこのカードの素材にした4体とこのカード自身、このカードで展開した6体で合計15体になる。しかし、「ブリキ・バルーン」による妨害を受けなければさらに展開するつもりだったようで、漫画でのエクストラデッキに15枚制限はなかった様子。
「ザ・ヴァリュアブル・ブック18」(2015年8月12日発売)でOCGに登場。
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/戦士族/ATK 2500/DEF 2000
X素材を持った同じランクの「No.」Xモンスター2体以上
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのX素材の種類の数まで、
エクストラデッキからランク9以下で攻撃力3000以下の
「No.」Xモンスターを効果を無効にして特殊召喚する(同じランクは1体まで)。
その後、このカードのX素材を1つ取り除く。
このターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になり、
自分はモンスターを特殊召喚できない。
(2):自分フィールドに他の「No.」Xモンスターが存在する限り、
このカードは戦闘・効果では破壊されない。
漫画で不明だった素材指定は、X素材を持った同じランクのNo.を2体以上とされた。
No.を特殊召喚する効果は、ランク9以下で攻撃力3000以下、同じランクは1体までと制限がかけられ、素材の種類の数を参照するようになり、戦闘ダメージ半減と特殊召喚不可のデメリットがつけられた。また、相手の効果に対する耐性とダメージ無効化、破壊効果、コントロール奪取効果は削除された。
素材指定は素材を持った同ランクのNo.エクシーズモンスター2体以上。
まずエクシーズモンスターを2体並べる必要があるわけだが、エクストラモンスターゾーンだけでは1体しか出せないので、リンク先を2つ以上確保しておく必要がある。するとリンク召喚用の素材も確保しなければならないので、このカードを出せる状況に持っていくまでに手間が非常にかかる。
また、(1)の効果の都合上、エクストラデッキに複数のランクを投入しなければならないため、エクストラデッキを圧迫する。とはいえ、素材2体で出すならば展開できるのは次のターンまで生き残っても3体なので、このカード用の別ランクのモンスターは1、2体ほどでよく、無理して詰め込む必要もない。あるいはRUMを使用するデッキならば別ランクも共存しやすい。
素材の展開の容易さやエクシーズモンスターの種類・性能を考えれば、ランク4から狙うのが無難。
(1)の効果はエクシーズモンスターの特殊召喚。
効果が無効になるので、基本的には攻撃力の高い「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」や「No.107 銀河眼の時空竜」などを狙うことになる。また、破壊されることで効果を発動できる「No.18 紋章祖プレイン・コート」なども候補になる。効果が無効になるので、デメリット効果も打ち消せる。
しかし、ここでもエクストラモンスターゾーンがネックとなる。このカードの素材を出すために2か所のリンク先を確保したとしても、残りのリンク先が1つしかないので、せっかく素材が2つあるのに1体しか出せない。もちろんさらにリンク先を用意すればその限りではないが、ただでさえこのカードを出すのに手間がかかるのに、さらに手間が増える。
また、呼び出したナンバーズの上に別のエクシーズモンスターを重ねたり、RUMを使ったりすることもできるが、特殊召喚不可のデメリットがあるため、次の自分ターンまで待たねばならない。一応、「RUM-クイック・カオス」を使えば、次の相手ターンで出すことはできる。
(2)の効果は破壊耐性。(1)の効果で呼び出したモンスターがいる限り破壊を防げるが、エクシーズ召喚から効果発動までの間を狙われたり、破壊以外の手段で除去される可能性もあるので、過信はできない。
当初のデザインでは、素材の調達が大変だが、出せればナンバーズを大量に並べられる、というカードだったのだが、新マスタールールによるエクストラモンスターゾーンの導入で、召喚のための素材を用意する場所がない、出してもNo.を展開する場所がないという二重苦を背負ってしまい、まともに運用するのが困難になってしまった。エクシーズモンスターゆえに一時除外や墓地送りからの蘇生でメインモンスターゾーンに移動させるという逃げ道すら許されない(素材がなくなるため)。
さらにただでさえ複数ランクの共存が求められる効果にもかかわらずさらにリンクモンスターの採用まで要求されるため、エクストラデッキを非常に圧迫してしまう。1つのランクを主軸にしつつも、RUMなどである程度複数のランクが共存できるデッキならば複数ランクの共存はしやすいが……。
紛らわしいが、(1)の効果の最後の一文は、この効果の発動以後に課せられるものであり、発動前も含めたターン全体に制限をかけるものではない。「この効果を発動するターン」ではなく、「このターン」としか書いてないのがポイント。そのため、このカードのエクシーズ召喚直後に効果を発動することは問題なくできる。
「このカードのX素材の種類の数"まで"」なので、素材種類数より少ない数だけNo.を出すことは可能。もっとも、"だけ"だった日には新マスタールール下では使い物にならなくなっていたが……。
素材を持ったエクシーズモンスターを素材とするが、そのエクシーズモンスターが持っていた素材はこのカードの素材にならず墓地へ送られる。そのため、素材を3つ以上にしたいならば素直に3体以上のエクシーズモンスターを用意するか、後から素材を補充する必要がある。
「CX 冀望皇バリアン」と組み合わせると、このカードで出した後に墓地へ送られたナンバーズの効果をコピーできる。また、このカードよりは素材をためやすいため、このカード自身の効果をコピーすることでナンバーズの大量展開が期待できる。もちろん、この場合もどうにかしてリンク先を確保しなければならないのだが……。
OCGのカードとしては初のランク12のモンスター。
「エクシーズ・ユニット」や「エクシーズ・テリトリー」などのランクが高いほど恩恵が受けられるカードと組み合わせるのも手。また、「No.39 希望皇ホープ・ルーツ」でこのカードの攻撃を無効にすれば、ホープ・ルーツの攻撃力は6500になる。
「RUM-デス・ダブル・フォース」を使えば、ランク6の「RR-レヴォリューション・ファルコン」からこのカードを出すことも可能。RRは自前で多彩なランクを使えるのでこのカードを使う意義は薄いが。
初のNo.39ではない希望皇ホープ。
希望皇ホープは「CNo.39 希望皇ホープレイ」や「SNo.39 希望皇ホープONE」を擁するため、同ランクかつ別名のNo.を並べる難易度は低い(リンク先の確保はやはり課題だが)。また、「No.98 絶望皇ホープレス」は墓地からメインモンスターゾーンに特殊召喚しつつ希望皇ホープを素材化するため、エクストラモンスターゾーンのホープを除去しつつ後続を展開できる。このカードの(1)の効果で特殊召喚した希望皇ホープを素材化させることもできる。
このカードを出すだけならば、蘇生制限を満たしたホープレスを墓地に置き、ホープをエクシーズ召喚し、さらにホープレイを重ね、墓地からホープレスを特殊召喚してホープレイ素材化(素材のホープは墓地へ)、ホープを蘇生して2体目のホープレイを重ねるという手順でリンクモンスターなしでもこのカードを出すための素材が揃う。出したところで(1)の効果が使えないので結局リンクモンスターに頼ることにはなるのだが。この過程で「エクシーズ・チェンジ・タクティクス」によるドローや「希望郷-オノマトピア-」によるモンスターの特殊召喚を行い、リンク素材を出すためのカードを確保したい。
素材指定の都合上、「輝望道」や「マスター・ピース」ではエクシーズ召喚できない。そのため、「希望皇ホープ」と名のついたモンスターには含まれるが、上記の2枚が指定する「ホープ」と名のついたモンスターには含まれないという不思議な状態になっている。
新マスタールールでは、エクストラモンスターゾーンかリンクマーカーの向いたメインモンスターゾーンにしかエクストラデッキから特殊召喚できないとされている(詳細は「リンク召喚」を参照)。
相手のリンクモンスターを使わずにリンク先のメインモンスターゾーンを増やしたい場合、理論上どのような手があるか。
エクストラリンクを利用すれば一人で2つのエクストラモンスターゾーンを占用できるため、下、右下、左下にリンクマーカーを持つリンクモンスター[1]を両方のエクストラモンスターゾーンに出せば、理論上は5か所すべてのメインモンスターゾーンにリンクマーカーを向けられる。この状態ならば、マスタールール3時代と同じ感覚でメインモンスターゾーンを使えるため、このカードを出す場所を除き、最大4体のNo.が展開できることになる。
しかし、エクストラリンクに持ち込むには、理想的なリンクマーカー(右上と左上)を持つリンクモンスターがいると仮定しても最低3体のリンクモンスターが必要である[2]。これだけのリンクモンスターを出すためには、無駄なリンクマーカーが一切ないとしても8体ものモンスターを使わなければならない(実際はもっと必要)。
さらにエクストラリンクを成立させるためにメインモンスターゾーンにリンクモンスターを出す必要があるため、エクストラリンク成立後にそれを除去しなければならない。リンクモンスターはエクシーズ召喚の素材にできないため、除去にも手間がかかる。そして素材用のNo.を2体出してこのカードを出すというのは当然ながら現実的ではないし、仮に手札が揃っていてもこれほどの横暴を相手が許してくれるとは思えない(相手が妨害できない状況ならばこのカードを出さずともそのまま勝てるだろう)。
エクストラリンクを使わない場合、片方のエクストラモンスターゾーンに下、右下、左下のリンクマーカー持ちを出した後、さらにリンクマーカーの向いていない残り2か所いずれかに、もう一方(右か左)にリンクマーカーの向くリンクモンスターを蘇生などで出すことで、リンクマーカーの向いたメインモンスターゾーンを4か所用意できる。この状態ではメインモンスターゾーンが1か所埋まるので、最大3体のNo.を特殊召喚できることになる。先ほどよりは実現できるかもしれないが、やはり手間に見合っていない。
自分でエクストラモンスターゾーンから下、右下、左下にリンクマーカーを向け、相手のエクストラモンスターゾーンからリンクマーカーが上、右上or左上(自分から見ると下、左下or右下)に向いていれば、4体までを展開できる[3]が、自分が相手にコントロールを渡したモンスターをエクストラモンスターゾーンに置くことが不可能である以上、純粋に相手に出してもらうしかなく、こちらも現実的ではない。
エクストラリンクなしで自力で出せるのは最大3体の上、それも手間がかかりすぎるため、素材を3種類以上にする意義がほとんどない。
逆に特殊召喚できないのは、「ランク10以上」、「攻撃力が3000より高いまたは?」、「エクシーズ召喚でしか特殊召喚できない」のいずれかを満たすモンスター。1つ目は「CNo.92 偽骸虚龍 Heart-eartH Chaos Dragon」、2つ目は「SNo.0 ホープ・ゼアル」、3つ目は「No.22 不乱健」などが該当する。
※上にカードを重ねられるモンスターを擁するカテゴリ(現状は希望皇ホープとギャラクシーアイズ)については、該当するカードの備考欄にカテゴリ名を記した。ただし、ランクなどの都合で重ねられるカードがないものを除く。
※破壊されたときなど、効果を無効にされていても発動・適用できるものは、備考欄にその旨記した。
ただし、蘇生制限などの都合から発動不能なものは除く。
掲示板
30 ななしのよっしん
2019/06/14(金) 19:09:33 ID: zyLenYwDlE
9期時代じゃ特殊召喚系とドロー系ガン済みすればこいつのおかげでホープ5種類1ターンで出せたんや…擬似的にゼアル最終話の展開再現できたんや…それが出来なくなったせいで今の遊戯王やる価値ないわ。
31 ななしのよっしん
2020/05/03(日) 10:58:03 ID: IkW/hWCzDt
喜べ!今はやる価値が出来たぞ!
希望の記憶で一気に5枚ドローもできる!
32 ななしのよっしん
2021/05/20(木) 16:25:39 ID: v4/yXH0pgT
HRUMユートピアフォースの登場で先攻でNo4体展開も簡単になったし昔に比べてかなり使いやすくなった
ただしドラグナーを始めとする強力な希望皇ホープも登場した事でホープデッキに採用する余裕は難しいが
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 05:00
最終更新:2024/04/25(木) 05:00
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