p.s. i hate you♡xxxとは (ピーエスアイヘイトユーとは) [単語記事]

p.s. i hate you♡xxx（ピーエス、アイ・ヘイト・ユー）とは、同名の乙女ゲームが原作のアニメ『DYNAMIC CHORD』のオープニングテーマ曲で、同作の主人公格のバンド[rêve par fa it]（レーヴ・パッフェ）の楽曲である。

タイトルの「you」と「xxx」の間の記号は「♡（ハートマーク）」であり、一部の音楽配信サービス等では♡が機種依存文字であるため代わりに「・（中点）」を使用している場合がある。ついでに言うとアーティスト名の「[rêve par fa it]」の2文字目の「ê」も正式にはサーカムフレックス（アクセント記号）付きの「ê」だが、こちらも記号なしの「e」で登録されている場合もあり、曲名、アーティスト名の正式名称で検索してもヒットしない可能性がある。素直に作品名の「DYNAMIC CHORD」で検索したほうが見つかりやすいだろう。

僕の概要すっかり忘れたのかーい？

2017年 10月より放送されたアニメ版『DYNAMIC CHORD』のオープニングテーマ。原作ゲームには登場しないアニメ版の書き起こし曲である。
作詞はKnight（香椎亜貴）、歌唱はKing（香椎玲音）、作曲はKingとRook（月野原久遠）。演奏時間は3分38秒(フルコーラス版)。カップリング曲は「-since you been gone-」。

歌詞の内容は一言で表すなら「自分をフッておきながら他の男と幸せになっている元カノへの恨み節」というなかなかに強烈なものであり、そこに本編同様止め絵を動かしているだけの省エネな演奏中のバンドマンたち総勢16名が次々と映し出される映像や「きんぴら！わさげ！」等の空耳が加わる事によってかなりダイナミックなオープニングと相成った。

タイトルの「p.s. i hate you♡xxx」自体も「追伸：君なんか大嫌い♡（キスマーク）」という意味で、タイトルからして既に病んでいる。

なんで？なんで？（テンプレ）

歌詞を含む全てのテンプレを書くと歌詞の著作権の侵害になる可能性があるので、特に動画でのコメントが多い一部のテンプレのみ記載。
再生時間は第1話の公式動画のもの。OPは動画の02:27から。

02：28　僕のことすっかり忘れたのかーい？
歌い出しの歌詞。歌詞カードでの表記は「ボクノコトスッ力リワスレタノカイ? 」。コメントでは「僕のコタツ借り忘れたのかーい?」と空耳が書き込まれる。それ以外にも本作が印象に残った視聴者から「忘れられないよ」と応答が書かれるほか、最後の「かーい」が弾幕化している。
02：33　傷一つ残ってないのかーい？
歌詞の一部。歌詞カードでの表記は「キズヒトツノコッテナイノカイ?」。「キス一つ残ってないのかい」とされることもあるが、「傷」が正しい。本作のクオリティや完結後のダイナミックロスに耐えられなかった視聴者からは「傷だらけだよ」とコメントが書き込まれる。
02：41　実は昨日君をみかけたんだー
歌詞の一部。コメントでは歌詞に対して「（見かけたんだったら）声かけてよ」「水臭いな」などのツッコミが書かれるほか、最後の「だー」と伸ばす部分が書き込まれる。
02：51　誰かのこと　ばっか見てた　僕にはちっとも気づかず通り過ぎてった
歌詞の一部。コメントでは歌詞に対して「それはごめん」「本当にごめん」「（「誰かのこと～」の部分で映し出されるヨリトさんことKYOHSOのヴォーカル城坂依都（きさかよりと）の名言にちなんで）ごめん…」と申し訳なく思う書き込みの他にも最後の「てった」を繰り返す部分も書き込まれる。
03：00　ドヤム
KYOHSO（キョーソー）のドラム担当諏宮篠宗（すみやしのむね）が映し出されるシーン。絶妙なドヤ顔が視聴者にウケたため聴者からは「ドヤム」のあだ名で呼ばれることが多い。
03：06　ネキニキ/ハルちゃん
Liar-S（ライアーズ）のベース担当榛名宗太郎（はるなそうたろう）が映し出されるシーン。そのオネェキャラから視聴者には親しみを込めて「ネキニキ」と呼ばれている。外見も美形で可愛らしいため「ネキニキすき」「ネキニキかわいい」と喜びのコメントも書き込まれる。
03：11　ネィエィエーイ？
直前の歌詞の「キスをしたね」の「ね」が伸びた部分。歌詞カードには記載がない。また、フルコーラス版ではTV サイズ版にある「なんで？なんで？」の部分との間の溜めがない。
03：12　なんで？なんで？
歌詞の一部。コメントでは弾幕が張られる。OP以外でも主に視聴者が疑問を感じたときのスラングとしても用いられる。
03：19　道連れにしたいよ
歌詞の一部。コメントでは「やめて」「嫌です」と拒否されたり逆に「いいよ」と書かれたりする。
03：24　じゃんけん
映像でレオンが手のひらを伸ばすシーン。コメントでは対抗して手の絵文字でじゃんけんをするものが現れるが、まれにじゃんけんとは関係ない手の形の絵文字が書き込まれることも。
03：31　きんぴら！わさげ！
歌詞の空耳。本来は「ギミーラブ once ag ain」。このOPの中でも屈指の弾幕ポイント。この後コメントでは「わさげってなんだよ」という至極まっとうな疑問や少数ながら「きんぴら！あさげ！」と書き込む人もいることから「あさげ派もがんばれ」と激励の言葉も書き込まれる。さらにはこのわさげから派生して「草生える」のダイナミックコード版として「わさげ生える」というスラングも生まれている。
03：37　ア・ゲ・ル
歌詞の「クリティカルな傷をア・ゲ・ル」の一部。「いらない」という案の定なコメントの他にも、きんぴらやわさげをくれると解釈したのか「ちょうど切らしてた」「（7話のライブのポスターのキャッチコピーから）もっといっぱい」などの感謝の言葉も書き込まれる。
03：52　ざ　ま　あ　な　い　ね
歌詞の「『ユルシテ』って涙流す君、ざまぁないね」の最後の部分。視聴者からは「そういうとこだぞ」「そんなんだからフラれるんだぞ（略して「そんフラ」）」と厳しいツッコミがあふれかえる。しかし最終回のOPだけは「実はそんな所も好きだった（略して「そんすき」）」など肯定的なコメントで溢れるのがお約束となっている。