ここでは、NEC PC-9801シリーズのラップトップ機、ノート機を紹介する。
NECはラップトップの導入には積極的ではなく、実用的なモデルが出たのは1988年になってからである。
それとほぼ同じ頃に東芝のダイナブックが登場してノートパソコンがデビューしたことにより、可搬性を目的としたラップトップパソコンはNECからほとんどでなかった。
1986年11月発売。最初のラップトップ機として発売したものの、グラフィック機能の一部がオミットされているため、PC-9801向けのソフトとの互換性が低くなっている。
1988年3月発売。他のPC-9801との互換性が高まり、PC-9801UV相当の機能を持つ(FM音源はない)。
1990年2月発売。
98最後のラップトップパソコンで、モニターの違いによって複数のモデルが発売された。
東芝が1989年にダイナブック(DynaBook)、J-3100SSを発表したことで、他社もノートパソコンの開発が急ピッチで行われた。
NECも同年に98NOTEを発表、セイコーエプソンの「PC-286NOTE」とともに、日本における「ノートパソコン」という名称を広めることとなった(英語では同じくラップトップと呼ばれる)。
98NOTEの名称は、PC-9821シリーズでも引き続き使われていった。
1989年11月発売。性能面ではJ-3100SSとほぼ同等を実現。
1990年6月発売。CPUを32ビット化して性能アップを図ったものの、バッテリーの持ちが悪くなってしまった。
また、FDDが1台しかないハンデを克服するため、メモリーの一部をディスクとして使うRAMドライブを採用し、FDD2枚が必要となるソフトにも対応した。
1991年10月発売。TFTカラー液晶を採用したモデル。CPU、メモリーも最も高く、価格も60万円したが、セカンドバッテリーを使っても1時間程度しか持たなかった。
1992年1月発売。A4サイズだった98NOTEよりもさらに小型軽量化されたB5サイズのサブノートパソコン。
性能はNV相当。
1992年1月発売。NS/Eの後継機で、インテルとNECが共同開発した独自の省電力386CPUを搭載。これにより、性能向上とともにバッテリー駆動時間の向上に成功した。
1992年10月発売。初のi486搭載ノートパソコンとなったが、バッテリー駆動時間は再び短くなった。
1994年1月発売。98NOTE LIGHTの後継機だが、筐体を新しくして登場した。
ワープロソフトとして一太郎、表計算ソフトとしてLotus 1-2-3がプレインストールされ、MS-DOSマシンとしてすぐに使えるものとなっていた。
1990年10月発売。ノートパソコンの技術をさらに推し進め、手のひらサイズのパームトップとして開発された。
PC-9801シリーズとの互換性は低く、むしろ独立して使うことが多いものになった。
インターフェースは独自に開発されたもので、統合ソフトとしてMicrosoft Works(現:Office Personalの簡易版)が付属した。
小さくて互換性がない割には20万円と高価だったため、後継機は作られなかった。
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