何が起こっても撮り続ける――
REC/レック(原題:[Rec])とは、2007年公開のスペイン産ホラー映画である。R-15指定。
一番の特徴は全シーンが手持ちカメラで撮影されているモキュメンタリーという点。そのため画面のブレが激しい。同じような手法の作品には『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド』などがある。
本作が大ヒットしたため続編やハリウッド版リメイクが制作されたが評価は本作が一番高い。
TV番組の撮影として夜勤の消防士に密着取材をしていたアンヘル率いる取材班一行は、要請を受け入り込んだアパートで謎の感染症によりゾンビのようになった人間に遭遇し、保健当局の部隊により出口をふさがれる。
果たして一行はアパート内の人々が凶暴化する原因を突き止め、無事脱出することが出来るのだろうか・・・
アンヘラ・ビダル
栗色の長髪が特徴的なTV番組『眠らぬ街』の女性リポーター。リテイクが多いため新米だと思われる。この映画のキャッチフレーズである記事冒頭の言葉は彼女のリポーター魂を反映したモノ。密着取材のはじめのほうは何も起こらない中暇そうにしていたが、凶暴化した人間を見てからはややヒステリック気味になっていく。事件が起こってからは積極的に取材を行うがそれが純粋なジャーナリズム精神からくるものか、単に一発当てて低予算番組のリポーターという身分からの脱出を図る物なのかは不明。とある人物の出血を防ぐために手を傷口に押し当てるようお願いされても断っていた。
パブロ
男性カメラマン。その特性上顔は映らないが本作の映像はすべて彼のカメラ越しに伝えられる。アンヘラに先行して撮影を行うなど肝が据わっている。
アレックス
同行する消防士その2。現場に急行する際、「警報(サイレン)を鳴らさないのか?」と聞くアンヘラに「鳴らしてほしければ鳴らすよ」と返すなど気さくな人物だと思われる。
ジェ二フェル
7歳の少女。マックスという犬を飼っていた。体調を崩している。母親は扁桃炎だと言うが・・・。登場時は彼女もビデオカメラを回している。
ジェ二フェルの母親
「予感が当たった」や「上の階に何かある」、「始まりから終わりまで新聞社に書き立ててもらう」という発言をするなど何かを知っているようだが・・・。「大家を絶対に訴える」とも言っておりそのためか撮影に賛成していた。ジェ二フェルを必死で庇う。
禿げた警官
取材班がアパートにたどり着いたころには既に現場にいた頭髪が禿げかかった男性警官。アパートの住人を取りあえず一回に集める。
セルヒオ
上記の禿げた警官と共に取材班に先立って現場に到着していた男性警官。銃の扱いにたけている。彼なりに皆をまとめようと行動するも中々前進しない状況にいら立ち気味。
イスキエルド
突如錯乱した太り気味の老女。下着姿で襲い掛かって来る。
セザール
アジア人に偏見がある中年男性。緊急事態にもかかわらず呑気に髪をいじっていた。横顔に自信がある模様。
衛生検査官
途中送り込まれてきた黄色い防護服に身を包んだ男性。
メデイロス
最上階に住んでいた女性。発症してからある程度日にちが立っているのか人間離れした容姿となっており、ほぼ裸のいでたちで腕にはハンマーを持参し部屋を徘徊している。
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最終更新:2023/05/30(火) 13:00
最終更新:2023/05/30(火) 13:00
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