ROOMMANIA#203とは、セガが2000年1月27日に発売したドリームキャスト用ゲームソフトである。
セガのサウンドチームである、WAVEMASTERがはじめて指揮を執った異色作。
主要スタッフは全員サウンドクリエイターであり、CGやスクリプトの補佐として開発部が参加している。
また、2003年3月2日には続編となる、ニュールーマニア ポロリ青春がPS2用ゲームソフトとして発売された。続編では主人公が二人となり、社会人となったネジと、女子大生であるカカトの人生に介入する事となる。
プレイヤーは、主人公である平凡な大学生、ネジ・タイヘイの部屋に住み着いてる神様となって、彼の人生に介入してドラマチックなものにしてあげるのが目的となる、人生介入型ゲームである。
ゲームの特徴として、主人公の生活を見守る事が基本となる為、覗きゲーともいわれる事がある。
セガのサウンドチームであったデジタルメディア制作部(後の株式会社ウェーブマスター)が制作したゲームという事もあって、音の専門家集団が作ったゲームとして話題となった。
実際に本作の舞台となる主人公の部屋での効果音はすばらしく、日常生活における細かい音まで再現されており、ラジオから流れてくるラジオ番組やジングル、テレビで見ることができる番組等がその世界観を支えている。
主人公ネジが大ファンであり、実際にゲーム中でも聞く事となるアーティスト・セラニポージは、ゲームの発売前に架空のアーティストとして実際にデビューしており、ゲームの発売後になって初めてネジの世界にも存在している事が判明したが、当初その正体は謎となっていた。歌詞がネジの状況を暗に示していることもまた、謎に深みを与えていた。
公式サイトにはネジが運営するホームページへのリンクがあり、ホームページにはネジの日記が掲載されていた。その日記には、「誤ってホームページのデータを消失してしまったところ“ルクセアさん”という人が助けてくれた」「超カンジ悪い奴がいました!タカハシって奴!」など、ネジの大学入学前後の過去のエピソードが語られていた。URLがイミュダイン社のサーバーになっている等、ゲームをプレイした後に見ると、登場人物の背景が感じられる要素が細部に盛り込まれていることが分かる。
プレイヤーは部屋の中という限られた視点でしかネジの行動を見ることができないが、テレビや電話などで部屋の外部の情報に触れられるほか、ゲーム中のネジの日記でネジの気持ちや、部屋外での行動を想像出来るようになっている。また、前述のセラニポージのCDデビューやネジのホームページ、ラジオでかかる曲は実在のバンドから楽曲提供されるなど、ゲーム世界と現実を巧みに交差させて現実感を出している。
主人公のネジの声を担当しているのは、舞台俳優であり、芸人の清水聖である。
ゲーム本編以外の所でのこだわりも凄く、別の意味でのセガの本気っぷりがOPムービーなどからも見てとる事ができる。
(左)オープニングムービー
(右)そして、開発スタッフによるゲームの再現映像
(左)シナリオ1 ワンダーウォール
(右)さらにパワーアップした、ニュールーマニア ポロリ青春のOP
掲示板
26 ななしのよっしん
2021/10/02(土) 08:53:35 ID: RtyIddvraw
>コロナで変わったこの時代に、しかもステイホームをテーマにしたゲームで、5年前に作られた世界を復活させる。そんな作品に、あの時代感を反映した空気が生まれるでしょうか。
こいつは『フィクション』を何だと思ってるの?
こんな言い訳する奴に人が付いて来る訳ねーだろ
27 ななしのよっしん
2022/03/12(土) 04:40:19 ID: 9UnXgBZJn5
今の時代ならCFすれば需要あるのわかるだろうに
28 ななしのよっしん
2022/05/03(火) 17:29:47 ID: hW3ugicZKB
もともとオタ向けのマニアックな作品だったからな
仮にPが諦めていなくても、最終的には上層部のどん判金ドブでプロジェクトお流れになってそう
急上昇ワード改
最終更新:2024/10/11(金) 15:00
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