Satan×Stars 単語

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サタンスターズ

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Satan×Starsとは、サイ天使Pが織りなすNovelsM@sterシリーズである。

 

あらすじ

 物語は、アイドルマスターrelations第2巻 第10話 ロストメモリーズ2において、幸運エンジェル雪月花(ナムコ)に裏切られた日から始まる。

 裏切られたあの日から、1ヶ

 幸運エンジェルを解散し、魔王エンジェルとなった東豪寺麗華は、ある的を達成するために、実家である東寺財閥の支援を受けて、1054プロダクションを創立する。

 新たに芸能事務所を創立し、代表となった東豪寺麗華のもとにある少女があらわれる。

 少女との出会いは、東豪寺麗華、そして、魔王エンジェルにとって、なにをもたらすのであろうか……

 

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※注意 

補足マイリストには、マイリストコメントによる物語の補足が書かれています。

そのため、ネタバレを見てしまう可性があるので、初見さんはマイリストコメントなしの方からみていってね。

でも、物語を見た後、補足コメントを見ると物語がより面くなるから、補足マイリストもよろしくね。

番外編は別名製糖編、または今日の水谷さん朝比奈さんシリーズ

本編しくネタバレしているため、出来れば最新話、少なくとも本編36話まで視聴していることを推奨。


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登場人物の所属および相互関係

ネタバレ注意

この項は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
ネタバレが許せないという人はこの項スルーして下さい。

ネタバレ部分をすっ飛ばしたい方はこちらをクリック

1054プロダクション

プロダクション名は東寺を数字でなぞったのが由来。
本編事務所である。
魔王エンジェル3人のほか、アイドル補生として日高愛秋月涼水谷絵理プロデューサーとして尾崎玲子が所属。
登場は少ないが、事務員として近藤事務員ことサトちゃんも在籍している。

もう一つの役たちであるDS組のアイドル達がっ当に入社できたため、原作876プロ較して、ホワイト企業と言われるほどである。

東豪寺麗華-日高愛朝比奈りん-水谷絵理三条ともみ-秋月涼の3組が物語中ではアイドル同士における直接の師であり、またパートナーとなっている。

オリジナル専用衣装としてサイ天使P自作の「東豪寺赤備え」がアイドルクロスオーバー編以降に登場する。

魔王エンジェル

本編主人公
作中ではアイドルクロスオーバー前のユニットランクはBながら、メンバーの個々の力量もBランクの力が既にあり、ユニットならばAランクでも通用すると評され、事実アイドルクロスオーバー後にはAランクに昇格し、小細工抜きでトップアイドル仲間入りを果たした。

設定上の原作になっているアイドルマスターrelationsとの相違点として時系列が改変されており、「雪月花(ナムコ)」に「幸運エンジェル」が潰されたのは原作では3年前だったのに対し、この作品開始時点では僅か1ヶ前である。
一方で年齢自体は3人とも1718歳の設定で、こちらは原作に登場したときとほぼ同じである。

手を汚す前にとある事件が起きたため、『自分たちが標にされるアイドルになる』 を新たなとして活動している。そのために手を汚すことをしなかった魔王エンジェルとなっている。幸運エンジェル時代とは違い、いざというときには東寺財閥のバックアップは受けており、自身達のみならず補生3人を含む所属アイドルサポートも万全である。

東豪寺麗華は3足のわらじユニットリーダー事務所代表・プロデュース)を履きこなす才女、三条ともみはフィジカル面をみる体調管理、朝比奈りんヴィジュアル及びテンション管理と、強な個性を生かした役割分担がされており、善永記者く『な個性を持つメンバー奇跡的なバランスでまとまっている』と言われるほど。また幸運エンジェル時代に培った下積みに裏打ちされた強い信頼関係で結ばれている。

アイドルクロスオーバー以降から浮き彫りになってくるのだが、彼女たちの前身である「幸運エンジェル」は実のところ、ある理由から先細りのユニットであり、実力もまともに発揮しきれていない状態であった。そのため、善永記者をはじめとして、「幸運エンジェル」としては名にとどまっていたことが明らかとなる。
ただしそれでも資質に気付く人間はいるにはいたが……結果的に「一度潰れた」ことで初めて本人たちが足りないものに気付き、順当にランクを上げる原動力となった。

一方で原作と違い、手を汚すことなく相応の実力を発揮できるようになったのは、いくつかの幸運な偶然が重なったことであるが、その基点となったのは日高愛の入社とその動機、さらには日高愛自身が持つ資質であった。そのは最終的に必ず良き方向に向かうことが、この物語軸と言ってもいいほどである。

東豪寺麗華

本作全体を通しての主人公の一人。登場初期は原作アイドルマスターrelationsを彷彿とさせるものであったが、物語プロローグ魔王エンジェルが始動する前に雪月花(ナムコ)が失脚したため、本来の性格に矯正された。(最も日高愛が入社した地点で大きく歴史が変わってしまったため、彼女との接触で揺れ動いていたり、そのほかのDS組の入社に対しての対応を見る限り、リレのように手段を択ばない活動を断行できたかは怪しい気がしないでもないが……)

水瀬財閥と並ぶ東寺財閥の令嬢、さらにアイドルをやる傍らでユニットリーダープロダクション代表・統括プロデューサーを兼ねるチート才女。最くさい経歴だが、これがリレでのそのままの設定というのだからアイマスキャラでも屈チートキャラBSTだけは恵まれなかったが(マテ

基本的な設定はリレ準拠、アイドルとしての得意分野はVoだが見取り稽古を得意としたバランス、さらにユニットメンバーの合わせるのも得意。作中ではPとして直接担当しているちゃんを通じての関わりが多い。

三条ともみ

魔王エンジェルユニットメンバー。性格的に非常に落ち着いており、ユニットの抑え役&1054プロ全体のフィジカル担当でもある。ツッコミ役も兼ねることもあるが、性格に天然が少し入っているためボケに回ると場の収拾がつかないことも。またとの師関係が深まるにつれてぶっ壊れるシーンもたびたびあるのだが……

リレの原作ではあまり自分の意見を言うタイプではなかったので、本作でもそれは反映されている。また本来ゲーム上の元ネタキャラDaはさっぱりなのだが、麗とりんでVoとViが埋まり、またとの師関係が成立したこともあって、Daが逆に得意という設定に落ちついた。

作中ではを通じたエピソードが非常に多いため、夢子との関わりも必然的に増えた。

朝比奈りん

魔王エンジェルユニットメンバーユニットムーメーカー1054プロ全体のヴィジュアル担当。お調子者で麗から制裁されたり、調子に乗りすぎてアピールなどで失敗することもあるがめげない性格。またそんな性格からは考え付かないほど人をさりげなく気遣い、接することができる。最も性格がアレなので長所の一部が相殺されているのだが……

リレではキャラが割と濃かったこともあり、基本的に作中でもシリアスモードでない限りテンション自体が高め。ゲームでも元キャラがSPでViだったことももあり、Vi特化という設定になった。

作中では絵理との師編がプロローグ後にすぐ組まれたため、山場のエピソードは序盤に集中している。絵理と組んで悪巧みというシーンが一種の様式美になっている。

ディアリースターズ

本編もう一人の主人公たちで、原作とは違い1054プロアイドル補生として登場する。
原作同様にユニットを組んで活動することは原則としていない。
この作中においては魔王エンジェルの直子ともいえるが、徐々に力をつけ、アイドルクロスオーバー後には個人でもBランク相当の評価を受け、既に師匠肩するだけの力を身に着けている。

原作では無茶ぶりによって酷いにあわされた3人だが、この作品ではスタートから恵まれ環境だったためにのびのびと活動している。特に涼ちんは男デビューとまさに最良のスタートを切っている。そのためそれぞれの成長が独自視点で描かれているものの、本質原作の成長を踏襲している。原作とは違うスタートながら、同期と言うことでやはり強い信頼関係を育んでおり、『何があっても仲間以外何者でもない』と3人がそれぞれ言い切っている。

3人の関係は原作と同じく非常に仲がよく、基本的なポジション原作準拠。しかし年上かつ頼れる魔王エンジェルが直接の師匠に当たる上、尾崎Pのトラウマかったこともあって、原作では女装プレッシャーに加えて、かつ3人のまとめ役だったの負担が大幅に減っているのが最大の違い。そのため覚醒は他の2人とは経緯が最も異なる形に変わっている。

原作ニコマス豆腐メンタルと呼ばれる尾崎さんもある人物のもあってトラウマ期に、敏腕プロデューサーとなっている。

またサイネリア本編リアドル嫌いを、それを受け入れている。また絵理友であるサイネリア人間関係に独自設定が加えられ悪徳又一叔父三条ともみとは同中・同学年の設定となっている。またストーリーが進んだ後に桜井夢子とは友人朝比奈りんとは友になっている。この経緯は是非本編絵理・りん編を見て欲しい。

日高愛

本作では麗と並んで主人公を務める。基本設定そのものは原作準拠。

作中では麗によく懐いており、憧れる一方でなかなかを破ることが出来なかった。本作では765プロとの関わりが減らされたため、Pである麗ライバル夢子とのかかわりの中で成長していくことになる。

原作同様にが非常に大きく、得意とする分野もVo型アイドルとしての初期値は低く、アイドルとして覚醒した後も3要素の力量では事務所内でも一番低く、器用さにも欠ける。しかし既存アイドルでは追随できるものがいないと称されるほどのアイドルとしての器と爆発力を潜在的にもっており、そこで足りない部分をカバーしている。また人に応援されながら場を+方向に引っることができるという性の才を持ち、圧倒的な才で業界を塗りつぶした母親とはタイプこそ違うが同格のアイドルになりつつある。

水谷絵理

基本設定は原作準拠。

関係となったりんとの関わりが多く、その関係は友や悪友ともいえる関係。本作では師編が序盤に組まれたことや実質的なライバルキャラが不在なことに加え、さらに尾崎Pやサイネリアも絡んだ人間関係の大半がスピード解決したこともあって、ややエピソードが弱くなっており要6人の中でも割を食っている面がある。以後は局所で活躍はするものの、どちらかと言えばサポート役である。

Viに関して天才的なセンスを持ち、また構成を考えることに長けるなど、ネットアイドルNo.1の強みをそのまま生かしている。

秋月涼

性格設定は原作準拠だが、背景が最も異なるキャラの一人。

始めから男性アイドルとして活動している設定のため、「自信を持つ」ということが師編でのテーマとなった。初期力が非常に高く、黒井社長く「日高舞に匹敵する素材」と言わせしめたほど。ライバルキャラジュピター関ヶ原菩薩天ヶ瀬冬馬に変更され、原作ライバルキャラである夢子との関わりも非常に小さくなったが、そんな中でも絶望しかけた夢子を救うあたりは彼らしいとも言えるだろう。

Daに関しては性のものがあり、原作では苦手としていたViについても師編でしているため、3要素が非常に高い準でまとまっている。また人の期待を取りこんで力に変えることに長けるアイドルであり、それに関連するのかユニット活動では麗と並んで他人に合わせることができる器用さも持つ。

その他スタッフ

尾崎玲子プロデュサー

性格設定は原作準拠だが、原作のダメ部分はあまりなく、非常に頼れる大人女性として描かれている。

その理由として直接担当している絵理エピソード物語の序盤で組まれ、そのさなかである人物が身近に相談に乗ってくれたことが大きい。これを切っ掛けに所属アイドル6人を支える大人のPとしての「覚悟」を決めたことで、揺らぐことがくなっている。

近藤事務員

元は東豪寺警備保障事務員をしていたが、1054プロ設立の話を聞き、異動願を出して転属してきたという経歴を持つ。普段はさほど物語に絡むキャラではないが、ある重要な役割を果たすことになる。

876プロダクション

原作とは違い、所属アイドルがすべて入れ替わっている。
桜井夢子四条貴音我那覇響アイドルマネージャー岡本まなみが所属。

登場当初は当時Aランクに最も近いと言われた雪月花(ナムコ)を筆頭に人気アイドルを抱えた勢いのある事務所だったが、とある事件により所属アイドルの大半が移籍または引退。以後上記3人で活動している。当初はソロ中心だったが、後に夢子が他の二人を牽引する形でユニットを結成する。事件後にも876プロに残留を決めたひびたかに対して、夢子も強い信頼を寄せており3人のは強い。

絵理・りん編まではライバル事務所としての立場で登場、ともみ・編を経て、1054プロと交友・好敵手としての関係を深めることとなる。

この作品では876プロ所属になった桜井夢子役色が強く、作中では1054組とほぼ同格の扱いとなっている。
作中の彼女は基本的な性質は原作踏襲だが、同様に大きく立ち位置が変わっており、この作中での実質的なライバルである。そのため原作では自身の間違った行動を見つめなおしたり、立ち直る切っ掛けとなったのはほぼ一人によるものだったが、この作中ではとの関わりが大幅に減らされた分、その一方で多くの人に救われる形となった。最終的な救いとなる手を差し伸べたのは原作同様にであり、好意を寄せるという部分こそ踏襲はしたが、それ以上に仲間や信頼できる友に支えられることでVo型アイドルとして覚醒を果たした。

DazzlingFairy

夢子リーダーに、貴音を加えたトリオユニット
SPのプロジェクト・フェアリーに相当するユニットで、衣装ピヨンドザシリーズ夢子分は衣装改変の新規作成
夢子がVo、貴音ViDaを得意としており、非常にバランスが取れているのが特徴。

元々3人の強い要望もあったが、・麗編のアイドルクロスオーバーを機に結成されたユニット
アイドルクロスオーバーの予選では格上の「D・LOVE!」(伊織雪歩美希トリオユニット)を撃破する金星を挙げ、
本選では同点ながら・麗ユニットと同時優勝を果たし、トップアイドル仲間入りを果たした。

桜井夢子

性格設定は原作準拠だが、と同じく大幅に背景が変更されている。

不正に手を染め始めた雪月花(ナムコ)を受けており、そのことを原作での妨設定に繋げている。
また、とある事情から中々アイドルとしてが出なかったことで下積みも長く、それに準じた実力は登場初期からあった。作中では登場当初はViに拘っていたのだが、本来はVoを得意とするバランスで、その得意傾向は麗に通じるものがある。

上記で述べたとおり的のためなら手段を選ばない面がある一方で、非常に面倒見がよく仲間想い。自身に来る悪意は受け流すのだが、自身が行った妨行為のしっぺ返しが仲間に戻ってきたときは自責に駆られて一度潰れかけたが、たちの尽力で踏みとどまる。それと同時にアイドルとしても覚醒を果たし、事務所内の仲間である貴音を牽引してユニットを結成するほどの成長を果たした。

作中でのライバルで、関係としては互いにないものを内心で褒めあうような関係でもある。自身に手を差し伸べたに一途な思いを寄せ、また自身の立ち直りに同じく尽力したともみや麗を慕っている。またんでいた当時に知り合ったサイネリアとは歪みが矯正された後でも友人となっている。

雪月花

876プロ所属のトリオユニットで、引退時のランクはB。
原作準拠の設定だが引退に追い込まれた細部が違っており、このことが魔王エンジェル運命を大きく変えている。
実力は高く、っ当な活動であればAランクに手が届く実力があったと周囲から認められるほどのものであった。

長らく名前のみの登場だったが、アイドルクロスオーバー後に引退後の彼女らが登場する。
紆余曲折はあったにせよ、引退後も3人の交流は続いていた様子。

独自設定としてソロデビュー予定だったが、既にデュオでデビューが決まっていた同期を誘ってユニットを結成したことが明らかになっている。そのことからもわかるように、リーダー作詞だけではなく、メンバーの中でも他人の資質を見抜くことについては群を抜いており、またアドバイスなども的確にできる資質があった。一方でプレッシャーに極めて弱い部分があり、期待に追い詰められるうちに自身の資質がマイナスに作用してしまい、雪月花は破綻のを歩む一端となってしまった。

彼女らは作中のユニットの「魔王エンジェル」「DazzlingFairy」結成のきっかけになったユニットであり、その結成された過程も酷似していることがアイドルクロスオーバー後に示唆される。そのリーダーである麗夢子彼女らに憬れてアイドルになり、自身でユニットメンバーを選んだという分ともいえるユニットで、彼女らの負の遺産してトップアイドルになった両ユニットある意味の皮になっている。

本作では複雑な事情が絡んだ末、失脚した黒井社長とその補佐にあたった五十嵐編集のプロデュースを受ける。その際、黒井社長に「基礎自体がアイドル引退後でも崩れていなかった」と評したように、中途半端に終わったアイドル活動に強い未練を残していたようである。またリーダーは破綻したアイドル活動が他の二人以上に一種の大きなトラウマとなっており、その過去とどう向き合うかというのも登場章でのテーマになっている。

961プロダクション

アイドルマスター2準拠の構成。
所属アイドルとしてジュピター(アイドルマスター)がいるが、ユニットとして結成された時期は物語が進んだ後である。
伊集院北斗が関わる場面が多く、実質的に961プロ側の主人公は彼である。

・ともみ編で初登場し、以後もとしての好敵手としての立場をとる。原作とは違い3人のリーダー北斗が務めており、その立ち振る舞いから動画視聴者ファンが多い。関ヶ原菩薩、いや天ヶ崎竜馬でもなく天ヶ瀬冬馬は良くも悪くもまっすぐキャラ翔太ツッコミキャラとしてされている。

黒井社長過去も独自展開で描かれており、このことが物語に大きく絡んできている。

DNAプロダクション

アイドルマスターrelations準拠の構成だが、一部に独自設定がある。
この作中では日高舞・『ココロ』とS級アイドルが所属していた、老舗の大手事務所の模様。
佐野美心藪下幸恵P、物語途中から日高舞も所属。

・ともみ編で初登場し、美心藪下Pの二人とも1054・876のアイドルを要所で手助けする立場をとっている。

佐野美心

慰問コンサートを中心に活動しているアイドルで、性格はリレ準拠のお姉さんキャラ

原作のリレ同様に再デビューで、引退前はアイドル神「ココロ」としてSランクに君臨した実績を持つ。ただし活動末期は不調に陥っていたこともあり、結果的にある人物の忠告もあって活動を立て直すより引退を選択することになる。

ココロ』時代はミステリアス然的な魅力を持つ近寄りがたい雰囲気を持つ歌姫として活動していたが、本来はファンと対等な線で歌い上げるのが本来の資質で、再デビュー後はその方針に合わせた活動を行っている。元Sランクの実力は伊達ではなく現役アイドルと言われる千早肩するかそれ以上とも称されるほどである。

藪下幸恵プロデューサー

設定はリレ準拠の敏腕Pだが、何故かセクハラ好きの有成分が追加されたある意味優遇されたキャラ

この作中では駆け出し時代の『幸運エンジェル』のサポートをしたこともあり、麗たちとは旧知の間柄。Pとしての手腕は確かで短期間で『ココロ』をSランクにしたが、かつてはコミュニケーションをとることを疎かにする悪があり、結果的に引退に追いやってしまった過去を持つ。その反省を踏まえて美心を再担当した際は、コミュニケーション重視の活動方針に転換している。

後に戦車のようなアイドルが再デビューした際になし崩し的に担当Pにされ、以後は胃薬がいるんじゃないかと思わせることもあるので、やっぱりPとしては存在感的に優遇されている。

765プロダクション

アイドルマスターrelations及びアイドルマスターDSを折衷させた設定をとっている。
そのためアイドルマスターrelationsとは違う形で千早挫折→復活覚醒美希の経緯を辿っている。
上記設定のため、リレPである水島Pが所属しており、ネットアイドルクイーンカップ編から登場している。

作中の時間軸では複数のプロデューサーを抱え、更にDS設定同様にトップ事務所の一と言う形になっている。
ただし三浦あずさのみアイドル引退し、女優に転向している設定。

既に所属アイドルが育ち切っている上、DSキャラの成長の過程に絡むこともあまりかったため、・ともみ編まではほとんどゲスト扱いであったが、アイドルクロスオーバー編で麗幼馴染である伊織が麗編で多く登場しはじめたあたりから、徐々に露出が増えてきている。

ナムコエンジェル

この作中ではアイドルマスターrelationsに登場する美希伊織雪歩トリオユニットベース

魔王エンジェルが作中で765プロの軌跡に関わっていない事を除けば基本的にリレ準拠の設定のため、水島Pが一時期ダメPだった設定はそのままである。そのため同作の1巻で起きたことが本作でもそのまま起きているので、詳細は「ナムコエンジェル」の記事参照。

アイドルクロスオーバーを機に再結成されたが、ユニット名を当初は伊織雪歩のデュオユニットだった「D・LOVE!」で伊織ゴリ押ししたのだが、それが裏に出て予選でDazzlingFairy敗。ユニット名を「ナムコエンジェル」に戻した本選では立て直し、Vi特化の実力を存分に発揮したが、実力以上のものを出してきた優勝した2ユニットには及ばなかった。

アイドルクロスオーバーでは波に乗れずいま一つの結果にとどまったが、実力的にはAランクユニット魔王エンジェルと同格レベルで、ユニットとしても実力はかなり上位に位置していると思われる。

作中の記者関連

善永記者1054付きの敏腕記者として登場する。
以前は765付きであり、この辺りはアイドルマスターrelations準拠と思われる。
敏腕記者らしくアイドルの事情にも通じ、また業界の重鎮ともコネがある。
特にコネに関しては業界の裏側をよく知る人物や大物も多く、鈴木記者驚愕させることがあるほど。

また独自設定として悪徳又一記者が業界の表も裏も知り尽くした筋の通ったおじさんとして描かれており、何故悪徳記者として生きることになったのかが絵理・りん編で描かれ、元敏腕記者であったことが明かされる。そのため高木社長武田蒼一とも交がある。後に記者鈴木又一として再起、876付きとなる。

またDS名前のみ登場していた五十嵐雄太も登場する。ある事件の後に行方をくらましたが、その後にとある小さな出版社の編集長をやっていることが明らかとなる。後に旧riolaメンバーとも接触し、その二人のテンションが上昇するなど、当時の信頼関係がしっかりしていたことがえる。その辿った経緯から鈴木記者とは友人に近い間柄となる。

本編の構成(大筋)

9話までは各登場人物がスタートを切る話となっており、いわゆる序章となっている。
10話以降は師がそれぞれを破る話となっており、それに伴いかかわっていく人物が成長していく物語となっている。いわば物語が本格的に始動した展開となっており、52話において師編は一区切りがつくことになる。

53話から始まっている現在の最新章は本来Satan×Stars外伝として連載する予定だったプロット本編用に組み直した物になっており、この章の裏の役として雪月花(ナムコ)関連の出来事が大きく絡んでくる。

本編の構成(あらすじ)

ネタバレ注意

この項は、ネタバレ及び編集者主観成分を多く含んでいます。
これらが許せないという人はこの項スルーして下さい。

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01~05話……始動、1054プロダクション編

雪月花に潰された「幸運エンジェル」が「魔王エンジェル」に変わろうとしている最中、同時に立ち上げた1054プロの新人アイドル補生を募集しているときに太陽のようなが訪れる。このことがこの作品の原作にあたる「アイドルマスターrelations」の「魔王」とまったく違う足跡を辿ることになる。

物語の序章に当たる。もし彼らの事務所日高愛秋月涼水谷絵理尾崎玲子が入ったとしたらというIFストーリーの入りに当たる。

06~09話……新生、1054プロダクション編

雪月花が「魔王エンジェル」に報復される前にアイドルという舞台から退場させられ、的の一つを失った麗。そんな中、仲間のともみとりんが駆けつけ、あることを告白する。

序章とセットとしてもよい短い話数だが、ここで今後の「魔王エンジェル」がサイ天使Pの独自の軌跡を辿る切っ掛けになる章。また記者としてアイマスではおなじみの善永さん、悪徳さんの両名もこの章で顔見せとなる。

10~19話……朝比奈りん・水谷絵理編

ついに再デビューした魔王エンジェルはすぐに新鋭のアイドルとして認知される。一方で補生の3人も活動を開始するが、同時に不穏な空気も漂う。

サタスタ師編の開始となる、いわゆる本編に当たるのがこの章から。登場キャラクターとしてはDS組のサブキャラクターが中心となり、DS絵理編の登場キャラクター朝比奈りんの成長を描く。

20~33話……三条ともみ・秋月涼編

1054プロの所属アイドル秋月涼同期の二人と違い伸び悩み、心配した三条ともみが麗やりんと相談し、サポートにつく。一方で961プロセルフ組でソロ活動をしていた天ヶ瀬冬馬も伸び悩んでいた。そんな冬馬はたまたま番組で共演し、友誼を結ぶが…… また876プロ所属の桜井夢子も少しずつ変わりだそうとした矢先、ある出来事が起こる。それぞれの思惑が交差する中、正負の感情が入り交ざる。

リレの重要キャラクター佐野美心藪下幸恵Pがこの章で初登場する。またジュピターもこの章から登場する。基本的にりょうゆめの(アイドル人間としての)成長が軸だが、とともみの本格的な師関係が成立し、三条ともみの成長も同時に描いている。ちなみにサタスタの製糖りょうとも」が成立したのはこの章である。

34~52話……東豪寺麗華・日高愛編

順調に活動してきた絵理、前章でを破った夢子と違い、日高愛はやや立たない存在となっていった。そんな中、1054プロにある『シークレットオーディション』のオファーが届く。麗はその会場に向かうが…… またアイドル業界における大きな企画アイドルクロスオーバー』も始動していたが、やはり裏ではドスい感情も同時にうごめいていた。

キャラクターの登場は少ないが、この章から765プロアイドルゲスト扱いではなく本編に絡み始める。全編を通して日高愛の成長を描いているが、その成長を通じて東豪寺麗華も一段上の成長を遂げている。またこの章において10話から続いた師編が完結している。

53話~最新話

魔王エンジェルがAランクとなり、後輩日高愛たちも順調にランクを上げて順満帆な1054プロ。またさまざまな交流を持ってきた876プロとも良好な関係を築き、765プロダクションとも前述のアイドルクロスオーバーを通じて交流を持つようになっていった。ライバルとしても1054プロ876プロの両プロダクションが、ともに有名アイドルを多数要する765プロに並び立てる実力を身につけるに至るほど成長していた。

そんな中、水谷絵理の持つ「ネットアイドル女王」の後継者を決める企画ネットアイドルクイーンカップ」を1054プロが中心となって企画していた。絵理友であるサイネリア優勝補の筆頭としてこの企画に望もうとしていた。

一方でそことは別ベクトルで戦うものたちもいた。かつての同期を思う北斗過去を引きずる黒井社長ネットアイドルに新地を見出した破れた者、破滅したとある亡霊、アイドルクロスオーバーを見て想いを持ち直した者など…… それらの前述の企画にこれらの思惑が重なる。

かつてSatan×Stars外伝と位置づけていたプロットを改めて本編に組みなおした最新章。レッドショルダー(アイドルマスター)を始め、雪月花(ナムコ)中子右子水島Pと言ったサブキャラクターが相次いで新登場し、前章に続いて765プロアイドルたちの登場回数も増え、それぞれが深く本編に絡んでくる。既に40話以上の構成となっており、サタスタ史上最大の長編となっている。

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