Satan×Starsとは、サイ天使Pが織りなすNovelsM@sterシリーズである。
物語は、アイドルマスターrelations第2巻 第10話 ロストメモリーズ2において、幸運エンジェルが雪月花(ナムコ)に裏切られた日から始まる。
裏切られたあの日から、1ヶ月。
幸運エンジェルを解散し、魔王エンジェルとなった東豪寺麗華は、ある目的を達成するために、実家である東豪寺財閥の支援を受けて、1054プロダクションを創立する。
新たに芸能事務所を創立し、代表となった東豪寺麗華のもとにある少女があらわれる。
少女との出会いは、東豪寺麗華、そして、魔王エンジェルにとって、なにをもたらすのであろうか……
※注意
補足マイリストには、マイリストコメントによる物語の補足が書かれています。
そのため、ネタバレを見てしまう可能性があるので、初見さんはマイリストコメントなしの方からみていってね。
でも、物語を見た後、補足コメントを見ると物語がより面白くなるから、補足マイリストもよろしくね。
番外編は別名製糖編、または今日の水谷さん&朝比奈さんシリーズ。
本編を激しくネタバレしているため、出来れば最新話、少なくとも本編36話まで視聴していることを推奨。
プロダクション名は東豪寺を数字でなぞったのが由来。
本編の主軸事務所である。
魔王エンジェル3人のほか、アイドル候補生として日高愛・秋月涼・水谷絵理、プロデューサーとして尾崎玲子が所属。
登場は少ないが、事務員として近藤事務員ことサトちゃんも在籍している。
もう一つの主役たちであるDS組のアイドル達が真っ当に入社できたため、原作876プロと比較して、ホワイト企業と言われるほどである。
東豪寺麗華-日高愛、朝比奈りん-水谷絵理、三条ともみ-秋月涼の3組が物語中ではアイドル同士における直接の師弟であり、またパートナーとなっている。
オリジナル専用衣装としてサイ天使P自作の「東豪寺赤備え」がアイドル・クロスオーバー編以降に登場する。
本編の主人公。
作中ではアイドル・クロスオーバー前のユニットランクはBながら、メンバーの個々の力量もBランクの力が既にあり、ユニットならばAランクでも通用すると評され、事実アイドル・クロスオーバー後にはAランクに昇格し、小細工抜きでトップアイドルの仲間入りを果たした。
設定上の原作になっているアイドルマスターrelationsとの相違点として時系列が改変されており、「雪月花(ナムコ)」に「幸運エンジェル」が潰されたのは原作では3年前だったのに対し、この作品開始時点では僅か1ヶ月前である。
一方で年齢自体は3人とも17~18歳の設定で、こちらは原作に登場したときとほぼ同じである。
手を汚す前にとある事件が起きたため、『自分たちが目標にされるアイドルになる』 を新たな夢として活動している。そのために手を汚すことをしなかった魔王エンジェルとなっている。幸運エンジェル時代とは違い、いざというときには東豪寺財閥のバックアップは受けており、自身達のみならず候補生3人を含む所属アイドルのサポートも万全である。
東豪寺麗華は3足のわらじ(ユニットリーダー・事務所代表・プロデュース)を履きこなす才女、三条ともみはフィジカル面をみる体調管理、朝比奈りんはヴィジュアル及びテンション管理と、強烈な個性を生かした役割分担がされており、善永記者曰く『強烈な個性を持つメンバーが奇跡的なバランスでまとまっている』と言われるほど。また幸運エンジェル時代に培った下積みに裏打ちされた強い信頼関係で結ばれている。
アイドル・クロスオーバー以降から浮き彫りになってくるのだが、彼女たちの前身である「幸運エンジェル」は実のところ、ある理由から先細りのユニットであり、実力もまともに発揮しきれていない状態であった。そのため、善永記者をはじめとして、「幸運エンジェル」としては無名にとどまっていたことが明らかとなる。
ただしそれでも資質に気付く人間はいるにはいたが……結果的に「一度潰れた」ことで初めて本人たちが足りないものに気付き、順当にランクを上げる原動力となった。
一方で原作と違い、手を汚すことなく相応の実力を発揮できるようになったのは、いくつかの幸運な偶然が重なったことであるが、その基点となったのは日高愛の入社とその動機、さらには日高愛自身が持つ資質であった。その影響は最終的に必ず良き方向に向かうことが、この物語の主軸と言ってもいいほどである。
本作全体を通しての主人公の一人。登場初期は原作のアイドルマスターrelationsを彷彿とさせるものであったが、物語のプロローグで魔王エンジェルが始動する前に雪月花(ナムコ)が失脚したため、本来の性格に矯正された。(最も日高愛が入社した地点で大きく歴史が変わってしまったため、彼女との接触で揺れ動いていたり、そのほかのDS組の入社に対しての対応を見る限り、リレのように手段を択ばない活動を断行できたかは怪しい気がしないでもないが……)
水瀬財閥と並ぶ東豪寺財閥の令嬢、さらにアイドルをやる傍らでユニットリーダー・プロダクション代表・統括プロデューサーを兼ねるチート才女。最早嘘くさい経歴だが、これがリレでのそのままの設定というのだからアイマスキャラでも屈指のチートキャラ。BSTだけは恵まれなかったが(マテ
基本的な設定はリレ準拠、アイドルとしての得意分野はVoだが見取り稽古を得意としたバランス型、さらにユニットメンバーの合わせるのも得意。作中ではPとして直接担当している愛ちゃんを通じての関わりが多い。
魔王エンジェルのユニットメンバー。性格的に非常に落ち着いており、ユニットの抑え役&1054プロ全体のフィジカル担当でもある。ツッコミ役も兼ねることもあるが、性格に天然が少し入っているためボケに回ると場の収拾がつかないことも。また涼との師弟関係が深まるにつれてぶっ壊れるシーンもたびたびあるのだが……
リレの原作ではあまり自分の意見を言うタイプではなかったので、本作でもそれは反映されている。また本来ゲーム上の元ネタのキャラはDaはさっぱりなのだが、麗華とりんでVoとViが埋まり、また涼との師弟関係が成立したこともあって、Daが逆に得意という設定に落ちついた。
作中では涼を通じたエピソードが非常に多いため、夢子との関わりも必然的に増えた。
魔王エンジェルのユニットメンバー。ユニットのムードメーカー&1054プロ全体のヴィジュアル担当。お調子者で麗華から制裁されたり、調子に乗りすぎてアピールなどで失敗することもあるがめげない性格。またそんな性格からは考え付かないほど人をさりげなく気遣い、接することができる。最も性格がアレなので長所の一部が相殺されているのだが……
リレではキャラが割と濃かったこともあり、基本的に作中でもシリアスモードでない限りテンション自体が高め。ゲームでも元キャラがSPでVi型だったことももあり、Vi特化という設定になった。
作中では絵理との師弟編がプロローグ後にすぐ組まれたため、山場のエピソードは序盤に集中している。絵理と組んで悪巧みというシーンが一種の様式美になっている。
本編のもう一人の主人公たちで、原作とは違い1054プロのアイドル候補生として登場する。
原作同様にユニットを組んで活動することは原則としていない。
この作中においては魔王エンジェルの直弟子ともいえるが、徐々に力をつけ、アイドル・クロスオーバー後には個人でもBランク相当の評価を受け、既に師匠に比肩するだけの力を身に着けている。
原作では無茶ぶりによって酷い目にあわされた3人だが、この作品ではスタートから恵まれた環境だったためにのびのびと活動している。特に涼ちんは男デビューとまさに最良のスタートを切っている。そのためそれぞれの成長が独自視点で描かれているものの、本質は原作の成長を踏襲している。原作とは違うスタートながら、同期と言うことでやはり強い信頼関係を育んでおり、『何があっても仲間以外何者でもない』と3人がそれぞれ言い切っている。
3人の関係は原作と同じく非常に仲がよく、基本的なポジションも原作準拠。しかし年上かつ頼れる魔王エンジェルが直接の師匠に当たる上、尾崎Pのトラウマ克服が早かったこともあって、原作では女装のプレッシャーに加えて、かつ3人のまとめ役だった涼の負担が大幅に減っているのが最大の違い。そのため涼の覚醒は他の2人とは経緯が最も異なる形に変わっている。
原作やニコマスで豆腐メンタルと呼ばれる尾崎さんもある人物の影響もあってトラウマを早期に克服、敏腕プロデューサーとなっている。
またサイネリアも本編でリアドル嫌いを克服、それを受け入れている。また絵理の親友であるサイネリアも人間関係に独自設定が加えられ悪徳又一が叔父、三条ともみとは同中・同学年の設定となっている。またストーリーが進んだ後に桜井夢子とは友人、朝比奈りんとは親友になっている。この経緯は是非本編の絵理・りん編を見て欲しい。
本作では麗華と並んで主人公を務める。基本設定そのものは原作準拠。
作中では麗華によく懐いており、憧れる一方でなかなか壁を破ることが出来なかった。本作では765プロとの関わりが減らされたため、Pである麗華やライバルの夢子とのかかわりの中で成長していくことになる。
原作同様に声が非常に大きく、得意とする分野もVo型。アイドルとしての初期値は低く、アイドルとして覚醒した後も3要素の力量では事務所内でも一番低く、器用さにも欠ける。しかし既存アイドルでは追随できるものがいないと称されるほどのアイドルとしての器と爆発力を潜在的にもっており、そこで足りない部分をカバーしている。また人に応援されながら場を+方向に引っ張ることができるという天性の才能を持ち、圧倒的な才能で業界を塗りつぶした母親とはタイプこそ違うが同格のアイドルになりつつある。
基本設定は原作準拠。
師弟関係となったりんとの関わりが多く、その関係は親友や悪友ともいえる関係。本作では師弟編が序盤に組まれたことや実質的なライバルキャラが不在なことに加え、さらに尾崎Pやサイネリアも絡んだ人間関係の大半がスピード解決したこともあって、ややエピソードが弱くなっており主要6人の中でも割を食っている面がある。以後は局所で活躍はするものの、どちらかと言えばサポート役である。
Viに関して天才的なセンスを持ち、また構成を考えることに長けるなど、ネットアイドルNo.1の強みをそのまま生かしている。
始めから男性アイドルとして活動している設定のため、「自信を持つ」ということが師弟編でのテーマとなった。初期能力が非常に高く、黒井社長曰く「日高舞に匹敵する素材」と言わせしめたほど。ライバルキャラもジュピターの関ヶ原菩薩天ヶ瀬冬馬に変更され、原作のライバルキャラである夢子との関わりも非常に小さくなったが、そんな中でも絶望しかけた夢子を救うあたりは彼らしいとも言えるだろう。
Daに関しては天性のものがあり、原作では苦手としていたViについても師弟編で克服しているため、3要素が非常に高い水準でまとまっている。また人の期待を取りこんで力に変えることに長けるアイドルであり、それに関連するのかユニット活動では麗華と並んで他人に合わせることができる器用さも持つ。
性格設定は原作準拠だが、原作のダメ部分はあまりなく、非常に頼れる大人の女性として描かれている。
その理由として直接担当している絵理の主要エピソードが物語の序盤で組まれ、そのさなかである人物が身近に相談に乗ってくれたことが大きい。これを切っ掛けに所属アイドル6人を支える大人のPとしての「覚悟」を決めたことで、揺らぐことが無くなっている。
元は東豪寺警備保障の事務員をしていたが、1054プロ設立の話を聞き、異動願を出して転属してきたという経歴を持つ。普段はさほど物語に絡むキャラではないが、ある重要な役割を果たすことになる。
原作とは違い、所属アイドルがすべて入れ替わっている。
桜井夢子、四条貴音、我那覇響がアイドル、マネージャーに岡本まなみが所属。
登場当初は当時Aランクに最も近いと言われた雪月花(ナムコ)を筆頭に人気アイドルを抱えた勢いのある事務所だったが、とある事件により所属アイドルの大半が移籍または引退。以後上記3人で活動している。当初はソロ中心だったが、後に夢子が他の二人を牽引する形でユニットを結成する。事件後にも876プロに残留を決めたひびたかに対して、夢子も強い信頼を寄せており3人の絆は強い。
絵理・りん編まではライバル事務所としての立場で登場、ともみ・涼編を経て、1054プロと交友・好敵手としての関係を深めることとなる。
この作品では876プロ所属になった桜井夢子は主役色が強く、作中では1054組とほぼ同格の扱いとなっている。
作中の彼女は基本的な性質は原作踏襲だが、涼同様に大きく立ち位置が変わっており、この作中での実質的なライバルは愛である。そのため原作では自身の間違った行動を見つめなおしたり、立ち直る切っ掛けとなったのはほぼ涼一人によるものだったが、この作中では涼との関わりが大幅に減らされた分、その一方で多くの人に救われる形となった。最終的な救いとなる手を差し伸べたのは原作同様に涼であり、好意を寄せるという部分こそ踏襲はしたが、それ以上に仲間や信頼できる友に支えられることでVo型のアイドルとして覚醒を果たした。
夢子をリーダーに、貴音・響を加えたトリオユニット。
SPのプロジェクト・フェアリーに相当するユニットで、衣装もピヨンドザシリーズ(夢子分は衣装改変の新規作成)
夢子がVo、貴音がVi、響がDaを得意としており、非常にバランスが取れているのが特徴。
元々3人の強い要望もあったが、愛・麗華編のアイドル・クロスオーバーを機に結成されたユニット。
アイドル・クロスオーバーの予選では格上の「D・LOVE!」(伊織・雪歩・美希のトリオユニット)を撃破する金星を挙げ、
本選では同点ながら愛・麗華のユニットと同時優勝を果たし、トップアイドルの仲間入りを果たした。
性格設定は原作準拠だが、涼と同じく大幅に背景が変更されている。
不正に手を染め始めた雪月花(ナムコ)の影響を受けており、そのことを原作での妨害設定に繋げている。
また、とある事情から中々アイドルとして目が出なかったことで下積みも長く、それに準じた実力は登場初期からあった。作中では登場当初はVi型に拘っていたのだが、本来はVoを得意とするバランス型で、その得意傾向は麗華や涼に通じるものがある。
上記で述べたとおり目的のためなら手段を選ばない面がある一方で、非常に面倒見がよく仲間想い。自身に来る悪意は受け流すのだが、自身が行った妨害行為のしっぺ返しが仲間に戻ってきたときは自責に駆られて一度潰れかけたが、涼たちの尽力で踏みとどまる。それと同時にアイドルとしても覚醒を果たし、事務所内の仲間である響や貴音を牽引してユニットを結成するほどの成長を果たした。
作中でのライバルは愛で、関係としては互いにないものを内心で褒めあうような関係でもある。自身に手を差し伸べた涼に一途な思いを寄せ、また自身の立ち直りに同じく尽力したともみや麗華を慕っている。また歪んでいた当時に知り合ったサイネリアとは歪みが矯正された後でも友人となっている。
元876プロ所属のトリオユニットで、引退時のランクはB。
原作準拠の設定だが引退に追い込まれた細部が違っており、このことが魔王エンジェルの運命を大きく変えている。
実力は高く、真っ当な活動であればAランクに手が届く実力があったと周囲から認められるほどのものであった。
長らく名前のみの登場だったが、アイドル・クロスオーバー後に引退後の彼女らが登場する。
紆余曲折はあったにせよ、引退後も3人の交流は続いていた様子。
独自設定としてソロでデビュー予定だった雪が、既にデュオでデビューが決まっていた同期の花・月を誘ってユニットを結成したことが明らかになっている。そのことからもわかるように、リーダーの雪は作詞だけではなく、メンバーの中でも他人の資質を見抜くことについては群を抜いており、またアドバイスなども的確にできる資質があった。一方でプレッシャーに極めて弱い部分があり、期待に追い詰められるうちに自身の資質がマイナスに作用してしまい、雪月花は破綻の道を歩む一端となってしまった。
彼女らは作中の主要ユニットの「魔王エンジェル」「DazzlingFairy」結成のきっかけになったユニットであり、その結成された過程も酷似していることがアイドル・クロスオーバー後に示唆される。そのリーダーである麗華や夢子は彼女らに憬れてアイドルになり、自身でユニットメンバーを選んだという妹分ともいえるユニットで、彼女らの負の遺産を克服してトップアイドルになった両ユニットはある意味の皮肉になっている。
本作では複雑な事情が絡んだ末、失脚した黒井社長とその補佐にあたった五十嵐編集のプロデュースを受ける。その際、黒井社長に「基礎自体がアイドル引退後でも崩れていなかった」と評したように、中途半端に終わったアイドル活動に強い未練を残していたようである。またリーダーの雪は破綻したアイドル活動が他の二人以上に一種の大きなトラウマとなっており、その過去とどう向き合うかというのも登場章でのテーマになっている。
アイドルマスター2準拠の構成。
所属アイドルとしてジュピター(アイドルマスター)がいるが、ユニットとして結成された時期は物語が進んだ後である。
伊集院北斗が関わる場面が多く、実質的に961プロ側の主人公は彼である。
涼・ともみ編で初登場し、以後も主として涼の好敵手としての立場をとる。原作とは違い3人のリーダーは北斗が務めており、その立ち振る舞いから動画視聴者のファンが多い。関ヶ原菩薩、いや天ヶ崎竜馬でもなく天ヶ瀬冬馬は良くも悪くもまっすぐなキャラ、翔太もツッコミ系キャラとして愛されている。
黒井社長の過去も独自展開で描かれており、このことが物語に大きく絡んできている。
アイドルマスターrelations準拠の構成だが、一部に独自設定がある。
この作中では日高舞・『ココロ』とS級アイドルが所属していた、老舗の大手事務所の模様。
佐野美心・藪下幸恵P、物語途中から日高舞も所属。
涼・ともみ編で初登場し、美心・藪下Pの二人とも主に1054・876のアイドルを要所で手助けする立場をとっている。
慰問コンサートを中心に活動しているアイドルで、性格はリレ準拠のお姉さんキャラ。
原作のリレ同様に再デビューで、引退前はアイドル神「ココロ」としてSランクに君臨した実績を持つ。ただし活動末期は不調に陥っていたこともあり、結果的にある人物の忠告もあって活動を立て直すより引退を選択することになる。
『ココロ』時代はミステリアスで超然的な魅力を持つ近寄りがたい雰囲気を持つ歌姫として活動していたが、本来はファンと対等な目線で歌い上げるのが本来の資質で、再デビュー後はその方針に合わせた活動を行っている。元Sランクの実力は伊達ではなく現役アイドル屈指と言われる千早に比肩するかそれ以上とも称されるほどである。
設定はリレ準拠の敏腕Pだが、何故かセクハラ好きの有害成分が追加されたある意味優遇されたキャラ。
この作中では駆け出し時代の『幸運エンジェル』のサポートをしたこともあり、麗華たちとは旧知の間柄。Pとしての手腕は確かで短期間で『ココロ』をSランクにしたが、かつてはコミュニケーションをとることを疎かにする悪癖があり、結果的に引退に追いやってしまった過去を持つ。その反省を踏まえて美心を再担当した際は、コミュニケーション重視の活動方針に転換している。
後に戦車のようなアイドルが再デビューした際になし崩し的に担当Pにされ、以後は胃薬がいるんじゃないかと思わせることもあるので、やっぱりPとしては存在感的に優遇されている。
アイドルマスターrelations及びアイドルマスターDSを折衷させた設定をとっている。
そのためアイドルマスターrelationsとは違う形で千早挫折→復活、覚醒美希の経緯を辿っている。
上記設定のため、リレPである水島Pが所属しており、ネットアイドル・クイーンカップ編から登場している。
作中の時間軸では複数のプロデューサーを抱え、更にDS設定同様にトップ事務所の一角と言う形になっている。
ただし三浦あずさのみアイドルを引退し、女優に転向している設定。
既に所属アイドルが育ち切っている上、DSキャラの成長の過程に絡むこともあまり無かったため、涼・ともみ編まではほとんどゲスト扱いであったが、アイドル・クロスオーバー編で麗華と幼馴染である伊織が麗華・愛編で多く登場しはじめたあたりから、徐々に露出が増えてきている。
この作中ではアイドルマスターrelationsに登場する美希・伊織・雪歩のトリオユニットがベース。
魔王エンジェルが作中で765プロの軌跡に関わっていない事を除けば基本的にリレ準拠の設定のため、水島Pが一時期ダメPだった設定はそのままである。そのため同作の1巻で起きたことが本作でもそのまま起きているので、詳細は「ナムコエンジェル」の記事参照。
アイドル・クロスオーバーを機に再結成されたが、ユニット名を当初は伊織・雪歩のデュオユニットだった「D・LOVE!」で伊織がゴリ押ししたのだが、それが裏目に出て予選でDazzlingFairyに完敗。ユニット名を「ナムコエンジェル」に戻した本選では立て直し、Vi特化の実力を存分に発揮したが、実力以上のものを出してきた優勝した2ユニットには及ばなかった。
アイドル・クロスオーバーでは波に乗れずいま一つの結果にとどまったが、実力的にはAランクユニットの魔王エンジェルと同格レベルで、ユニットとしても実力はかなり上位に位置していると思われる。
善永記者が1054付きの敏腕記者として登場する。
以前は765付きであり、この辺りはアイドルマスターrelations準拠と思われる。
敏腕記者らしくアイドルの事情にも通じ、また業界の重鎮ともコネがある。
特にコネに関しては業界の裏側をよく知る人物や大物も多く、鈴木記者を驚愕させることがあるほど。
また独自設定として悪徳又一記者が業界の表も裏も知り尽くした筋の通ったおじさんとして描かれており、何故悪徳記者として生きることになったのかが絵理・りん編で描かれ、元敏腕記者であったことが明かされる。そのため高木社長、武田蒼一とも親交がある。後に記者・鈴木又一として再起、876付きとなる。
またDSで名前のみ登場していた五十嵐雄太も登場する。ある事件の後に行方をくらましたが、その後にとある小さな出版社の編集長をやっていることが明らかとなる。後に旧riolaのメンバーとも接触し、その二人のテンションが上昇するなど、当時の信頼関係がしっかりしていたことが窺える。その辿った経緯から鈴木記者とは友人に近い間柄となる。
9話までは各登場人物がスタートを切る話となっており、いわゆる序章となっている。
10話以降は師弟がそれぞれ壁を破る話となっており、それに伴いかかわっていく人物が成長していく物語となっている。いわば物語が本格的に始動した展開となっており、52話において師弟編は一区切りがつくことになる。
53話から始まっている現在の最新章は本来Satan×Stars外伝として連載する予定だったプロットを本編用に組み直した物になっており、この章の裏の主役として雪月花(ナムコ)関連の出来事が大きく絡んでくる。
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雪月花に潰された「幸運エンジェル」が「魔王エンジェル」に変わろうとしている最中、同時に立ち上げた1054プロの新人アイドル候補生を募集しているときに太陽のような娘が訪れる。このことがこの作品の原作にあたる「アイドルマスターrelations」の「魔王」とまったく違う足跡を辿ることになる。
物語の序章に当たる。もし彼らの事務所に日高愛・秋月涼・水谷絵理・尾崎玲子が入ったとしたらというIFストーリーの入りに当たる。
雪月花が「魔王エンジェル」に報復される前にアイドルという舞台から退場させられ、目的の一つを失った麗華。そんな中、仲間のともみとりんが駆けつけ、あることを告白する。
序章とセットとしてもよい短い話数だが、ここで今後の「魔王エンジェル」がサイ天使Pの独自の軌跡を辿る切っ掛けになる章。また記者としてアイマスではおなじみの善永さん、悪徳さんの両名もこの章で顔見せとなる。
ついに再デビューした魔王エンジェルはすぐに新鋭のアイドルとして認知される。一方で候補生の3人も活動を開始するが、同時に不穏な空気も漂う。
サタスタ師弟編の開始となる、いわゆる本編に当たるのがこの章から。登場キャラクターとしてはDS組のサブキャラクターが中心となり、主にDS絵理編の登場キャラクターや朝比奈りんの成長を描く。
1054プロの所属アイドル・秋月涼が同期の二人と違い伸び悩み、心配した三条ともみが麗華やりんと相談し、サポートにつく。一方で961プロのセルフ組でソロ活動をしていた天ヶ瀬冬馬も伸び悩んでいた。そんな涼と冬馬はたまたま番組で共演し、友誼を結ぶが…… また876プロ所属の桜井夢子も少しずつ変わりだそうとした矢先、ある出来事が起こる。それぞれの思惑が交差する中、正負の感情が入り交ざる。
リレの重要キャラクター、佐野美心と藪下幸恵Pがこの章で初登場する。またジュピターもこの章から登場する。基本的にりょうゆめの(アイドルや人間としての)成長が軸だが、涼とともみの本格的な師弟関係が成立し、三条ともみの成長も同時に描いている。ちなみにサタスタの製糖派「りょうとも」が成立したのはこの章である。
順調に活動してきた絵理、前章で壁を破った涼や夢子と違い、日高愛はやや目立たない存在となっていった。そんな中、1054プロにある『シークレットオーディション』のオファーが届く。麗華と愛はその会場に向かうが…… またアイドル業界における大きな企画『アイドル・クロスオーバー』も始動していたが、やはり裏ではドス黒い感情も同時にうごめいていた。
新キャラクターの登場は少ないが、この章から765プロのアイドルがゲスト扱いではなく本編に絡み始める。全編を通して日高愛の成長を描いているが、その成長を通じて東豪寺麗華も一段上の成長を遂げている。またこの章において10話から続いた師弟編が完結している。
魔王エンジェルがAランクとなり、後輩の日高愛たちも順調にランクを上げて順風満帆な1054プロ。またさまざまな交流を持ってきた876プロとも良好な関係を築き、765プロダクションとも前述のアイドル・クロスオーバーを通じて交流を持つようになっていった。ライバルとしても1054プロ・876プロの両プロダクションが、ともに有名アイドルを多数要する765プロに並び立てる実力を身につけるに至るほど成長していた。
そんな中、水谷絵理の持つ「ネットアイドルの女王」の後継者を決める企画「ネットアイドル・クイーンカップ」を1054プロが中心となって企画していた。絵理の親友であるサイネリアは優勝候補の筆頭としてこの企画に望もうとしていた。
一方でそことは別ベクトルで戦うものたちもいた。かつての同期を思う北斗、過去を引きずる黒井社長、ネットアイドルに新境地を見出した夢破れた者、破滅したとある亡霊、アイドル・クロスオーバーを見て想いを持ち直した者など…… それらの前述の企画にこれらの思惑が重なる。
かつてSatan×Stars外伝と位置づけていたプロットを改めて本編に組みなおした最新章。レッドショルダー(アイドルマスター)を始め、雪月花(ナムコ)・中子右子・水島Pと言ったサブキャラクターが相次いで新登場し、前章に続いて765プロのアイドルたちの登場回数も増え、それぞれが深く本編に絡んでくる。既に40話以上の構成となっており、サタスタ史上最大の長編となっている。
掲示板
71 ななしのよっしん
2017/06/04(日) 00:28:16 ID: 2nZgD8nzVv
サイ天使Pが戻ってきた・・・こんなに嬉しいことはない
72 ななしのよっしん
2017/06/07(水) 08:38:43 ID: b0m520k6qC
また1話からおさらいしておこう
73 ななしのよっしん
2018/09/25(火) 06:27:05 ID: 2nZgD8nzVv
アイマス一挙放送でSideMを見て思ったんだが
サタスタのJupiterのあり方と凄く似てるよな
特に北斗の立ち位置とか、プロデュース能力とか驚いたわ
色々立て込んでてリアルタイムでSideMのアニメ後回しにし続けてたけど
正直その事を悔いたわ
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/11(水) 02:00
最終更新:2024/12/11(水) 01:00
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