SCP-1321-JPとは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『後悔の味』。
| SCP-1321-JP | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Safe |
| 収容場所 | エリア-81JH |
| 著者 | VideoGameMonkeyMONO |
| 作成日 | 2020年1月27日 |
| タグ | ウェイター 弟の食料品 日本生類創研 液体 石榴倶楽部 精神影響 難波謙司 食物 |
| リンク | SCP-1321-JP
|
| SCPテンプレート | |
酒瓶に保存された液体で、これを摂取した人物(SCP-1321-JP-1)の、脳味噌以外の臓器は血液が凝固した膜で覆われ、熱と衝撃に強くなる。また、大脳皮質が急速に萎縮して正常な思考能力を失う。なお財団が回収したSCP-1321-JP-1は6-15歳の人物であることがわかっている。
もともと石榴倶楽部の会員・橋詰が、洋食のレストラン『弟の食料品』に依頼して料理を作らせた際、弟の食料品側が料理に使うために日本生類創研に作らせたもの。この際弟の食料品は日本生類創研の難波謙司に対して、「事故にあい死ぬ人を少なくするため、臓器を熱と衝撃から守る」薬剤を作らせたのだが、そこにアルコールを加えて大脳皮質を萎縮させる効果を加えたことがわかっている。つまり本件に関して言えば、日本生類創研はちゃんとした薬剤を作っていたのであり、かつ大脳皮質の萎縮はアノマリーではなく単にアルコールを小児が大量摂取することによって起こされた可能性もある。
いずれにしろそうまでして内臓を熱から守りたかったのは、橋詰が自分の娘をその外はパリパリに揚げつつ、内臓は生のまま食べたいと要望したからであり、弟の食料品はそれに対してふさわしい薬剤を用意して顧客の要望に応えたのである。娘の踊り食いの際、意識もはっきりしない娘がパパと呼びかけてくるのを橋詰は聞き、彼女の誕生日を橋詰が祝うと「ありがとう」と回答した。「育てているときは気付かなかったが、こうして家族を失うと辛いものだ」と橋詰はその『後悔の味』を堪能する。締めに娘の脳味噌を「デザート」として提供されると橋詰は喜ぶ。……こんなにウッキウキで人肉食するひとの「後悔の味」とは、一体全体どんな味なんだろうか。潜入捜査として娘の世話をしていた財団のエージェントは一緒にその娘を食べさせられ、任を解かれると真っ先に記憶処理を希望した。そりゃつれぇわ。
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/10(水) 02:00
最終更新:2025/12/10(水) 02:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。