
「SPY×FAMILY」とは、遠藤達哉作の漫画作品である。
概要
凄腕スパイ〈黄昏〉は、より良き世界のため日々、諜報任務にあたっていた。ある日、新たな困難な司令が下る——…。任務のため、仮初めの家族をつくり、新生活が始まるのだが!?
スパイ×アクション×特殊家族コメディ!
少年ジャンプ+公式ホームページより
2019年3月25日より少年ジャンプ+にて連載開始。連載約8ヶ月で累計発行部数100万部を、2019年7月の単行本第1巻発売から半年で200万部を突破し、2020年にコミックス既刊6巻売上累計800万部。この数字は「Dr.スランプ」「SLAM DUNK」以来の記録で、ジャンプ+連載作品としても史上最高となる。
2026年4月現在既刊17巻、累計発行部数は(15巻時点で)3800万部を突破。
主な受賞歴は、「次にくるマンガ大賞2019」Webマンガ部門第1位、「このマンガがすごい!2020」オトコ編第1位、2023年度第52回日本漫画家協会賞大賞。
2021年11月1日に2022年テレビアニメ化発表、2022年12月18日に2023年アニメ第2期放送とオリジナルストーリーによる劇場映画化発表、2023年3月26日に映画タイトル『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』と公開日2023年12月22日が明かされ公開された。これにより、ジャンプ+オリジナル作品では初めてスクリーンに登場する作品にもなった。そしてさらに2024年6月9日に、アニメ第3期制作とそのスーパーティザービジュアルが発表され、2024年12月21日に2025年10月放映が発表された。
また、2022年4月30日、帝劇2023年3月公演としてミュージカル『SPY×FAMILY』が上演されることが報じられ、翌2023年3月9日に初日公演、2025年にも再演された。さらに、2025年10月7日には2026年9月より『SPY×FAMILY 2 爆弾犬篇&豪華客船篇』も公演されることが発表された。
2023年9月14日に配信されたニンテンドーダイレクトにてゲーム化が発表された。タイトルは『SPY×FAMILY OPERATION DIARY』。Switch版は2023年12月21日、PS4・PS5版は2024年6月27日発売。
各種商品やイベントとのコラボレーションも非常に多い作品であり、公共機関系でも献血(日本赤十字社)、マイナンバー(デジタル庁)、また、中学1年生英語教科書(開隆堂)に採用されるなど、幅広い展開を見せている。
登場人物
フォージャー家
- ロイド・フォージャー
CV.江口拓也 (幼少期:津田美波)
- 精神科医。2年前死別した妻との間に生まれた娘と暮している32歳・・だが、実は西国〈ウェスタリス〉情報局対東課”WISE(ワイズ)”所属諜報員。コードネーム〈黄昏〉。実名不明。百の顔を使い分ける凄腕スパイ。任務のためアーニャを拾ってヨルを誘い、彼女達と仮初め家族を作ることになった。
- アーニャ・フォージャー
CV.種﨑敦美
- 6歳になるロイドの娘。ピーナッツ好きの天真爛漫な女の子・・だが、実はとある組織から逃げ出した〈被検体007〉。推定実年齢4,5歳。人や動物の心を読める超能力者で、両親役の二人の正体も気づいている。能力を知られ孤児院に戻されることを恐れており、”わくわく”な日々が続くよう頑張っている。
- ヨル・フォージャー
CV.早見沙織
- バーリント市役所勤務の27歳女性事務員。1年前にロイドと出会い結婚した・・が、実は東国〈オスタニア〉に古来から存在する暗殺組織〈ガーデン〉所属の殺し屋。コードネーム〈いばら姫〉。幼い弟を養うため汚れ仕事を請け負ってきた。周囲に怪しまれず仕事を続けるため、正体を隠し偽装結婚した。
- ボンド・フォージャー CV.松田健一郎
- 白毛のオスの大型犬。テロの爆弾犬だったところを保護され一家の愛犬となる。黒い足先がボンドマンの手袋に見えることが名前の由来・・だが、実は東国旧政権下の軍事計画プロジェクト”アップル”の実験動物〈8号〉。研究の副産物で、起こりうる事象を映像で見られる予知能力が身についてしまった。
イーデン校生徒・教職員
生徒
- ダミアン・デズモンド CV.藤原夏海
- ドノバン・デズモンドの次男。実家の権威を鼻にかけたガキ大将だが、父親に認められるために日頃から研鑽を積む、誇り高い努力家でもある。学業も総じて優秀だが、国語は苦手。いじめの対象だったはずのアーニャに好意を抱き始めるが、彼女はそれを寒気に感じてしまう。
- ベッキー・ブラックベル CV.加藤英美里
- 大手軍事企業ブラックベルCEOの娘。高飛車で金銭感覚も庶民とは全く違うお嬢様。しかし、恋愛にも可愛いものにも興味津々の、ごく普通のおませな女の子でもある。入学式の騒動をきっかけにアーニャの親友になり、アーニャが実名で相手を呼ぶ唯一の人物である[1]。
- エミール・エルマン CV.佐藤はな
- ダミアンの取り巻きの一人。丸顔出っ歯でおかっぱ頭が特徴。無類のお菓子好き。普段はダミアンとほぼ対等の友達として振る舞うが、いざとなったら身を呈して彼を守ることも厭わない。
- ユーイン・エッジバーグ CV.岡村明香
- ダミアンの取り巻きの一人。面長で高く結い上げた髪が特徴。宇宙にロマンを感じておりロケット開発史にも詳しい。彼もまた、ダミアンの言動に諂うことなく意見や反論をすることがある。
- ビル・ワトキンス CV.安元洋貴
- 第4寮〈ウォルド〉生徒で人民軍陸軍司令部少佐の息子。またの名を〈魔弾のビル〉。幼稚園時代から数々の球技大会を総ナメにした"ポーダムの怪童"で、体格も顔付きも6歳児のそれではない。
- ジョージ・グルーマン CV.堀江瞬
- アーニャ達と同じ第3寮〈セシル〉生徒でグルーマン製薬社長御曹司。思い込みからダミアンを逆恨みするが、事情を知られ同情を集めた。しかし、そもそも根本から勘違いしていたことが判明する。
- デミトリス・デズモンド CV.市川蒼
- デズモンド家長男で中等部2年生。特待生を意味する〈皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)〉有資格者。ダミアンは彼を「兄貴」と呼び、彼も弟を気遣うものの、父親と同様に親密感は薄い。
- アーノルド・クロウリー
- 第2寮〈クライン〉生徒で、古語が得意な少年。期末テストで首席になり、同じく高得点だったアーニャに興味を持つ。彼の父親は行列ができるほど人気ある占い師で、彼自身もオカルトに深い造形がある。
- コニー
- 第3寮所属の、眼鏡を掛けた少女。理科Bが不得意でアーニャと同じFクラスに組替えされた。普段は非常に大人しくクラスでも目立たない子だが、ぶつかってきた子を深く恨む強い情念も持つ。
- テルティウス
- 第1寮〈スペクター〉生徒。北方の小国セプティヴィア王国の第三王子でイーデン校に留学中のセレブ。女子に人気が高く高慢な振る舞いや言動をしているが、実は臆病者で虚勢を張っているだけ。
- フレディ
- 第6寮〈ハミルトン〉生徒。アーニャの理科BのFクラス同級生。故意ではないがテルティウス王子に失礼な行動をしてしまい、それを知ったアーニャと共に、本人に気づかれる前の証拠隠滅を画策する。
教職員
- ヘンリー・ヘンダーソン CV.山路和弘
- イーデン第3寮寮長(ハウスマスター)。担当教科歴史。常にエレガントさを重んじる教育者。生徒達にも常に厳格な態度で臨んでいるが、その一方で理由ある校則違反は大目に見るなど柔軟な一面も持つ。入学試験の一件でロイドに一目置いている。既に嫁いだ娘がいる模様。
- ウォルター・エバンス CV.家中宏
- 第5寮〈マルカム〉寮長。担当教科国語。温厚実直保守的な性格で、生徒からの信頼も厚い。面接試験の騒動の顛末が無難なものになったのは、主担当を務めた彼の尽力もあってのことと推察される。
- マードック・スワン CV.浦山迅
- 第2寮寮長。担当教科経済学。先代校長(ヘッドマスター)の一人息子で、高慢強欲で無神経な性格。妻子から離縁された腹いせに、受験生と両親を妬み当たり散らす発言ばかりする。
- トーマス・オースティン CV.後藤ヒロキ/佐々健太(Season3以降)
- 第3寮寮先生(チューター)。教員になって30年の真面目な男性。20年あまり連れ添っている妻を極端に恐れており、最近はトラウマ化して不眠の原因にすらなっている様子。
- グリーン CV.白熊寛嗣
- 生活指導員(カストス)。豪放磊落な隻眼の元海兵大隊所属隊員で、野外活動のプロ。ピクニックを通じてダミアンと仲間たちに、机に向かった勉強だけが全てではないことを悟らせる。
- ドナ・シュラーク CV.折笠愛
- 風紀委員教諭。些細な乱れも許さず〈雷〉を与える〈トニトおばさん〉。本人曰く元文学少女だが、若輩時の「黒歴史」もあってどうみても武闘派。〈雷〉付与の理由は全て妥当ではあるが、付与行為そのものが己の欲望を満たす手段になってしまっているという悪癖も持つ。
- ラーデン CV.関幸司
- ドナに付き従う男性職員。問題生徒に対して彼女が素早く〈雷〉を付与できるよう、大量の〈雷〉を収納した小箱を携えて、無駄口をほとんどたたかず常に彼女の背後に控えている。
フォージャー家の知り合い
友人・親族
- フランキー・フランクリン CV.吉野裕行
- タバコ屋店主でロイドの友人。眼鏡とアフロヘアーが特徴。実は、東国の情報屋で〈黄昏〉の協力者。名前は偽名で偽造も得意。人付き合いも上手いが女性に縁がなく偽装とはいえ家庭をもった〈黄昏〉を羨んでいる。アーニャの子守りもすることがあり、彼女も「もじゃもじゃ」と呼んで慕っている。
- ユーリ・ブライア
CV.小野賢章 (幼少期:熊谷海麗)
- 東国外務省のエリート職員。歳が7つ離れたヨルの弟。実は、東国国家保安局(SSS)少尉。真面目な好青年だが、姉に関わる事は直ぐに理性を失う重度のシスコン。姉の”蛮行”で鍛えられた頑丈な身体の持ち主でもある。姉弟は互いの真の職業を知らないが、〈黄昏〉は彼の所属を見抜いている。
- ロイドの父 CV.速水奨
- ロイドの母 CV.清水はる香
- 後に〈黄昏〉と呼ばれることになる少年の両親。作中では姓名不明。父親が戦争勃発時に行方知れずとなり、母親が親族を頼った疎開先での空襲で死亡したことで、彼は孤児となった。
WISE同僚
- WISE局長 CV.大塚明夫
- 西国諜報機関トップで、オペレーション〈梟(ストリクス)〉の指示者。〈黄昏〉の能力を高く評価しているが、7日間で家庭を持つ、4か月でプランA達成など、過度な期待も多い。
- シルヴィア・シャーウッド CV.甲斐田裕子
- 在東西国大使館書記官。実は、WISE管理官(ハンドラー)で〈黄昏〉の上司かつ元教官。〈鋼鉄の淑女(フルメタル・レディ)〉とも呼ばれる女傑だが、かつて夫との間にアーニャと同じ年頃の娘を授かり暖かな家庭を築いていた。現在は独り暮らしで、ボンドと同じ爆弾犬アーロンを引き取り飼っている。
- フィオナ・フロスト CV.佐倉綾音
- バーリント総合病院女性事務員。実は、WISEのエージェントで〈黄昏〉の後輩。コードネーム〈夜帷(とばり)〉。眉一つ動かさず任務を果たす冷血さで周囲から不気味がられる一方、〈黄昏〉のお嫁さんになる野望も持つ。ヨルに対して異常な対抗心を燃やし、アーニャから強く警戒される。
- キオスク店員 CV.橘U子
- バーリント市地下鉄駅で働く老婆。実は、終戦前後からの古株WISE連絡員。近隣住人に怪しまれぬため休日を楽しむ家族を偽装する任務中の〈黄昏〉に、別件の緊急任務を伝達する。
- WISE機関員 CV.後藤ヒロキ
- グレーの口髭を蓄え髪をポンパドゥールに整えた中年男性の連絡員。シルヴィアの直属部下であり、普段は偽装事務所に勤務している。〈黄昏〉の先輩でもあり、彼を「たー坊」と呼ぶこともある。
- WISE機関員 CV.白石兼斗
- 亜麻色短髪の、配属2年目の新米男性連絡員。自分の能力を顧みず懇親会潜入希望を口にしたり、簡単にゴシップ誌情報に躍らされるなど色々と思慮が浅く、まだまだシルヴィアの教育が必要な様子。
- 西国陸軍情報部の男 CV.津田健次郎
- 前の東西戦争時に、後に〈黄昏〉と呼ばれることになる青年をスカウトに来た壮齢の男性。彼の本名や、偽名を使って入隊した経緯を正確に把握しており、彼に情報という"武器"の有用性を説く。
- 〈ケバブ〉 CV.佐久間元輝
- バーリント中心街でケバブ屋を営む、外国籍らしき口髭を蓄えた男性。実は、WISE連絡員であり、シルヴィアの指示を受け、警護対象の事務所周りにいた不審人物を見張ることになる。
バーリント市役所同僚
- カミラ CV.庄司宇芽香
- バーリント市役所女性職員。ロングの金髪を持つヨルの後輩。勝気な性格の持ち主で、年上のヨルに彼氏がいなかったことを馬鹿にしていた。しかし根は善良で、特技の料理で彼女の特訓に付き合った。
- ミリー・マイヤーズ CV.石見舞菜香
- バーリント市役所女性職員。ショートの茶髪を持つヨルの後輩。普段はカミラ達と雑談に興じ、彼氏が喜ぶからスカートを短くするギャル気質の女性だが、戦争で父親を亡くした心の傷も抱えている。
- シャロン CV.熊谷海麗
- バーリント市役所女性職員。ストレートの黒髪を持つヨルの後輩。アーニャの同級生の子供を持つ母親でもある。ヨルをからかうカミラ達に同調する一方、ヨルの相談に真面目に乗ったりもしている。
- ドミニク CV.梶川翔平
- バーリント市役所男性職員。カミラの彼氏。ユーリの先輩でもあり同じマンションに住む。人当たりの良い性格で、カミラの暴言を窘めたり、何かと浮きがちなヨルをフォローしたりしている。
〈ガーデン〉構成員
- 〈店長〉 CV.諏訪部順一
- 〈ガーデン〉の管理者。面長で白い長髪と褐色の肌を持つ壮齢の男性で、物腰が柔らかい熟練の庭師にしか見えないがその目つきは鋭い。東国の裏社会とも国家保安局とも深い付き合いがありその依頼を受けることもあるが、独自の世界観を持っており彼らの考え方と完全に軌に一にするものではない。
- マシュー・マクマホン CV.堀内賢雄
- バーリント市役所第一局政策部部長。実は〈ガーデン〉所属の殺し屋で、組織内でも〈部長〉と呼ばれる。〈いばら姫〉にとって表裏両面で上司筋にあたる人物で、仕事のことだけではなく人生の先輩としても彼女に助言を与えたりしている。既婚者であり、結婚後に組織に加入した過去を持つ。
- 〈弟切〉
- 〈ガーデン〉所属の殺し屋の一人。細身長身の青年で、投げナイフと仕込み杖の使い手。孤独が己を強くすると信じ〈いばら姫〉への私刑に及ぶが咎められ、市役所新人事務員ジョーンズとして勤務中。
- 〈ギンピー〉
- 〈ガーデン〉所属の殺し屋の一人。ネギ坊主のような髪型をした小柄な少年に見えるボクっ娘で、特殊な体質も併せ持つ毒と薬の専門家。〈いばら姫〉のことを「いば姉」と呼んで慕っている。
国家保安局員
- ワイマン・ヴィルカー CV.斎藤次郎
- 国家保安局局長。サングラスと葉巻を愛用し部下相手にもフランクに話す63歳。しかしいざとなれば、秘密警察トップに相応しい凄みを見せる。ユーリのことを可愛い犬みたいだと気に入っている。
- チャドウィック・カーティス CV.加瀬康之
- 第2小局1課所属の国家保安局中尉。顔面に2本の長傷を持つ36歳男性でユーリの直属上司。普段は冷徹で感情も出さないが、ユーリに対しては自立を促しかつ過重労働を心配するなど面倒見が良い。
- 国家保安局大尉 CV.二又一成
- 面長で眼鏡の奥に大きく見開いた眼を持つ年配男性。国家を守るためには人質を犠牲にすることも躊躇わない思想の持ち主で、テロリストに対しては交渉の余地も与えず断固たる姿勢で対峙する。
- クロエ CV.鈴代紗弓
- ボブカットの女性局員。ユーリの部下だが、彼が大学に飛び級入学した際の同級生でもある。ユーリの姉想いであるように見えて単に偏狭で周囲が見えていないだけの態度を、年上の女性として窘める。
- ガスコイン CV.最上嗣生
- 顔面の頬骨から鼻まで長い傷をもつ、いかつい顔つきの中年男性局員で、西国に潜入していた仲間を迎える現場責任者。しかし密かに、これを利用し〈黄昏〉を捕らえる任務も言い渡されていた。
任務の標的となった人物
- ドノバン・デズモンド CV.土師孝也
- 国家統一党総裁。非常に慎重かつ掴みどころが無い性格の持ち主。オペレーション〈梟〉の目的はそんな彼に接触しその動向を探ること。彼も参加する〈皇帝の学徒〉懇親会出席資格を得るためアーニャも特待生にするのがプランA、ダミアンとアーニャが仲良くなり実家に呼ばれるのがプランBである。
- メリンダ・デズモンド CV.井上喜久子
- 愛国婦人会会長。ドノバンの妻でダミアンの母。階段で転びかけたところを偶然ヨルが助けお互いの知己を得る。普段は活動的かつ上品、明朗で、オカルト好きの意外な一面も持つ女性だが、排他的で夫を恐れ、父親を敬愛する息子を愛しつつも嫌悪する複雑な感情も抱く。
- エドガー CV.斧アツシ
- 東国の諜報機関のボス。融和派の外務大臣の弱みを握って失脚させようと画策する。命令に従わない部下を簡単に始末する冷酷非道な男だが、娘カレンのことは大切に思っている。
- キース・ケプラー CV.高橋広樹
- バーリントン大学学生。排外主義学生グループリーダー。東西の融和政策を破綻させるために西国外相暗殺を計画し、両国の諜報機関の目を掻い潜って実行に移そうとする。
- 〈東雲(しののめ)〉 CV.中村悠一
- さる大企業の息子にある目的で雇われたスパイ。コードネームは自称で、西の〈黄昏〉に憧れて対にしたもの。しかしその実力は遥かに及ばず、同時に忍び込んだ〈黄昏〉が尻拭いをする羽目になる。
- キャビー・キャンベル CV.上田燿司
- 東国の資産家で、地下テニス大会"キャンベルドン"主催者。彼が所有する絵画「日向の貴婦人」に機密文書「ザカリス文書」の在処が記されているとされ、その真偽を巡り東西の諜報機関が争う。
- キャロル・キャンベル CV.新祐樹
- キム・キャンベル CV.松田颯水
- キャビーの実子の兄妹。高校生でありながら"キャンベルドン"現在二連覇中の優勝候補。ギミック付きのラケットを使いこなし、更に数々の裏工作を指示して勝利を確実なものにしようと画策する。
- ジェラルド・ゴーリー CV.子安武人
- バーリント総合病院診療部部長。人脈だけで現在の地位を手に入れた男で、当病院のVIP診療の采配も行っている。最近同僚となったロイドの人気をやっかみ、彼を引きずり降ろそうと画策する。
- ウィンストン・ウィーラー CV.小野大輔
- 西国情報局連絡課員。実は、東国保安局4課所属のスパイ。過去に組んで仕事をした〈黄昏〉もその能力を認める優秀な諜報員で、西国から東国に脱出して当局にWISE機密文書を渡そうとする。
その他の関係者
- 仕立屋店主 CV.竹内恵美子
- 三番街にブティックを構える女主人。独身で過去に政治運動による逮捕歴がある。店員達の腕は確かでヨルは以前から贔屓にしていた。イーデン校制服指定販売店でもあり、校内の事情にも詳しい。
- ジーブス CV.岡井カツノリ
- デズモンド家に仕える、細身で黒髪の青年執事。まだ幼年期であるダミアンではあるが、その彼の使用人として誠心誠意尽くしている。ダミアンの方も、そんな彼を信頼している様子がうかがえる。
- マーサ・マリオット CV.津田匠子
- ブラックベル家の元軍人の老女執事。高慢な一面もあったベッキーに親友ができたことを、心から喜んでいる。彼女自身もイーデン校〈皇帝の学徒〉のOGであり、卒業するまでは、バレエで身を立てようと考えていた。ヘンリーは3学年上の先輩に当たり、お互いを名前で呼び合う間柄。
- 〈赤いサーカス〉残党 CV.岸尾だいすけ
- 極左テロ組織の一員。〈いばら姫〉による殲滅現場から運よく逃れ、同棲している彼女のため堅気の仕事に就いたが、その数日後に偶然〈いばら姫〉に再会したため、死んだ仲間の敵討ちを謀る。
- フランクリン・パーキン CV.田所陽向
- 東国のゴシップを流し保安局にマークされる男。前政権時代は新聞記者だったが、国を良くしようと反体制過激派を煽っために逮捕、解雇された。父親を養う金が必要だったため裏稼業に手を染めた。
- オルカ・グレッチャー CV.遠藤綾
- 裏社会をまとめていたグレッチャー家子息の夫人。夫を部下のハプーンに殺され自らも命を狙われたため、シャティ・グレイと名を改め顔も整形し、生まれたばかりの息子グラムと共に亡命を図る。
- ゼブ CV.寺島惇太
- グレッチャー家先代ボスの舎弟。先代に受けた恩義を忘れずオルカを護衛するため、彼女の夫でファーシル・グレイという名のアルファウス百貨店店舗開発部所属社員に身分を偽り同行する。
- 情報屋 CV.興津和幸
- オルカを襲撃する殺し屋一味の一人。無数の盗聴器の音声を同時に聞き分けることができる異能者で、オルカ達の会話から彼女の偽名を知り部屋も特定する。また、爆弾の使い手でもある。
- 殺し屋のリーダー格 CV.鳥海浩輔
- ハプーンが雇った一味のリーダー格で、情報屋に動向を探らせていた。本人も微かな香水の香りから標的を特定した異能者。〈ガーデン〉の護衛の存在を知り、対抗するために一味に共同作戦を提案する。
- 刀使い CV.小松史法
- 金髪長髪のスーツ姿だが、雪駄を履き侍魂も感じさせる殺し屋。〈部長〉曰くそれなりの名のある襲撃者達の中でも群を抜く強さで、ヨルとも一対一で互角以上に渡り合えるほどの実力者。
- 〈万年筆〉 CV.岡井カツノリ
- 印章偽造のプロでフランキーの仕事仲間。新規の客相手が忙しく彼ともしばらく接触していなかったが、フィオナからの強引なイチゴ輸出許可証偽造依頼に呼び出され、身を危険に晒すことになる。
- ジョナス・ウェルマン CV.三瓶雄樹
- 東国で絶大な人気を誇る男性オペラ歌手。西国でも有名であり、東西融和活動の一環で訪問しようした矢先に、恐らくは融和反対派が仕掛けた、虚実入り混じる醜聞騒動に巻き込まれることになる。
- パンス・カーマー CV.佐々健太
- 元陸軍所属軍人。先の東西戦争の復員後職を転々としたが馴染めず、暴行事件も複数回起こしたことがある。強硬な反融和思想を持ち、訪西しようとしているジョナスを暗殺しようと画策する。
- ノーラ CV.大南友希
- メリンダ専属の中年女中。彼女の外出時には常に傍に控えており、彼女の診察時にも同行した。夫に怯えるメリンダを過度に心配しており、対応したフィオナからの助言も受ける。
- ビリー・スクワイア CV.星野貴紀
- 〈赤いサーカス〉幹部。旧政権時に組織を壊滅させられ国外逃亡していたが、帰国しスクールバスをジャックするテロを引き起こす。従軍経験ある人物だが、一人娘の死を機に組織に加入した過去を持つ。
- バジム CV.こばたけまさふみ
- 〈赤いサーカス〉に所属する、ビリーのチームの一員。ビリーよりも過激な社会平等主義者であり、目的のためならば人質もろとも自爆し東国政府に仇なすことも辞さない強気な態度でテロに臨む。
- 警察官 CV.相馬康一
- テロ対策の陣頭指揮を執った、バーリント警察所属の、少し小柄だが体格の良い口ひげを蓄えた警察官。人質安全を最優先にせざるをえないため、犯人と保安局との間の板挟みで大変に苦労する。
- ビディ・スクワイア CV.山本悠有希
- ビリーの一人娘。父娘の仲はとても良かったが、父親の薫陶受けたが故に、父親の反対を押し切って学生運動に身を投じ、国家保安局のデモ鎮圧に巻き込まれて死亡してしまう。
- ジークムント・オーセン
- 退職を機に息子夫婦が住む首都に戻りフォージャー一家の隣人となった、普段は物静かな老人。現在はかなり衰えているがかつては高名な学者であり、専門は医学だがその見識は経済や古語など多岐に渡っていた。ドノバンとは彼が首相だった時に面識があり、あるプロジェクトにも関わっていた模様。
- バーバラ・オーセン
- ジークムントの妻。お菓子作りが得意。長年連れ添っているジークムントとの仲は今も睦まじく[2]、アーニャはそんな二人を「ジじじ」「バばば」と祖父母のように慕っている。
- アナベル
- 40年以上前に西国辺境に暮らしていた老婦人。娘を東国との戦争で失ったにもかかわらず、ぶっきらぼうな態度ではあるが東国敗残兵のマーサを介護し母国に生きて戻るよう諭す。
- ポール
- 40年以上前の紛争終結後に救出され、母国帰還のトラックでマーサと乗り合わせたバーリント出身の兵士。特別防衛婦人隊所属兵士として有名だったマーサに好意を抱いていた。
- ルシア・ヘンダーソン
- ヘンリーの妻。叔父が戦災復興支援団体重鎮で、彼女自身もマーサの社会復帰の手助けに尽力した。夫ヘンリーとの仲も睦まじかったようだが、15年ほど前に他界している。
- 〈馬券屋〉
- 普段は馬券売場に勤務する白髪ちょび髭の中年男性で、フランキーの仕事仲間。無料で映画チケットを譲ったり、逆に捕らわれた際に救われるなど、フランキーとは仕事以外の友諠も結んでいる。
- モーリーン・マクマホン
- マシューの妻。長年連れ添った夫婦らしく夫を尻に敷きつつ、ごく普通で慎ましい日々を過ごしているが、夫の裏の仕事のことは何も知らないでいる。夫の愛鳥キッキの食事の世話は少し苦手。
- 〈アンD〉
- バーリントテレビ塔(通称・テレ塔)を急襲したテロリストチームのリーダー。その目的はテレビドラマ『恋の五か年計画』に関し自己の理想を実現させるため。チーム以外の協力者も多かった模様。
作中劇人物やぬいぐるみ達
- ボンドマン CV.中野泰佑
- 東国で放映中の冒険アニメ「SPY WARS」主人公。王国一のスパイで、覆面と音の出ないピストルがトレードマーク。ハニー姫という恋人がいる。現実世界でも沢山のポスターが売られている人気者で、アーニャも彼の大ファン。
- きめら
- 桃色の体に、獅子の頭と緑色の鬣、山羊の角と爪、蝙蝠の羽、蛇の尻尾を持つ、小さなぬいぐるみ。アーニャにとって、孤児院にいたころから一緒にいる大切な存在。ひみつそしき〈ぴーつー〉の〈ちょうかん〉でもある。
- ぺんぎん
- アーニャよりも大きなペンギンのぬいぐるみ。水族館のペンギン名前当てクイズの景品で、アーニャのお気に入り。ひみつそしき〈ぴーつー〉の新人エージェント〈ぺんぎんマン〉でもあり、名誉の勲章を貰うことになる。
- ひつじ
- 首元にリボンをあしらった羊のキーホルダー。ベッキー馴染みの高級百貨店マスコットがモチーフで、当店の始まりが羊毛売買業だったことに因む。ベッキーとアーニャの友情の証だが、一個300ダルクと非常に高価。
- らいおん
- 小さな雄ライオンのぬいぐるみ。動物園で初めてライオンを見たアーニャが”ひゃくずーのおう”という響きに惹かれ”かくほ”した。きめらさんと並べて置くことを聞いたボンドは彼にも嫉妬することになる。
劇場版 SPY×FAMILY CODE: White登場人物
- スナイデル CV.銀河万丈
- 東国軍情報部大佐。西国の極秘情報が記されたマイクロフィルムを独断で第三国に横流しして、東西戦争を引き起こそうと画策する。美食家でもあり菓子中の糖分量を正確に特定する恐るべき舌も持つ。
- タイプF CV.武内駿輔
- 東国軍情報部秘密兵器。外見はマスクを被った長髪長身筋肉質の美男子だが、左手にガトリング砲を仕込み体内が弾倉となっているサイボーグ。肌も鋼鉄で、ヨルの刃も容易に跳ね返す強度を持つ。
- ドミトリ CV.中村倫也
- 東国軍情報部特別偵察連隊所属。丸眼鏡を掛けた長髪の細身長身猫背姿。常にルカと一緒に行動している。占いやオカルトを盲信しているが、何だかんだで意外に当たっていることが多い。
- ルカ CV.賀来賢人
- 東国軍情報部特別偵察連隊所属。角眼鏡を掛けた短髪でがっちりとした体形。常に占いに頼るドミトリに呆れているが、当人も機密情報を保管するトランクの鍵を紛失する失態を犯してしまう。
- うんこの神 CV.千葉繁
- 胸に「ENGACHO」と書かれた白衣を身に纏い、長い杖を持つ長髭の老仙人の風体をした神?。生理現象を猛烈に我慢しているアーニャの妄想の中に現れ、その苦しみから彼女を解放しようと誘う。
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マンガ
イラスト
テレビアニメ
2022年4月よりテレビ東京他にて分割2クールで放送開始。アニメーション制作は『王様ランキング』『進撃の巨人 Season2』を手掛けたWIT STUDIOと『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』のCloverWorksの共同体制。監督には『機動戦士ガンダムUC RE:0096』で同職を担当した古橋一浩が関わる。
2023年10月からSeason2が放送開始。監督には新たに原田孝宏が加わり、シリーズ構成を大河内一楼が担当するなど、一部スタッフの追加・入れ替えが行われている。
2025年10月からSeason3が放送開始。
スタッフ
- 原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載)
- 監督:古橋一浩(Season1,2)、原田孝宏(Season2)、今井友紀子(Season3)
- シリーズ構成:古橋一浩(Season1)、大河内一楼(Season2)、山崎莉乃(Season3)
- 副シリーズ構成:谷村大四郎(Season2)、久尾歩(Season2)
- キャラクターデザイン:嶋田和晃(Season1,2,3)
- 総作画監督:嶋田和晃(Season1,2,3)、浅野恭司(Season1)、髙田晃(Season1)
- 助監督:片桐崇(Season1)、高橋謙仁(Season1)、原田孝宏(Season1)
- 色彩設計:橋本賢(Season1)、田中花奈実(Season1第2クール)、原恭子(Season2)
- 美術設定:谷内優穂(Season1)、杉本智美(Season1)、金平和茂(Season1)、塩澤良憲(Season2)、スタジオイースター(Season2)、竹内柚紀(Season3)、杉本智美(Season3)
- 美術監督:永井一男(Season1)、薄井久代(Season1)、臼井みなみ(Season2,3)
- 3DCG監督:今垣佳奈(Season1)、宮地克明(Season2)、渡邉啓太(Season3)
- 撮影監督:伏原あかね(Season1)、佐久間悠也(Season2,3)
- 副撮影監督:佐久間悠也(Season1)、伊藤幸子(Season3)
- 編集:齋藤朱里(Season1,2)、小口理菜(Season3)
- 音響監督:はたしょう二(Season1,2,3)
- 音響効果:出雲範子(Season1,2,3)
- 音楽プロデュース:(K)NoW_NAME
- 制作:WIT STUDIO×CloverWorks
各話リスト
主題歌
関連チャンネル
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関連リンク
関連項目
脚注
- *厳密には、もう”一匹”いる(ボンド)。
- *フォージャーは「forger(偽造者)」に、オーセンは「authentic(本物)」に因むと考えられ、彼らの関係性を示唆しているのかもしれない。