street fighter: the later yearsとは (ストリートファイターザレイターイヤーズとは) [単語記事]

STREET FIGHTER: THE LATER YEARS （ストリートファイター: ザ・レイター・イヤーズ）とは、動画共有サイト collegehumorに投稿された、ストリートファイターを題材としたコメディビデオのシリーズ名である。ニコニコ動画には「10年後のストリートファイター」というタイトルで転載された。

概要

collegehumor.comのスタッフが制作しており、「CH STA FF」のアカウントで投稿されている。CH STA FFはストリートファイター以外にも、ピーチ姫とゼルダ姫の愚痴を描いた「Peach and Zelda Catch Up」といったゲームを題材としたコメディビデオや、それ以外の面白い動画を数多く投稿している。

ストーリー

ストリートファイターのトーナメントが開催されてから10年が経ち、かつてのロシア（ソ連）の英雄ザンギエフは、ゲームセンターの店員にまで落ちぶれていた。ある日、自分を笑いものにする客に我慢が出来なくなったザンギエフは、床の掃除をするように命令した店長に逆らい、クビにされてしまう。

店を出たザンギエフは、乗り込んだタクシーで運転手をしているダルシムと再会する。力を失ったダルシムもまた一般人として生きていたのだった。しかし、ダルシムが完全には力を失っていないことに気付いたザンギエフは、ダルシムを連れてべガに会いに行くを決める。それは、10年前と同じようにストリートファイターのトーナメントを開催してもらうためだった。

もう一度、トーナメントで闘ってかつての栄光を取り戻すために二人はべガの住む家に向かうのだったが…

キャラクター

ザンギエフ: 元ロシア（ソ連）の英雄のレスラー。今はゲームセンターの店員。でもクビになった。かつての鋼の肉体は今や見るかげなく衰えている。
ダルシム: 元ヨガの達人。今はタクシーの運転手。ヨガのパワーを失いただのインド人と化している。
バイソン将軍（べガ）: 元シャドルーの総帥、今はただのジジイ。車椅子は手放せない。
サガット: 元ムエタイの帝王。かつての虎（タイガー）も今は猫に現をぬかすほど丸くなった。重度の障害があるようだがパンチドランカーか老化によるボケなのかは不明。
リュウ: 元さすらいの格闘家。波動拳の奥義をレクチャーするビデオを通販で販売しており一財産築いている。社会の仕組みに目覚めた模様。因みに、公園で戯れる幼児すら使いこなし、流れ波動拳が乱れ飛ぶほど世間一般に波動拳が普及している。
チュンリー: 元警察官。今はクリーニング屋の店員。アメリカには中国系のクリーニング経営者が多いらしく、フツーの中国系のねーちゃんになっていた、という記号らしい。
ベガ（バルログ）：　元シャドルー四天王の1人。俳優を目指しているが仮面へのこだわりが強すぎて上手く行ってないらしい。仮面＝自分の顔って認識。妻子を持っているが妻の理解が乏しく、例のクローは魚を焼くのに使われている始末である。
バルログ（バイソン）：　元シャドルー四天王のボクサー。キックの出来ない人。警備会社勤務。体つき見る限り、登場人物では唯一現役っぽい。
ケン：　カプコンで働いていたが、勤務態度が悪くクビに。やや肥満気味になり波動拳も使えなくなっている。一方的にチュンリーに思いを寄せているらしい。ある意味最も劣化してる人。
ブランカ：　元アマゾンの野生児。緑。以前稼いだファイトマネーで投資をして一発当てた模様。羽振りがよく、再び格闘大会を企画しているザンギ・ダルシム・バイソンらを軽蔑している。以前の大会でダルシムのヘッドバッドでボコボコにされたらしく、その恨みを忘れていないらしい。
ガイル：　元軍人。現在はホットドッグ屋台経営。大ヒットしたスト2のロイヤリティが少ないことに不満があるらしく、カプコンに乗り込んで抗議している。チビで小太り。ハイテンションで汚くかつ低レベルな罵倒を繰り返す困ったオッサンである。
E・ホンダ：　ベガと共にドブロク飲み比べ大会に出場し死亡している。