The Grimoire of Marisaとは、一迅社から出版された東方Projectの公式書籍のひとつである。
タイトルのカタカナでの表記は「グリモワールオブマリサ」。
著者:ZUN
イラスト:唖采弦二(表紙、付録の壁紙)、守姫武士(本文挿絵)
協力:TOKIAME(掲載されているスペルカードのスクリーンショット)
「霧雨魔理沙が今までに見てきたスペルカードを書き留めた幻想郷で唯一の“人間が書いた魔法弾幕書”」という設定で魔理沙の主観で記されたスペルカードの解説書という形を取った書籍である。過去に同じく一迅社から出版された「稗田阿求の記した幻想郷縁起」という設定の東方求聞史紀に続く東方Projectの公式設定資料集の第2弾となる。
東方文花帖エクストラストーリーで読んだ天狗の手帳に触発され、魔理沙自身の研究のために作成したということらしい。
「決してアリスの書き留めている魔法の本を真似した訳ではないぜ」とのこと。そして、ゆくゆくは大魔法使いと呼ばれるようにまでなる予定とのことだが、その糧にならなかった場合は「幻想弾幕博物図画集」と名前を変えて図書館に高く売りつけるつもりらしい。
同書には、東方紅魔郷~東方地霊殿(東方萃夢想、東方緋想天を含む)に登場したスペルカードが一部を除いて収録されている。東方文花帖にのみ登場したものも収録されているが、いつ魔理沙は体験したのだろうか。
「お化けキューカンバー」の項に“後で河童が美味しく頂きました”と記されていたり、「夢想封印 瞬」の説明がポルナレフであったりとネタが多い一方で「夢想天生」を名付けたのは魔理沙であるとか、「ゾンビフェアリー」の妖精はそれらしく振舞っている普通の妖精であるといった意外な事実がしれっと書かれていたりする。
また、キャラクター毎に、象徴するような図案が記載されている。多くはいかにも魔術書に記載されていそうな西洋風の図で、これは魔理沙が西洋魔術師であるためだと思われる。「霊夢:太極図」「神奈子:蛇」「諏訪子:蛙」「橙:猫」「咲夜:懐中時計」「てゐ:四葉のクローバー」のように属性や能力に直接関連させたシンプルでわかりやすいものもあれば、「妹紅:羽のついた燃える心臓」「さとり:鍵穴」といったやや暗示的なものもある。更には、非常に抽象的な模様・文様・図形であるために容易には関連付けがたいキャラも居る。
※各曲のアレンジ曲や関連動画については、それぞれの曲の記事を参照。
掲示板
216 ななしのよっしん
2016/08/16(火) 04:12:20 ID: KSslMvXMOy
最近取り込んだら全く違うアーティスト情報出てきて草生えた
嵐なんて買ってねえンゴwwwwww
217 お
2017/06/01(木) 00:15:35 ID: Gkfb6AtMtL
嵐って出た人も聞けるからいいよ、、、
俺のは新品で買ったのに壁紙データしか入ってなかったんだぜ
ファイルごと消えてた(泣)
218 ななしのよっしん
2018/05/18(金) 17:38:55 ID: XcmJpcfzTd
序文の自信過剰気味だけど大魔法使いになることへの強い意気込みとか、スペルカードの解説から見える弾幕ごっこに対する信念とかから「霧雨魔理沙」っていうキャラクターが伝わってくる
そして付録CDの魔法使いの憂鬱からは本文には現れない魔理沙の内面が伝わってきて、どこをとっても魔理沙好きなら買って損はないって言えるすごいいい本
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最終更新:2025/03/26(水) 12:00
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