THE KING OF FIGHTERS 2002とは、SNKプレイモアから発売された格闘ゲームである。
KOFシリーズの第9作目である。2002年10月にアーケードで稼働を開始した。
『'98』に続いてストーリーが無く、ネスツ編3部作(『'99』『2000』『2001』)のキャラクターが集合したドリームマッチ。ネスツ編のみならずシリーズの総決算とされており、一部のチーム名は登場したタイトルの略称が当てられている。
BGMや背景などの演出面は往来のクオリティを取り戻せていないものの、新要素を追加しつつもシンプルさを取り戻したゲームシステムは整っておりバランスも良好とあって対戦人気は高く、また次回作『2003』が、再び複雑化した新システムや対戦バランスの不安定さ、新規SEの不評等で人気が伸び悩んだ他、次々作『Ⅺ』はリリースに1年間のブランクが開いたこともあって、本作は相対的に息の長い作品になったと言えるだろう。
なお、『2003』と『Ⅺ』の間には、2004年7月27日に番外編『THE KING OF FIGHTERS NEOWAVE』がリリースされているが、こちらも実質的に『2002』のリメイク作品となっている。
無論『Ⅺ』稼働以降も『98』と共にKOFシリーズの定番として人気を維持し続け、2009年2月26日には新たなリメイク版『THE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCH』(KOF2002UM)がPlayStation2向けに発売され、7月9日からは調整を加えたアーケード版も稼働を開始した。
ただリメイク版は本作と比較して異なる仕様も多く、その後も本作『無印2002』の大会をあえて行うゲームセンターもあり、更に近年は家庭用ハード向けのDL配信の活発化もあり、依然としてKOFの定番としての一定の人気を維持している作品である。というか近年はMVSの作品がアケアカNEOGEOやネオジオミニ等で相次いで配信され過ぎ、UMシリーズやⅪ(やサムライスピリッツ天下一剣客伝)がやや影に隠れてる感もあるが…
なお本作のOPは、なぜか旧SNK時代に発売されたネオジオポケット用ソフト『頂上決戦最強ファイターズSNKvs.CAPCOM』のOPを踏襲している。よくよく比較するとかなりまんまだったりする。
'99~2001のストライカーシステムが無くなっており、従来の3on3のチーム戦に戻った。
その為、パワーゲージを消費して発動する「MAX発動」のコマンドが、BC同時押しと、簡単になっている。
従来はMAX発動すると攻撃力が上がるが、本作では逆に下がる。その代わりに以下のクイックMAXとどこでもキャンセルが可能になり連続技の幅が広がったが、これといった連続技が無いキャラはMAX発動の恩恵が少ないためキャラ格差が生まれ、ゲーム自体が『'98』よりもコンボ寄りの調整になったことは好みが分かれる。
地上通常技、または特殊技をキャンセルしてMAX発動する。これにより通常技のヒット確認からMAX発動を絡めた連続技が可能になった。
MAX発動〜発動終了までの一定時間に行うことが出来る。
非発動時ではキャンセルのかからない通常技、特殊技、必殺技をキャンセルして特定の必殺技を出すことができる。
これによって本作では、システム面で類似している『'98』よりもコンボの幅がさらに広がった。
コンボの幅が広がりすぎた一部のキャラでは対戦中に即死コンボを決める事が可能(ヴァネッサのマシンガンループなどが代表的)。
*このコマンドは、アーケード及び家庭用ネオジオのコマンドとなっています。
ドリームキャスト版・プレイステーション2版・KOF2002UMネオジオ版ではコマンドが異なります。
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最終更新:2023/03/23(木) 23:00
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