THE YELLOW MONKEY 単語

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ザイエローモンキー

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THE YELLOW MONKEYとは、日本セクシーロックバンドである。

メンバー

概要

1988年結成。1992年シングルRomantist Taste』でメジャーデビュー
初期はグラムロック色が強かったが、中期はUKロックに歌謡テイストを織り交ぜたような、独自のロックに変移していった。
2001年に活動休止、活動再開がいまま2004年に解散していた。
称・略称は「イエモン」 代表曲は『JAM』や『LOVE LOVE SHOW』など。
その後も「再結成してほしいバンド」といったアンケートでは常に上位をキープしていた。

解散後はそれぞれがソロ活動をしていたが、2016年、申年の1月8日午前0時に再集結と全ツアーを発表し、12年ぶりに活動を再開することが伝えられた。さらに新しくファンクラブも発足している。(会費は額400円と較的リーズブル)
この少し前に公式ページには「repusmyt」「dlkldeekodpdpd@35.6573055,139.6977181」と記した暗号文が記されており、当日までのカウントダウンが行われていた。

再集結が発表された後、Youtubeではツアープロモーションビデオ開され、新曲とみられる未発表曲のイントロ部分のみを聴くことができた。
後に2月12日にこの楽曲は『ALRIGHT』と名付けられた正式なTHE YELLOW MONKEYの最新作であることが明らかとなり、同日中ファンクラブ会員向けにスマートフォンサイト無料ストリーミング配信されている(PCでの試聴は不可)。
THE YELLOW MONKEYが純に書き下ろしの新曲を発表したのは2001年の『プライマル。』以来実に15年ぶりのことであった。

5月からは全10か所を巡るアリーナツアー、さらに11月からはアリーナツアーでの巡回先から漏れた地方を中心とした16か所をホールツアーを開催。
5月11日の代々木国立競技場での模様は1曲のみがニコニコ生放送含む多くの局で生中継され、その楽曲はTHE YELLOW MONKEY最終楽曲にしてライブ演奏が一度も行われなかった『プライマル。』であった。
このライブにおいて「ただいま」と帰還報告をしたほか、2日にして「多分・・・いや多分じゃない、絶対、もうイエローモンキーは解散しない!」とバンド活動永続を宣言した。
アリーナツアーでは、新曲「ALRIGHT」を筆頭にファンハウス時代のヒット作を中心としたセットリストだったのに対して、ホールツアーツアータイトルファーストアルバムリードトラックSubjective Late Show』と同じ名前として、過去演奏機会にあまり恵まれなかった「なるサンシャイン」や「審美眼ブギ」「SLEEPLESS IMAGINATION」といったトライアド時代の楽曲を多めにセレクトした対照的なセットリストファンを大いに沸かせた。千秋楽となる岡山演では、本来特別なイベントであるメカラ・ウロコのみで演奏される「おそそブギウギ」がこの年のメカラに先駆けて披露されるサプライズもあった。
さらに、12月28日には、日本武道館開催としては1999年以来17年ぶりとなる「メカラ・ウロコ 27」が開催。
この模様は全映画館ライブビューイングとしても配信され、日本中のファンを歓喜させた。

「ALRIGHT」は単独でシングル化されるかに思われたが、さらに10月にもう一つの新曲『砂の塔』と共に12曲ものライブテイクを入れてシングル化された。
THE YELLOW MONKEYがシングルを発売するのは実に15年9ヶぶりのことで、大きなニュースになった。

2016年大晦日には自身初となるNHK紅白歌合戦にも出場。順番は全46組中の42番
対戦相手は高橋梨子の「ごめんね・・・」であり、対する楽曲は自身の代表作であるJAMだった。
再集結後に「JAM」がテレビ演奏されたのはこの時が最初であった。
この日の朝日新聞刊には、全面広告扱いで「JAM」の歌詞が全文掲載され、紅白においても、アウトロを若干短縮した形でフルコーラス歌唱となった。
(この年は、視聴者投票、会場票では圧倒的にが有利であったにも関わらず組が勝利したため、一票の格差問題として話題になっている。一部ではX Japanが「」、THE YELLOW MONKEYが「JAM」と歌詞中にいモノが出てくる歌だったことから、組が勝ったのでは?と冗談交じりで揶揄された。)

2017年は新録ベストアルバムの発売と、配信シングルを中心に活動し、デヴィッド・ボウイカバーZIGGY STARDUST」を皮切りに、新曲「ロザーナ」「Stars」「Horizon」が発表された。中でも「Horizon」は、菊地英昭の作詞作曲であることも話題になった。

2018年アルバム録音のために最小限のスタッフと機材で渡バンド史上初となるロサンゼルスでのレコーディングが実現した。この年はアルバム制作のため、ライブ活動は年末恒例のメカラウロコのみで、そのメカラウロコも、この年の29を以て、一旦の完結宣言が成された。
このため、非常にコアセットリストとなり、再結成後としては初めてインディーズ時代の「毛皮のコートブルース」が演奏されたり、新曲の「I don't know」が披露されたりした。(新曲でEMMAイントロギターが鳴らなかったからやり直したのは内緒)

そして、来る2019年4月17日には、19年ぶり9枚オリジナルアルバムとなる『9999』が発売。
発売日にはオリコンデイリーランキング乃木坂46アルバムに次ぐ2位に付け、変わらない人気の健在を示した。
また、ミュージックステーションMUSIC FAIRLove musicSONGS等多くの音楽番組に出演し、収録曲を披露している。

さらにアルバム発売から間を置かず、10月30日には結成30周年記念シングルDAN DAN」を配信し、翌2020年3月13日にはファンクラブ向けに発表していた「未来はみないで」も発売。
しかし、この年に襲った新型コロナウイルス感染症によるパンデミックにより、大半のライブ活動は中止を余儀なくされた。
そのような状況下でも、11月3日にはキャパシティを1万9000人に抑えて「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL-」と題した東京ドーム演も実現させ、この模様は配信もされたが、オンライン配信の告知があまりなされなかったことや、コロナ禍ファン財布の紐が固くグッズが全く売れなかったこと、ファンが期待していたのが結成日の12月28日日本武道館演のほうであり、最終的に配信の視聴者数が2000人ほどと壊滅的な失敗に終わったことなどから、このドーム演は億単位の赤字を出したことが報じられている。
このことは同年に横浜アリーナ無観客ライブを開催し、総視聴者数50万人を達成したサザンオールスターズ較されていた。

2021年2月3日には自身2枚となるライブアルバムLive Loud』が発売。「追憶のマーメイド」「プライマル。」といったこれまでライブアルバム化されていない多くの楽曲がCD化された。2023年現在、リイシューを除く純アルバムはこれが最新作となっている。

2022年4月14日にはデビューアルバム「THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE (夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー)」のデラックス版が発売。「嘆くなりFantasy」のデモテープも初開となった。
この年にボーカル吉井和哉が喉を壊し、実質的に活動休止状態となっている。

2023年6月現在、3年間新曲は発表されていない。

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最終更新:2024/04/18(木) 23:00

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